新盆を迎える家で用意します。
新盆に限り、清淨無垢の白で御霊を迎える意味から白木で作られた提灯が最も多く使われます。
軒先や縁側や仏壇の前に吊るして火をともし、その灯りによって精霊は迷うことなく家までたどり着いてもらうという意味がこめられています。
新盆用提灯を使うのは1回(1年)限りです。
お盆の後、自宅の庭でお焚き上げしたり(供養のため燃やす)、川に流したり、菩提寺に持っていき供養してもらいましたが、最近では提灯を自宅で燃やすのは難しくなっていますので、紙などに包んで処分することが多くなっています。