第103号 ものを大切に~人形供養 針供養(2012/08/25発行)
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メモリアルアートの大野屋
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冠婚葬祭ナビ 『折々しきたり想いやり』2012/08/25
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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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┃ 1◆ 特集
┃ 「 ものを大切に~人形供養 針供養 」
┃
┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ!
┃ 「 お盆の効用 」
┃
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こんにちは!大野屋の川瀬です。
突然ですがfacebookは使っていますか?
私はまだまだ使いこなせてはいないのですが、facebookを通じて10数年ぶりに高
校時代の同級生の消息が分かったり、誕生日のお祝いメッセージを意外な人から
いただいたり、不思議なつながりが面白いなぁと感じています。
ちなみに大野屋のfacebookページも出来ました。
知っているとちょっと役立つマナーやしきたりはもちろん、商品開発の舞台裏や、
大野屋テレホンセンターのウラ話など、ここでしか公開していない内容をたくさ
んお届けしています。
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◆ 特集 「 ものを大切に~人形供養 針供養 」
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大切に使ってきたもの、長く使ったもの・・・そろそろ処分をしたいけれど、な
んとなく捨てるのは申し訳なくて、そのまま置きっぱなしということはありませ
んか?
とくに悩む人が多いのが人形です。
人形には魂が宿るという話もあって、捨てるのは気が重いものです。
そのままゴミ袋に入れにくいときには、感謝の気持ちをこめて、紙などに包み他
のゴミとは分けて処分するのでも良いでしょう。
でもそれでも気持ちがおさまらないなら、『供養』をおすすめします。
人形だけでなく、折れたり曲がったりした裁縫針の「針供養」など、ものを処分
するときに感謝をこめて供養をすることは全国的に見られる行事です。
大野屋でも人形供養祭を各地で開催していますが、ひとつずつ丁寧に祭壇に並べ
られた人形を、「思い出に」と写真を撮っていく方が多く、人形に対する想いや
感謝の気持ちが伝わってきます。
今回は、人形供養、針供養についてお伝えしましょう。
<人形供養>
人形供養ではこれまでの感謝をこめて、人形をお寺や神社などに並べ供養をして
から、お焚き上げ(燃やす)する方法をとるところが多いようですが、内容はさ
まざまです。
お寺や神社を中心に各地で開催されていますので、お住まいの近くで探してみて
もよいでしょう。
時期は毎年10月~11月頃が比較的多いようですが、特に全国的に決まった日はあ
りません。
供養をお願いするには、ガラスケース等から出して、風呂敷・紙袋・ダンボール
等に入れてお持ちします。
また人形の材質によって、ガラスや陶磁器など、燃やすことができないものは受
け付けていないこともあります。
また郵送にて受け付け可能なところもあります。
お礼(供養料)は2~5千円くらい~をお気持ちでお渡しします。金額が決まって
いるところもありますので事前に確認しましょう。
表書きは特に必要ないところもありますが、お寺や神社が主催するなら
・お寺の場合は『お布施』、
・神社の場合は『御玉串料』『初穂料』
などが一般的です。
<針供養>
「針供養」とは、針仕事を休んで針を使うことをつつしみ、折れた針を供養し裁
縫の上達を願う古くからの年中行事です。
折れた針を豆腐やこんにゃくに刺して、神社や寺院にて供養してもらいます。
ふだん硬い布も縫い、折れたり曲がったりした針を、豆腐など柔らかいものに刺
すことで、針に楽をさせようという意味があるようです。
関西や九州地方では12月8日に行うのが一般的のようですが、関東では2月8日に
行うところと、2月と12月の2回行うところがあります。
この2月8日と12月8日は古くから「事始(ことはじめ)」「事納(ことおさめ)」
と呼ばれています。
どちらの日が「事始」「事納」なのかについては、地域によって異なります。農
作業の祭事の始まりと終わりとする地域では2月を「事始」12月を「事納」とし、
逆に年末年始の準備やお正月の祭事とする地域では12月を「事始」2月を「事納」
とします。
この「事始」「事納」の日と針供養がどのように結びついたのかははっきりして
いないようですが、いずれにしてもこの日は行いを慎む日とされ、針供養もその
ひとつであるといわれています。
針供養の行事は、明治時代の中頃までは全国的に行われていたようですが、現在
は被服関係の学校などで行われることが多いようです。
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<締め切り間近! 大野屋の「人形供養祭」>
「奈良薬師寺 東関東別院潮音寺」の僧侶をお招きして人形供養祭
を開催いたします。
□ 8月31日 メモリアル相談センターさいたま(さいたま市桜区)
ご予約制となっております。
ご予約・詳細は、大野屋テレホンセンター(0120-02-8888)までお問合せく
ださい。
http://www.ohnoya-funeral.com/doll_ohnoya201208.shtml?utm_source=mm201208&utm_medium=mail&utm_campaign=%E4%BA%BA%E5%BD%A2
【他の開催(日程・会場)予定】
□10月20日 フューネラルリビング横浜
□11月予定 常光閣(千葉市)
※本敬寺様(千葉市)より読経いただきます
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<お彼岸特集>
お彼岸の由来からお彼岸の準備や迎え方、送り方。お墓参りでの掃除の仕方やお
供え物の置き方など、しきたり・常識を集めてみました。
□知っているようで意外と知らない お彼岸の常識
http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/ohigan/index.shtml?utm_source=mm201208&utm_medium=mail&utm_campaign=%E5%BD%BC%E5%B2%B8
□仏事Q&A お彼岸
http://www.ohnoya.co.jp/faq/ohigan/?utm_source=mm201208&utm_medium=mail&utm_campaign=%E5%BD%BC%E5%B2%B82
□お彼岸に気になる「お墓のメンテナンス」
http://www.ohnoya-cemetery.com/grave/maintenance/?utm_source=mm201208&utm_medium=mail&utm_campaign=%E5%BD%BC%E5%B2%B83
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しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
もちろん匿名で質問できます。
お気軽にお問いあわせください。
https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php
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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』
「 お盆の効用 」
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大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして16年!
シニアコンサルタント・安井 睦華(やすい のぶか)が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
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大野屋テレホンセンターでは、6月から続いていた『お盆に関する仏事のご相談』
がやっと一段落しました。
初めてのお盆を迎えるお宅はもちろんですが、ご親族や親しいお宅に伺うときも、
誰でもが知っているようで、いざ我が身の事になると思いのほか迷ってしまうこ
とってたくさんあるんですね。
ご相談者は全国区ですし、個々のご事情やお考えも様々なので、その都度私たち
も一緒に考えたり悩んだりということが少なくありません。
そんな中で、考えようによっては『古臭い迷信じみた盆行事』を、みなさん本当
はどのように思っておられるのかと考えてしまうときもあるのです。
冷静になって考えてみれば、格安航空会社でたったの¥5,000円、ほんの数時間で
東京から北海道にも行ける時代に、「キュウリの馬」「ナスの牛」で、仏様が帰
ってくるってどうなんだ??
とか、
ナスなどを賽の目に切って洗米とともに水に浸したお供えの「水の子」なんて、
もっと美味しいものがたくさんある時代に、仏様は喜んでくれるのかしら??
など・・・
考え始めるときりがない疑問が次々と湧いてきます。
が、何はともあれ、あの世がどこにあるのかなんてことや、馬だか牛だか知らな
いけれど、とにかく懐かしい人、大切な人にたとえ数日だけでも帰ってきて欲し
い、帰ってくると信じたいという気持ちだけは、どの方からもヒシヒシと伝わっ
てきます。そういう優しいたくさんの想いが私達の支えになって、今年のお盆も
何百件ものご質問にお答えしました。
お正月に、門松やおせち料理を準備し、年越しそばを食べる事だけで、新しい年
を迎えるという緊張感に充たされ、とりあえずは心のスイッチを入れなおすこと
が出来るのと同じように、1年に一度だけでもご先祖様の為に心をこめたもてなし
の膳を用意し、花や明かりを灯して親族が集う事の意味はとても大きいと思うの
です。
毎日の忙しい生活に追われてあまり帰る事のできない故郷や実家に、人一倍お世
話になった大切な人や懐かしい人達に、日頃のご無沙汰を埋め合わせ、新しい絆
を確認できるのも『お盆』ならではですね。
そう考えると、『御仏前』や『御布施』の金額を心配したり、白提灯を下げる場
所に困ったり、迎え火の時間を何時にすべきかと真面目に悩むのも、一つ一つは
ささいなことかもしれませんが、どれもみな尊いお気持ちからなのかなと納得し
て精一杯真剣にお応えしようと思うのです。
おせっかいな隣人だと思って、『ちょいとお隣さんに聞いてみようかな!』の気
軽なノリでこれからも大野屋テレホンセンターをご利用下さいね。
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[ぜひご覧ください]メディア掲載のおしらせ
◎FMサルース 「Talk of the Town」ラジオ放送
このメルマガでおなじみの川瀬がラジオに出演します!
内容は「家族葬」「手元供養」「お彼岸」です。
インターネットでも聴けます。http://www.fm-salus.jp/
1回目:8月25日(土)26日(日)
2回目:9月 1日(土) 2日(日)
3回目:9月 8日(土) 9日(日)
4回目:9月15日(土)16日(日)
土曜日午前08:05~9:00(川瀬の登場は8:15くらいから)
日曜日(再放送)午前11:05~12:00(川瀬の登場は11:15くらいから)
◎8/25発売 書籍『葬式プランナーまどかのお弔いファイル』(文藝春秋刊)
遺骨ペンダント Soul Jewelry が紹介されています。
◎9/18発行 読売新聞折込『はいからエスト』(東京・神奈川)
コラム『暮らしの中の仏事』
◎9月上旬公開 経営者のためのコミュニティポータルサイト「ビジプラ」
http://www.busipla.net/
川瀬が専門家コラムを担当させていただいています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 編集:川瀬 由紀
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└──┘〒163-0638 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 新宿センタービル38階
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