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第17号 『お盆の迎え方』(2005/06/25発行)

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┏ ・⌒・ ┓  メモリアルアートの大野屋
┃やすらぎ┃
┃ 通信 ┃        やすらぎ通信  第17号
┗━━━━┛                  仏事お役立ちメールマガジン
http://www.ohnoya.co.jp
========================================================2005/6/25=======


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■□■ご挨拶■□■

拝啓
日本各地で梅雨に入り、沖縄は大変な雨量のようですが、他の地
域は例年に比較して雨が少ないようです。北九州では例年よりか
なり少なく、また本州各地でも少ないようです。このままですと
沖縄を除いて日本全体で空梅雨の心配もでてきますね。

さて、6月末になりますとになりますと、皆様もそろそろお盆の
ことを考える時期ではないでしょうか。
そこで、今月はお盆についての特集とさせていただきます。
敬具



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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集   「 お 盆 」

┃          1.お 盆 の は じ ま り

┃          2.お 盆 の 迎 え 方

┃ 2◆ ことばスコープ   「 仏 教 」


┃ 3◆ 今月のプレゼント
┃    「 涼やかな金魚の香皿と、さわやかな香りのお線香
┃            【お香・香皿】 夢の夢  爽水(さわみず)」
┃       ◆当選者発表!「フローティングキャンドル クローバー」

┃ 4◆ お知らせ
┃    「 社葬セミナーのご案内
┃        - 「トップの死」という会社の緊急事態に備える - 」


┃ 5◆ 編集後記

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━1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆特 集   「 お 盆 」
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昨年の「やすらぎ通信」でもお盆記事を掲載しましたが、お盆は年間を通して大
変大きな行事の一つです。そこで今回も改めて取り上げます。


▼ 1.お 盆 の は じ ま り
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【お盆の由来】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「お盆」とは、ご先祖様の精霊を迎え、家族が追善の供養をすることをいいま
す。
正しくは、「盂蘭盆会」(うらぼんえ)といいます。これはインドの古い言葉
(サンスクリット語)の「ウランバナ」(=意味として「逆さづり」)が中国
で音訳されたものです。

お釈迦様の弟子の一人、目連尊者(神通力の第一人者と言われていた)がある
とき神通力で死後の世界をのぞいた時、亡き母が餓鬼道に落ち、逆さ吊りにさ
れ苦しんでいるのを知りました。目連は驚き、お釈迦様に母親を救う方法を請
いました。お釈迦様は「お前一人では救えない、丁度7月15日に夏の修行が
終わった僧侶が大勢集まるので、その時にたくさんのご馳走を供え、僧侶達に
頼むように」と言われました。
目連はお釈迦様に教えられたままに精一杯したところ、その功徳(くどく)に
よって母親は極楽往生がとげられたとのことです。


【お盆の目的】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
目連の母が救われたことをきっかけに、(旧暦)7月15日は父母はもとより
7世の先祖までさかのぼって救われ、またご先祖様に報恩感謝をささげ、供養
をつむ大事な日となりました。



【日本のお盆のはじまり】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「日本書紀」に推古14年(606年)に初めてお盆の行事が行なわれたと記
述されています。さらに平安時代の「枕草子」「蜻蛉日記」にも記載があるよ
うです。日本各地で行なわれるお盆は、各地の風習が加わり、宗派による違い
もあってさまざまですが、一般的に霊が帰ってくる行事と考えられています。




▼ 2.お 盆 の 迎 え 方
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【お盆の時期】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
お盆は地域によって7月に行うところ、8月に行うところがあります。
■7月の場合には、 7月13日~16日
■8月の場合には、 8月13日~16日

他にも、8月下旬~9月に旧暦の旧盆にする地域もあります。
中には7月末にされるところもあるようです。
東京では7月が多いですが、多くの地域では8月の月遅れのお盆が多いようで
す。


【お盆の作法】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――


┏┓ 事前の準備 (12日まで)
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1 お寺へ依頼
読経を依頼する場合には早めにお伝えします。

2 お墓の掃除
帰って来られる霊のために、お墓のお掃除は盆月に入ったら直ぐに始め
ましょう。

3 自宅の準備
盆棚、盆提灯(新盆提灯)、仏具、線香、ローソクの注文、飾りつけ
お参りに来て下さる方への返礼品の準備、等

*盆棚や盆提灯について詳しくはこちら↓
http://www.ohnoya.co.jp/faq/pr/obon/index.html


4 前日の準備
お供え物
就寝前に仏壇の扉を閉めておく地域もあります。




┏┓ 迎え盆 (7月13日もしくは8月13日)
┗┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


1 朝
お位牌を仏壇から盆棚に移す
仏具、御霊膳、お花、牛、馬などを供える。

2 午前
家族揃ってお墓参りにいきます。
お墓で線香をつけ、その火を提灯に移して持ち帰り、その火を盆棚の灯
明に移します。
最近は形式的に済まされることが多くそのため電気式の盆提灯が普及し
ています。

3 夕方
迎え火を焚きます。
戸外が暗くなったら家の門口や玄関で「迎え火」を焚きます。
素焼きの焙烙(ほうろく)に「オガラ」(皮をはいだ麻の茎)を折って
積み重ね、火をつけて、合掌します。
この煙にのって精霊が帰ってくるといわれています。




┏┓ 7月14日 ~ 15日(8月14日~15日)
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お盆中は、灯明を絶やさず三度の食事は家族と同じものを供えます。
(地域によってお供え物はさまざまです)

お墓参り  : 地方によっては毎日お墓参りをします。

読経    : 僧侶を迎えて読経を頂きます。

会食    : 親族や故人と親しかった人を招いて会食をすることもありま
す。




┏┓ 送り盆 (16日 地方によっては15日)
┗┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


1 お盆明け
精霊は午前中は家に居るので、お供えをする。
(送り火を焚いて、精霊のお見送りをするところもある)

2 夕方(送り火)
送り火を焚く。戸外が暗くなったら家の門口や玄関で「送り火」を焚きま
す。迎え火と同じように焙烙にオガラを積み重ねて燃やします。
(精霊を送る火です。)
京都の大文字焼きも送り火の行事の名残です。

3 精霊流し
盆棚の飾り物や供物は盆船に載せ灯りをともし、川や海に流します。
現在は一部の地方以外は行なわれていません。



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この時期に行われる行事の中には、お盆と関係の深いものがたくさんあります。
「盆踊り」は先祖の霊をなぐさめる踊りとして始ったと言われています。
京都の大文字焼きも送り火の行事の名残です。
花火は元来、精霊送りの行事であったと言われています。


*浄土真宗はお盆かざり、先祖の霊の送り迎えや供養はしません。
「先祖をはじめ今生きる私たち、いのちのあるものすべてをお救いになる阿弥陀
如来のお徳を讃え、それを通して先祖を偲ぶ」のが浄土真宗のお盆です。




【新盆とは】
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*** 故人の四十九日の忌明け後、初めて迎えるお盆のことです。


親戚、知人、近親者を招き、僧侶を迎えて読経をしてもらいます。
読経の後は、仏様の供養の気持ちを込めて皆様で会食をします。
お盆期間中は、「霊供膳」と言って朝、昼、晩家族と同じように食事をお供えし
ます。

親戚や知人で、新盆を迎える方がいれば、お盆期間中にお参りにうかがいます。
その際には、「御仏前」やお供え物をお持ちします。
親しい方であれば、盆提灯を贈ります。



▼ 今年新盆を迎える対象の方 ▼
┌──────────────────────────────────┐
│                                  │
│ ◇7月13日~のお盆の場合                    │
│  → 昨年新盆をとり行なわず、今年の5月25日以前に亡くなられた方│
│                                  │
│ ◇8月13日~のお盆の場合                    │
│  → 昨年新盆をとり行なわず、今年の6月25日以前に亡くなられた方│
│                                  │
│                                  │
│ ※四十九日法要を前倒しで行なった場合は、忌明けになりますので、必ず│
│  しも5月25日もしくは6月25日にこだわる必要はありません。  │
└──────────────────────────────────┘


■□■□
□■ 大野屋の『新盆セット』
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はじめてのお盆・・・何を準備したらいいの?


メモリアルアートの大野屋WebShopの店長が、新盆に必要な品々をお求め安
い価格で用意しました。
使いやすいサイズ・形で、素材もお手入れしやすいものを揃えました。

□ 白紋天      □ 霊供膳

□ 供物台      □ フリーズドライのお供え料理セット
「ご先祖様」

お求めの方には、オリジナル飾り方説明書をお付けします。

詳しくはこちら↓↓
http://www.ohnoya.co.jp/buddhist/bon/index.html




―――――――――――――――――――――――――――


※仏事に関するご質問は、memoria@ohnoya.co.jpまでお気軽にどうぞ。(無料)

※大野屋Webサイトの人気ページ「仏事のよくあるご質問」もご覧ください。
↓  ↓  ↓

http://www.ohnoya.co.jp/faq/qa/index.html



━2━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ ことばスコープ
「 仏 教 」
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「仏教」とは何でしょうか。
私達は毎日のように仏教という言葉を使いまた耳にします。
改めて、それでは仏教とはなんでしょうか。今月はそのさわりをご説明します。

仏教の最終目的は「仏になること」であり「成仏すること」です。
人間にはどんなひとにもいろいろの苦しみや喜び、悲しみ、欲があります。その
人間の俗世界のものから解放され、完全なやすらぎの「さとり」を得たひとのこ
とを「仏」(ほとけ)、「仏陀」(ブッダ)「如来」(にょらい)などといいま
す。
お釈迦様が目指されたのは、この「さとり」を得た「仏」になることでした。
2500年前にお釈迦様がインドで説いた仏教は、長い歴史のあいだに様々な地
域の土着の宗教や言語、慣習などの影響も受けやがて中国に伝わり、中国の儒教
や道教の影響をうけて、やがて日本に伝わってきました。

日本の仏教も多くの宗派にわかれています。これはさとりを得る過程の捉え方の
違いのようです。

前回は「お布施」について取り上げましたが、私達がよく耳にする「お布施」や
「座禅」もすべてさとりを得るための方法のひとつなのです。






━3━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 今 月 の プ レ ゼ ン ト
「【お香・香皿】 夢の夢  爽水(さわみず)」
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涼やかな「和」を感じるお香と香皿のセットです。

夏らしいさわやかな香りのお線香と、鮮やかな金魚の香皿を2名様にプレゼント
いたします。


【お香】
夢の夢 爽水の香(さわみずのかおり)
サイズ:H13 x W10 x D1.3cm 27g
内容量:スティック12本入

明るく清涼感溢れるフローラルマリンの香り

【香皿】
夢の夢 爽水(さわみず)
サイズ:H1.2 x W8.2 x D8.2cm 75g


……………………………………………………………

締め切りは7月20日です。
当選者は次回「やすらぎ通信」にて発表いたします。
どうぞふるってご応募ください!



↓ご応募お待ちしています!↓
http://www.ohnoya.co.jp/faq/mem/index.html?link=reader



◆┌─────────────────────────────┐◆
┌┘      ~  当 選 者 発 表 ! ~       └┐
│                               │
│     「フローティングキャンドル クローバー」は、    │
│                               │
│         東京都文京区  宮崎様           │
│                               │
│         大阪府富田林市 村山様           │
│                               │
│         神奈川県横浜市 吉原様           │
│                               │
│     がご当選されました。ご応募ありがとうございました。 │
│                               │
└┐                             ┌┘
◆└─────────────────────────────┘◆





━4━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 社葬セミナーのご案内
- 「トップの死」という会社の緊急事態に備える -
7/14(木)オーナー企業向け「社葬セミナー」開催
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

本セミナーでは、経営トップの死去によるリスクが特に高いオーナー企業を対象
に、社葬の実施とスムーズな事業継承に焦点をあて、社葬の基本、準備からアフ
ターフォローまでのポイントを具体例とともに幅広く解説いたします。

特に今回は、オーナー企業の税制面での対策を取り上げ、また実際に社葬を経験
された方のアドバイスもご紹介。セミナー受講後は、個別相談も承るなど、より
具体的・実践的な内容になっております。


プログラムの詳細はこちらにてご覧いただけます。↓↓
http://www.ohnoya.co.jp/funeral/shasou/workshop15/index.html


────────────────────────────

□ 開催日時  2005年7月14日(木)14:00~16:30

□ 会場    新宿センタービル51Fサンスカイルーム
(新宿駅西口より徒歩5分)
□ 参加費   無料

□ 定員    60名(申込み先着順)

□ 申込方法  参加申し込みフォームに入力の上ご応募ください。
https://www.ohnoya.co.jp/cgi-bin/request_shasou.cgi

□ お問合せ  メモリアルアートの大野屋
0120-02-8888
(年中無休8:00-20:00)

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ホームページよりお申込を受け付けています。↓↓
http://www.ohnoya.co.jp/funeral/shasou/workshop15/index.html





━5━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 編 集 後 記
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先週末、体調を崩し、久々に寝込んでしまいました。
熱は引いたものの、だる~い体の重さはなかなか消えません。

体調を崩しやすい時期のようです。皆様もお気をつけくださいね。

さてお盆が近づいてまいりました。
新盆の方は準備に力が入ることかと思います。お寺様やお客様をご自宅にお迎え
する方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、新盆用品のセットを用意しました。
飾り方説明書つきで、新盆の方を強力サポートします。
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※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 監修 小嶋 幸夫
│\/│                  編集 川瀬 由紀
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