お客様の想いをかたちに。
時代の声をかたちに。
時代とともに変化するお客様のご要望、葬儀のかたち。
守るべきしきたりや伝統を大切にしながらも、
ご遺族様が真に満足のいく葬儀、大野屋だからこそできる葬儀とは。
2人のエキスパートスタッフに話を聞きました。
お客様の想いにお応えするために、
いつも柔軟な発想を大切にしています
- 高橋:
- 通夜と告別式を指して一般的に葬儀といいますが、その後の「初七日法要」「四十九日法要・納骨」「回忌法要」「供養」などの一連の流れがあり、それら広範囲にわたる総合的なサービスをご提供できるのが大野屋の強みです。とりわけ葬儀は、故人様との最後のお別れをする大事なお式ですから、ご遺族様がどんなことを望まれているかをお聞きすることから始まります。
- 須藤:
- ご遺族様がお話ししやすいように、大野屋では窓口担当を1人に固定し、その担当者を他のスタッフが陰で支えます。ご遺族様のご意向やご事情なども窓口担当を通してスタッフ全員で共有しながら、ご遺族様の想いをかたちにします。
- 高橋:
- お客様一人一人が思い描く葬儀を最良のかたちにするためには、私どもの発想やサービスにも柔軟性や多様性が求められます。そのため宗派・伝統・地域性などの守るべき点はきちんと守りながらも、時代や社会の変化を見据えた新しいお見送りのかたちや仕方を創造していくことも大切です。
- 須藤:
- たとえば、昨今は核家族が増え親戚とのお付き合いも薄らいでいます。そのため、家族や近い親族、ごく親しい友人だけなどで執り行う「家族葬」を望まれるお客様が都市部を中心に増えてきました。私どもでも、こうした社会的な変化をいち早く読み取り、多様なご希望にお応えする大野屋らしいご提案を盛り込んだ家族葬をお届けしています。その1つが、ご遺族様の想いを美しい花々に託して演出する「花で送る家族葬」です。
生花の一輪一輪に想いを込めて、
忘れえぬ光景を創り上げる大野屋の「花で送る家族葬・お葬式」
- 須藤:
- 「花で送る家族葬・お葬式」は、祭壇をあふれるばかりの生花で仕立て美しい花祭壇を創り上げます。数々の受賞歴に輝く一流フラワーデザイナーが花祭壇のデザインを手がけるプランや、ご納棺の儀の際にも故人様に手向ける花をご用意したプランなど、花の種類も含めた豊富なメニューからお選びいただけるようにしています。
- 高橋:
- 「花で送る家族葬」の良さは、カーネーションなら"私の愛情は生きている"、トルコキキョウなら"希望・語らい"など、ご遺族様それぞれの想いを様々な花言葉に託して表現できる点にもあります。さらに、悲しみに包まれている皆様を優しく癒して差し上げられますし、故人様との最期のお別れの場として、いつまでもこころに残る"絵になるお式"が叶えられます。
- 須藤:
- このプランにはバラをメインに使ったメニューも加えたのですが、実は葬儀などでバラをこれだけ多く使うプランは、これまで業界的にも考えられないことでした。しかし、バラの花言葉には"尊敬"の意味があることから、故人様を見送る花としてふさわしい場合もあるのではないかと考え、既成概念を取り払って商品化しました。
- 高橋:
- おかげさまで、バラのメニューも含めて「花で送る家族葬・お葬式」は大変好評です。携帯電話で花祭壇を写真に収めるお方もいらっしゃいますし、"こんなに綺麗なお葬式ははじめて""つらい気持ちが和みました"など、お褒めのお言葉をよくかけていただきます。
- 須藤:
- 式場・火葬場・寺院へのお布施以外の費用がすべてセットになったパッケージプランですので、料金的にも明瞭でわかりやすく、また全体的な費用を抑えられるので、そうした点もご支持をいただいています。
家族葬の長所を深化させた新しい葬儀のかたち、
それが大野屋だけの「リビング葬」
- 高橋:
- 家族葬の良い点は、内々で執り行うため、故人様とのお別れにじっくり時間をかけられることだと思います。本来であれば、ご自宅に親しいお客様だけをお招きした家族葬にしたいと考える方々も多いのではないでしょうか。しかし、お家の間取りが充分でないなどの事情で叶わない場合もあります。そこで、家族葬をご自宅感覚で営んでいただけるよう、新しく考え出されたのが大野屋だけの「リビング葬」です。
- 須藤:
- リビング葬では、専用の大型マンションタイプの会場を我が家のようにお使いいただき、通夜、葬儀・告別式を行っていただけます。広々としたリビングをはじめ、ダイニング、キッチン、和室などもあります。玄関で靴を脱いでいただきますので、寛ぎ感や落ち着き感がより実感できると思います。
- 高橋:
- リビングなどの装飾や演出も、ご希望があれば何なりとお申し付けいただけます。また、ご遺族様が故人様とのお別れに専念できるよう、料理スタッフや、身の回りのお世話をさせていただく女性スタッフも配置いたします。お料理はキッチンで作り、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく。グルメの方にもご納得いただける美味しさでお集りの皆様をおもてなしいたします。付き添う女性スタッフは、ご遺族様につかず離れず、ほどよい距離感を大切にしながら温かなサポートをいたします。
- 須藤:
- リビング葬は1名様から30名様程度でご利用いただけるプランとなっており、現在は東京・横浜でご提供しております。
故人様をお見送りする仕方を合理的に進歩させた
「葬儀とお墓のセットプラン」
- 高橋:
- 故人様をお見送りするのは、一般的に「通夜」「葬儀・告別式」そして「初七日法要」を経て「四十九日法要」と併せて「納骨」となります。しかし、日を改めての四十九日法要・納骨では、様々なご事情で参列できない方も出てきてしまうものです。ご遺族様にとっては納骨まで一緒に見届けてほしい、ご参列者にとってもできれば納骨までお見送りしたいというのが本意です。そこで、こうしたご両者の想いにお応えするべく、告別式の後に参列者の皆さまが納骨まで立ち会えるようにしようという発想から、お葬式とお墓をセットにしたプランが生まれました。
- 須藤:
- 具体的には、私どもの「常光閤」式場で告別式を終えた後、同じ「常光閤」施設内にある室内墓苑(永代)にて納骨をしていただくプランになります。これにより、告別式にご参列いただいた皆様もご一緒に最後まで故人様のお見送りができます。
- 高橋:
- 日を改めて納骨する仕方にくらべ、このプランなら参列者の費用や時間などのご負担も軽減できますし、室内墓苑ですので天候を気にしなくてもよい点もメリットです。
生前から、ご自身の葬儀・お墓などを
計画される方が増えてきました
- 須藤:
- お客様が生前の準備として、葬儀やお墓、仏壇などの相談にお見えになるケースが5年ほど前から非常に多くなっています。「終活」という新しい言葉も出てきましたが、ご自身の人生をより良く締めくくりたい、じっくり時間をかけて準備したいとお考えになる方が増えてきました。葬儀も「備えの時代」を迎えた印象です。
- 高橋:
- 生前にご相談いただくお客様は、お知り合いが大野屋で葬儀をされ、その評判を聴きつけてお越しくださったりする場合もあります。近年は葬儀をはじめ仏事の基本的な知識をお持ちでない方が多いので、1つ1つわかりやすくご説明させていただいています。
- 須藤:
- 大野屋では、葬儀をご依頼いただくか否かに関わらず、お電話にてお気軽にご相談いただけるテレホンセンターも開設していますが、すでに20万件以上のお問合せがあります。さらに詳しいことをお知りになりたいお客様には、最寄りの店舗などもご案内しておりますので、ぜひご利用ください。
- 高橋:
- 私どもは、お客様の想いを最良のかたちにするために、様々なご助言とともに、つねにご満足いただけるご提案につとめています。葬儀のこと、お墓や供養のこと、さらに不安な点、わからない点など、どんな些細なことでもご相談ください。
Interview
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- 千葉・神奈川エリア エリア統括
- 高橋 雅孝(たかはし まさたか)
- 葬儀担当として約20年。"葬儀はサービス業"を信条として、常に先を読み、「お客様が考えていること以上」のものをご提案することを心がけています。
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- 東京・埼玉エリア エリア統括
- 須藤 悟(すとう さとる)
- 葬儀担当歴は17年目。常にお客様の声に耳を傾け、その想いに応えられるように、よい提案をしていくことが、私の使命であると肝に銘じています。
▲今回の取材・撮影に使用したフューネラルリビング横浜を動画でご紹介しています。
※プロフィールおよびインタビュー内容は2014年7月時点のものです