孫と学ぶ生活のしきたり

十五夜に『お月見団子』を作りましょう!

お月見団子

旧暦の8月15日の夜(新暦9月中旬~10月初旬)は十五夜と呼ばれ、昔からお月様にススキや秋の草花を飾り、里芋やかぼちゃ、とうもろこしなどの季節の野菜や果物、まん丸に作った団子をお供えして『お月見』をする風習があります。

忙しい毎日の生活では、ゆっくり空を眺めるなんてことも少なくなってきていますが、一年で一番空気のきれいなこの時期にお子さんと一緒に秋の七草を教えたりしながら見るお月様は、きっといつものお月様とは違って見えるのではないでしょうか。


ちなみに今年の十五夜は9月14日です。

【お団子の作り方】
材料は団子粉(上新粉と白玉粉を混ぜ合わせて使っても良いのですが、団子粉はもち米とうるち米をミックスした粉で、慣れない人でも簡単で上手に仕上がります)とお湯だけです。

まずボールに団子粉を入れお湯で混ぜ合わせ、後は手でよくこねます。
耳たぶくらいの硬さになった所で15等分して丸めます。
(地域によっては里芋の形にする所もあります)

たっぷりの熱湯を沸かして団子を入れます。
全体にふっくらとして完全に浮き上がったら引き上げて冷水で冷やし、水気を切ってからお皿に盛って出来上がりです。すすきや季節の野菜・果物と一緒に飾りましょう。

翌日は子供たちお待ちかねの時間。お団子をおいしくいただきましょう! 串にさしてグリルやオーブントースターで焼いて焼き団子にしたり、蒸してあんこを付けたり、すったゴマと砂糖を混ぜてゴマ団子、砂糖・しょうゆ・みりんを煮たたれをつけたみたらし団子にしてもおいしいですね!

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Q.月は毎日出ているのに、どうしてお月見は十五夜にするの? ≫ 回答はこちら