中国から伝わった陰陽道(おんみょうどう)では、季節の替わり目には悪いことが起きると考えられていました。これを払うために、「鬼やらい」または「ついな」という、厄払いの風習が伝わり、日本で広まりました。現在のように豆まきをするのは室町時代から始まったといわれていますが、なぜ豆を使って鬼を追いはらうのか、というと、豆には悪いものを追い払う力があるからとも、都に出てきた鬼に豆を投げつけて退治したという伝説があるからともいわれています。 2月の不思議