新盆における跡取の孫の立場
今年、祖母の新盆を迎えます。
新盆では、「孫一同」で供物を供えることになったようですが、私は、跡取(父:長男の長男)ということで別口だと、年上のいとこに言われました。葬儀の際も、叔父(父の弟)から同様に言われ、他の孫とは別にお供えをしました。
跡取の孫は、葬儀、新盆でのお供え等は、どのようにするものなのでしょう?
『跡取の孫は、将来は家長になってきたという長年の歴史があり、ある程度の年令に成れば将来は家長としてこの家を守っていかなければならない。兄弟がいればそのリーダーとなり、その家の中心人物となって守り繁栄させて行く責任がある。そして、本人にはそのことを自覚させ、兄弟には長男は将来この家の家長(跡取)である事を認識させ、親戚にも将来この長男が家の跡取であることを認識してもらう』等があって、他の兄弟とは違う扱いをしてきたものと思われます。
従って、地域やお年寄りによっては、今でもその事を継承しているのではないでしょうか。またこのような慣習が根強く残っている所もあるものと思われます。
結婚や葬儀には地域的慣習もまだ残っておりますので、その地域の慣習に習った方がよろしいかと思います。
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