喪中のときにはお歳暮は控える?
いつもお歳暮を贈っている方の奥様が亡くなりました。
今年は贈るのを遠慮するべきでしょうか?
お歳暮は日頃お世話になっている方へのお礼であり、お祝い事ではありませんので、先方が喪中のときでも贈って差し支えありません。ただし紅白の水引はかけず、白無地の奉書紙か無地の短冊を使って、表書きは「お歳暮」とします。
また先方にご不幸があったばかりで49日も明けていないような場合には、お贈りするのは忌明け後(四十九日以降)にしたほうがよろしいでしょう。忌明け後まで待つとお歳暮の時期を逃してしまう場合には、松の内(一般的には1月7日。地域によっては1月15日)が明けてから、「寒中見舞」としてお贈りします。
尚、ご自分(贈り主)が喪中の場合には、先方に不幸があったわけではありませんので、普段通りお歳暮を贈っても結構です。
ただ相手先によっては、死を「穢れ」と考え、喪中の人(「穢れ」のある人)からの贈り物を気にすることもあります。その場合にはやはり四十九日を過ぎてから水引を掛けずにお贈りします。
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