年末年始のお葬式はどうなるの?
年末年始にお亡くなりになった場合、正月3が日は火葬場がお休みの所が多いため、葬儀、告別式は1月4日以降に行うことが一般的です。(東京近郊の場合)まずは親戚や知人友人等に連絡をと思っても、「お正月早々に死亡の連絡をするのは失礼では?」と心配をされる方もいますが、葬儀の日程が決まりましたら、ご親族はもとより、勤務先(休日の場合は上司)、町内会、子供の通学先(担任)と、お世話になるご近所への通知、挨拶はしておいた方がよいでしょう。 またお寺の檀家である場合、お寺様も年末年始は大変お忙しいので、ご病人がいらっしゃる場合は、前もって状況をお話しておきましょう。 また葬儀まで日がある場合、ご遺体をしばらく安置しておく必要がありますが、万一、ご自宅の事情で何日も安置しておけない時は、葬儀社や斎場の霊安室でお預かりすることもできますので、葬儀社へご確認ください。 また「役所が休みのときの死亡届はどうするのでしょうか?」とのご質問をいただきますが、年末年始でも死亡診断書の提出は可能ですので、火葬許可証の発行はしてもらえます。通常は葬儀社が代行します。
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年末に準備しておくことは?
年末年始は金融機関が休みになりますので、万一に備えお金の準備をしておきます。葬儀社への支払いは葬儀終了後数日経ってからになりますが、お寺様へのお布施や戒名料等は遅くても葬儀の翌日までには済ませます。またその他にも病院の清算や、細かい出費もありますので、前もって相応の準備はしておいた方が宜しいでしょう。また、商店もお休みとなることが、多いので、ご遺体にお着せする衣服や布団のシーツ、カバー類、ご自分達用の喪服や小物等も確認しておきます。 ご親族のなかにはお正月休みを利用して長期の旅行を計画している方もおられます。 「死に目に会えなかった」ということがないように、早めに状況をお知らせしておきましょう。
年末年始の法事はどうする?
四十九日が年末年始にあたる場合には、三十五日に繰り上げて法要、納骨をすることもありますが、いずれにしても年末の忙しい時期のことですので、ごく身近な家族だけで済ませ、年を改めて百カ日忌法要にご親族をお招きする事もあります。 また命日が年末年始に当る場合、1周忌以降の回忌供養は11月末から12月初旬に繰り上げてされるのが一般的です。