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第241号 「春のお彼岸ですね」(2024/2/26発行)

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メモリアルアートの大野屋メールマガジン『折々しきたり想いやり』
第241号

特集「春のお彼岸ですね」

(2024/2/26発行)

メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。メモリアルアートの大野屋の小林です。

関東地方では2月15日に春一番が吹きました。今年は例年より2週間も早かったというから驚きです。こうなると桜の開花も気になる所。桜は2月1日以降の最高気温の合計が600℃を超えると開花するという経験則があるそうです。それによると東京は3月18日頃の開花予想なので、当たるかどうか...ささやかな楽しみです。

カンザクラカンザクラ(2024年2月撮影)

今月号 もくじ


特集「春のお彼岸ですね」

スタッフの
つぶやきコラム

~「昭和100年」?~

お知らせ・イベント

特集 「春のお彼岸ですね」

春のお彼岸が近付いてきました。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今年は暖かくなるのがずいぶん早いように感じます。さて、2024年の春彼岸は3月17日(日)から3月23日(土)の期間です。今年もお問い合わせの多い話題を中心にお彼岸特集をお届けします。

■お彼岸にお墓参りをするのはなぜ?

春彼岸の期間は、春分の日を中日(ちゅうにち)としたその前後3日間、計7日間をいいます。この時期、太陽は真東から昇って真西に沈み、昼夜の長さがほぼ等しくなります。

春分イラスト

それがいつしか、お彼岸はあの世とこの世が一直線に結ばれて「故人を最も近くに感じられる」と言い伝えられるようになり、お墓参りをするようになったと考えられています。

■「彼岸」ってなに?

彼岸とは仏教の言葉で「悟りの世界」のこと。あの世と表現されることもあります。そして彼岸の対義語に「此岸(しがん)」があり、煩悩や悩みの絶えない世界、つまり私たちが生きるこの世を表します。仏教の教えでは彼岸と此岸のあいだは三途の川によって隔てられ、仏道修行を実践することで此岸から彼岸へ、すなわち悟りの境地に到達すると説かれているのです。

■初めてのお彼岸には何をする?

お盆には新盆(にいぼん・はつぼん等)という言葉があるため、お彼岸にも「初めてのお彼岸は何をすれば良いですか?」とお尋ねいただくことがあります。実際のところお彼岸は初めての場合もそうでない場合も同じで、お墓や仏壇を綺麗に掃除してお参りをします。また、お寺とご縁のある方は「彼岸会(ひがんえ)」と呼ばれる仏教行事に参列します。

■お墓参りの持ち物・注意点は?

「友人のお墓参りに行くことになったのですが、何を持って行けば良いのでしょうか?」このようなお問合せもよくいただきます。宗教により異なるものの、大まかには以下のとおりです。

お墓参りイラスト

●線香・ライター・ろうそく・数珠
仏教式のお墓参りの場合に使用します。このため例えば神道やキリスト教などのお墓では使用しません。
●供花
一対用意します。トゲのある花や、ユリなど花粉がお墓を汚す可能性のある花は避けた方が無難です。
●お供えする食べ物・飲み物
果物やおまんじゅうなどのお菓子をお供えする場合は、半紙や懐紙を持参してその上に置きます。野生生物が荒らしてしまうので、お墓参りを終えたら持ち帰って処分します。缶の飲み物は置いたままにするとお墓にサビがつくので持ち帰りましょう。

■「ぼたもち」と「おはぎ」って?

「ぼたもち」と「おはぎ」はいずれも餡でお餅を包んだ同じお菓子のこと。季節の花にちなみ、春はぼたもち、秋はおはぎと呼び名が変わります。

おはぎ

お彼岸の時期にこのお菓子を食べるのは、餡に使われるあずき豆の赤い色に長寿や厄除けの効果があると言い伝えられているからという説が有力です。
今年の春彼岸は桜の開花とタイミングが合いそうです。お天気に恵まれると良いですね。
今回掲載した情報以外にも何かご不明な点などありましたら、大野屋テレホンセンターまでお気軽にお問い合せ下さい。

スタッフのつぶやきコラム

大野屋テレホンセンターのスタッフが毎月交代でつづる、ゆる~いコラムです

~「昭和100年」?~

今月のコラム担当、川島です。5日は東京にも雪が積もり、かと思えば20日は初夏のような陽気と、忙しい2月になりました。三寒四温は春の常とはいえ、体にもこたえる寒暖差です。十分お気を付けください。そして来週は桃の節句、雛祭りですね。わが家のベランダでも黄色の水仙が咲き始めています。

水仙イラスト

~『降る雪や 明治は遠くなりにけり』~これは中村草田男が昭和の初めに詠んだ句です。
かつて私が小学校高学年のころに(1967年前後)、世間では「明治100年」が騒がれていました。明治元年(1868年)から100年が経つと、各地で明治100年祭りも行われました。
ほどなく1970年には大阪万博が始まり、中学生になった私は親に頼み込んで見に行かせてもらったものです。高度経済成長に沸いていた時代です。

国を挙げてのお祭り騒ぎが続く一方で、中村草田男の『降る雪や 明治は遠くなりにけり』が多くの人々に思い出されていたようです。
騒々しく、そして急激に進む経済成長の裏では、公害が深刻になっていた時代でもありました。三種の神器と言われたテレビ、冷蔵庫、洗濯機が普及して便利になり、でも慌ただしい社会の変化を前にして、どこか古き良き時代を懐かしむ人々もいたのでしょうか。

ところで昭和元年は1926年です。したがって来年2025年は「昭和100年」となりますね。大阪万博の開催も予定され、かつての状況をなぞらえているようですが、時代背景が異なるためか、当時のような高揚感はあまり感じられません。
「明治100年」は、その始まりに明治維新があり、それなりに意味を持っていたと思われます。「昭和100年」も太平洋戦争という節目があり、その敗戦から復興してきた歴史を踏まえると感慨深いはずなのですが...あまり取り上げられていませんね。

~降る雪や 「昭和」も遠くなりにけり~
まずは私なりの昭和100年を考えてみたいと思います。

お知らせ・イベント

◇ぬい供養祭(要予約)

奈良薬師寺の僧侶にお越しいただき、皆さまの "推し活ぬい"を供養いたします。

3/16(土)11:00~12:00
フューネラルリビング小平
※お持ち込みのご予約受付開始
2/28(水)15:00より

◇終活セミナー(要予約)

終活とは、自分のお葬式やお墓、相続や遺言などについて計画をたて、残りの人生をよりよいものとするための事前活動といわれております。この機会にぜひ、当社の終活セミナーをご利用ください。

3/10(日)10:00~11:00
フューネラルリビング小平
テーマ:お葬式の流れ

ご予約は大野屋テレホンセンター 0120-02-8888 まで
365日 年中無休 営業時間 9:00~17:00
セミナー・イベント情報一覧ページからご希望のセミナーを選んでフォームからご予約ください。

◇お墓のなんでも相談会(要予約)

「お墓を探している」「墓じまいを考えている」「樹木葬のことが知りたい」など、お墓に関する疑問やお悩みを、ぜひこの機会にご相談ください!いずれも開催時刻は10:00~16:00(最終受付15:30)です。(3/11月 荻窪タウンセブンを除く)

3/7(木)
武蔵野スイングホール スカイルーム第1[南棟10階会議室]
3/8(金)
cocobunjiプラザWEST [5階セミナールーム]
3/10(日)~3/11(月)
千葉駅ビルペリエ [7F Room F]
3/11(月)
荻窪タウンセブン [7階ホールC]
★この会場のみ11:00~16:00
3/15(金)~3/17(日)
メモリアルアートの大野屋 東関東支店(市川市霊園正門前)
3/15(金)
調布市文化会館たづくり [3階305会議室]
3/21(木)
府中市市民活動センタープラッツ [6階 第7会議室B]
3/24(土)
茅ヶ崎文化会館
3/26(火)
立川市民会館 たましんRISURUホール [地下1階サブホール]
3/29(金)
武蔵野公会堂 [3階第4会議室]
3/30(土)
三鷹市公会堂 [さんさん館1階 第8会議室]

こちらのお墓の相談会一覧ページからご希望の相談会を選んでフォームからご予約ください。

◇YouTube大野屋終活ちゃんねる

メモリアルアートの大野屋がお届けする、お墓やお葬式マナーなど、供養事でお困りの方に向けたYouTubeちゃんねるです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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