メールマガジン・バックナンバー

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第95号  新しい年に元気と幸せを呼び込む お正月のしきたり(2011/12/25発行)

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  メモリアルアートの大野屋
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       冠婚葬祭ナビ 『折々しきたり想いやり』2011/12/25

                         http://www.ohnoya.co.jp
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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集
┃      「 新しい年に元気と幸せを呼び込む お正月のしきたり 」

┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ!
┃               「 私流お正月準備 」

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こんにちは。大野屋の川瀬です。


2011年最後のメールマガジンとなりました。
1年間のお付き合いありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたしま
す!

さて、2011年を振り返ると、悲しいことやつらいことが本当に多い1年でした。
これまでの生き方、考え方が変わったという人も多かったのではないでしょうか?

来年はぜひ今年の分もしっかり取り返して、2倍元気で幸せな年を迎えましょう!

そこで今回は、新しい年を迎えるお正月のしきたりをチェックします。
お正月は、もともと「年神(としがみ)」という神様を家に迎えるお祭りです。
この年神様に新しい年の家内安全と繁栄を願いましょう!


また、このメルマガでおなじみの大野屋の安井が、雑誌「ゆうゆう」に登場しま
す!

テーマは「立ち直りの早い人vs.いつまでも引きずる人」

大野屋については全く関係がないテーマですが(笑)、お葬式やお墓のご相談に毎
日お答えしている安井が日々感じていることをお話しています。


12月28日発売です。こちらもぜひチェックよろしくお願いします!


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◆ 特集  「 新しい年に元気と幸せを呼び込む お正月のしきたり  」
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お正月は、もともと「年神(としがみ)」という神様を家に迎えるお祭りです。
年神様は、先祖の神様とも、田の神様とも言われ、さまざまなお供え物を用意し
て、新しい年の家内安全と繁栄を願います。

お正月の伝統行事の多くはこの年神様に関わるものなのです。

◆門松 しめ縄・しめ飾り

玄関に立てる門松は神様がやってくるときの目印となり、依り代となるものです。
年神様は1月7日(地域によっては15日)まで家にいると言われています。


また、神棚や商店街の軒先に白い紙(『紙垂(しで)』と呼ばれています)を付
けたしめ縄が張られます。

しめ縄は神様がいる神聖な場所に外から汚いものや悪いものが入り込まないよう
にするための境界線・区切り(結界)の意味があります。

玄関に飾るしめ飾りもしめ縄の一種です。最近ではマンションなどの玄関にも
飾りやすい、小さめの輪飾りも多く見られます。

◆初詣

もともとはその年の縁起の良い方角に詣でる「恵方参り」に由来し、元旦に限ら
れた風習でしたが、現在では7日の松の内までに行けばよいとされています。

地元の氏神さま以外にも、金運、厄除け、学業成就、縁結びなどのご利益のある
神社やお寺に参拝するのも初詣ならではの楽しみでもありますね。


また仕事始めには会社単位、部署単位で、安全や商売繁盛を祈願するためにお参
りをする慣習がある会社も多いのでは?

大野屋テレホンセンターには
「家族や親戚が亡くなったばかりなので、個人的には初詣は控えるが、会社行事
の参拝も欠席したほうがいいでしょうか?」
というご相談をよくいただきます。


確かに喪中期間中は神社への参拝や晴れがましい席への参加は控えるようにする
のが一般的です。

しかし神社によっては50日祭(仏教での49日忌)が過ぎていれば参拝してもよい
というところも多いですし、プライベートではなくむしろ公的な立場での参列で
すので問題はないでしょう。


◆おせち

おせちは、「節供(せちく)」といって、1年の中の季節が移り変わる節目の時
(節(せつ))の日に、豊作や家族の幸せを祈って、神様にお供えした料理が始
まりです。


「おせち」に入っている料理には、それぞれおめでたい意味がこめられています。

たとえば黒豆は「まめ(元気)に過ごせるように」。
数の子は「たまごの数にあやかり、子だくさん」、田作りは「豊作」、昆布巻
きは「『よろこぶ』という言葉に通じる」などです。


おせちを頂く際の「祝い箸(柳箸)」もいわれがあります。

祝い箸は両端が細くなっている白木の箸です。
これは両方が食べ口になっていて、おせちをいただくのと反対側では年神様にも
召し上がっていただくといういわれがあります。

◆お年賀

お年賀とは、お正月にお世話になっている人や目上の人、地位の高い人に贈り物
をすることです。

一般的には正月三が日の間に直接持参するのが礼儀ですが、都合が付かない場合
には、松の内に訪問するのが慣わしとなっています。

また当然、喪中の家にはお年賀もありませんが、喪中であっても親戚の中に集ま
って過ごすときに何か持参したいということもありますよね。
「普段は『お年賀』としてお持ちするけれど、今回はどうしよう?」
という場合には包装紙のままか、お供えとして『御仏前』としてお持ちします。

◆お年玉

目上の人に贈るお年賀に対して、年少者や自分より地位の低い人に贈る場合には
お年玉です。

子供達にとってお正月の一番のお楽しみですね。

もともとは、お正月にやってくる神様(年神様)からの贈り物として、年長者か
ら年下の者に、お米を白紙に包んでひねったものや、丸いおもちを贈りました。
その後、男の子には刀やたこやすずり・筆、女の子には羽子板や扇子やきれいな
小箱(紅箱)などが贈られるようになり、現在はお金に変わったといわれていま
す。

大野屋テレホンセンターにはこのお年玉についてのご相談も多いのです。
それは
「自分が喪中の場合、また相手が喪中の場合には、お年玉はあげてもいいのでし
ょうか?」
というもの。

お子さんにとってはお年玉は本当に楽しみなものなので、"無し"というのはか
わいそう...という気持ちはよく分かります。
しかしその一方で身近な人が亡くなったという事は家族にとってはとても大きな
悲しみです。
いつものお正月とは違うのだという事を子供なりに分かってもらう為にも、あえ
てお年玉ではなく『書籍代』『玩具代』等の名目にするという方法もあります。

◎孫と学ぶ生活のしきたり
http://www.ohnoya.co.jp/faq/kidsqa/?utm_source=mm201112&utm_medium=mail&utm_campaign=%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%82%8A

年賀状はいつ始まったの?「初夢」っていつ見る夢?...など学校や習い事ではな
かなか学べない古くからのしきたりや季節の慣わしが満載です。

孫と一緒に学びながら、暮らしの中にあるしきたりや伝統を体験してみませんか。


◎どうしよう...年末年始のお葬式・法事
http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/nenmatsunenshi/funeral.shtml?utm_source=mm201112&utm_medium=mail&utm_campaign=%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B

年末年始のお葬式はどうなるの?年末に準備しておくことは?...年末年始に心配
なことをまとめました。

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     しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
     もちろん匿名で質問できます。
     お気軽にお問いあわせください。
https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php

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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』
          「 私流お正月準備 」
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大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして16年!
シニアコンサルタント・安井 睦華(やすい のぶか)が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
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庶民の有職故実とも言うべき『サザエさん』でも。この時期には日頃偉そうにし
ているお父さんやマスオさんまでが手拭を頭に巻き、障子の張替えや松飾りなど
に狩り出されて、大いそがしの年末風景が描かれています。

昔は12月13日には『正月事始め』と言って、神棚や家の内外を清めるすす払いを
し、『お正月様』をお迎えするための松やらしめ縄等正月用品を売る市もあった
ようですが、昨今ではどこの家でも年末の『最終ゴミ収集日』に向けて大掃除が
行われているようです。

いつも元気だけが取り得で、趣味は掃除と片付け、モットーは『始末こそスター
ト』という私も、会社でも家でも更に一層heat upして『大掃除予定表』なるも
のを張り出し、一族郎党を叱咤激励しつつ押し入れも納戸も物置も隅からスミま
できっちりと片つけ、鍋や茶碗の尻もピッカピカに磨き上げます。そして見た目
(?)も心もすっきりとした状態でお正月を迎えるのが私流儀のお正月準備なの
です。

そしておせち料理を調えて31日の歳取りを迎え、風呂に入り真新しい下着に着替
えると、これでやっと昨日までの夜とは違う清々とした心持になれる訳です。

今年は特別辛いこと悲しい事が続いて、こうして家族が揃って元気に新しい年を
迎えることの出来たことの幸せを素直に感謝し、今生かされている事の深い意味
と責任の重大さを一層強く感じています。

我が家では昔から松や梅や南天ではなく、敢えて『竹』を中心に正月の花を活け
る事になっています。
真っ直ぐに伸びた青い竹は、しなやかで強くて飾り気もてらいも無く潔い美しさ
があり、人の一生も当にこの竹のようにあったらいいなという想いを込めて活け
ています。日々の生活は安穏で楽しい時もありますが、まるで竹の節目みたいに、
挫折と後悔で辛く苦しい時もあります。言い換えれば節目の数だけの転機がある
という事で、だからこそ節目の数だけ強く逞しくなれるのだと考えたら、挫折も
後悔も満更捨てたものじゃないではありませんか。
その意味ではお正月も人生の一つの節目と考えるのは飛躍でしょうか?

昨年までの、昨日までの自分から新しい自分に変身するチャンスだと信じて、ま
た来年はきっと良い事があるはずだと信じて、こびりついた心の垢を落とし、ピ
ッカピカの爽やかな心で新しい年を迎えましょう。

一年間、愚にもつかない年寄りの戯言にお付き合い頂き本当に有り難う御座いま
した。
心より御礼申し上げます。

悪い風邪が流行っているようですが、どうぞくれぐれもご自愛なさって良いお年
をお迎え下さいませ。

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[ぜひご覧ください]メディア掲載のおしらせ 

◎雑誌「ゆうゆう」 12/28
  大野屋の安井が「立ち直りの早い人vs.いつまでも引きずる人」というテーマ
  でお話しています。

 ※予定は変更になることもあります。


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◆年末年始の営業についてのお知らせ

http://www.ohnoya.co.jp/news/201112/007288.shtml?utm_source=mm201112&utm_medium=mail&utm_campaign=%E5%96%B6%E6%A5%AD%E4%BA%88%E5%AE%9A


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◆手元供養 ミニ骨壺「シンプルモダン純銀」 が新登場!

その美しさと清浄さから、最大純度の"純銀" をミニ骨壺の素材として選びました。
大切な人を納める"美しく清浄な場所"。それが「シンプルモダン純銀」です。

http://www.ohnoya.co.jp/news/201112/007285.shtml?utm_source=mm201112&utm_medium=mail&utm_campaign=%E7%B4%94%E9%8A%80


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◆「花で送る家族葬」 選べる3つのプラン 58万円~

ご自宅、お近くの斎場(東京・神奈川・埼玉・千葉 500ヶ所以上)でご利用いた
だけます。
「花で送る家族葬」資料は無料でお届けします。

http://www.ohnoya-funeral.com/?utm_source=mm201112&utm_medium=mail&utm_campaign=%E8%91%AC%E5%84%80

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

どうぞよいお年をお迎えください!


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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋   編集:川瀬 由紀
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