お仏壇にお供えを持って行かなかった時
知り合いのお宅へ招かれたときに、お仏壇が有ると知らずにお伺いするときがあります。仏様が有ると知っていれば手みやげの他にちょっとしたお花やお供え物を持って行きますが、後で知ったときに困ってしまいます。
私は気持ちの問題だと思うので、その時はお線香をあげて、「知らずにお邪魔してすみませんでした」と一言そのお宅の方に申し上げて、次回お供えを気持ち程度お持ちすれば良いのではないかと思っていました。
しかしそういうときに姑は1000円札を縦に4つに折り、お線香を立てる灰の入れ物の足の下に挟んだり、どこにも挟まずそのまま置いたりします。そういう風習の様な物を聞いたことがなかったので生のまま何も包まないお札を仏壇に置くなんて、生々しくて逆に失礼なのではないかといつも感じています。
お供え物をお持ちしなかった場合、どのような対処をすればよいのでしょうか?
ご質問にございましたようなケースは地域の習慣もありますので、一概には言えませんが、基本的には弔問でない場合はご焼香程度で宜しいかと存じます。
地域によってはそれだけでは失礼との考えから、今回のご質問のような対応が地域(世代)の常識となっていることが考えられます。
現金をそのままお渡しするのが気になるのであれば、懐紙や小さなのし袋等を常に手元に準備しておいて、包んでお渡しするとよりご丁寧ではないでしょうか。
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