古墳ってなに?
古墳は古代(日本では3世紀の終わりから7世紀ごろまで)に土を高く盛り上げてつくられた有力者のお墓です。
大きさはいろいろありますが、中には石室(せきしつ)と呼ばれる石のお部屋があり、ひつぎの周囲にたくさんの副葬品(亡くなった人が生前使っていたり、大切にしていた品物や、着物、アクセサリー、武器など)が納められているような立派なものもあります。
また形も前方後円墳・円墳・方墳・上円下方墳・前方後方墳・双方中円墳とあります。 日本で一番大きい古墳は、仁徳天皇(にんとくてんのう)のお墓で全長が486メートルもあります。ちなみにこの長さはエジプトのピラミッドや中国の始皇帝(しこうていのお墓より長いのです。
この3つのお墓をくらべてみましょう。
仁徳天皇 |
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全長 | 486m |
高さ | 35m |
広さ | 140万m2 |
ピラミッド |
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全長 | 350m |
高さ | 146.6m |
広さ | 260万m2 |
始皇帝 |
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全長 | 230.4m |
高さ | 76m |
広さ | 300万m2 |