メールマガジン・バックナンバー

メールマガジン・バックナンバー

第24号 『水引と表書きの基本』(2006/01/25発行)

========================================================================
┏ ・⌒・ ┓  メモリアルアートの大野屋
┃やすらぎ┃
┃ 通信 ┃        やすらぎ通信  第24号
┗━━━━┛                  仏事お役立ちメールマガジン
http://www.ohnoya.co.jp
========================================================2006/01/25======


「やすらぎ通信」はメモリアルアートの大野屋よりお送りする、仏事に関する
お役立ち情報マガジンです。弊社のお客様、メールアドレスをご登録頂いた方へ
毎月1回配信させていただいております。

今後このメールマガジンがご不要でしたら、お手数をお掛けいたしますが、下
記より解除をお願い申し上げます。アドレスのご変更も下記よりお願いいたしま
す。

配信停止・アドレスの変更はこちらから→
http://www.ohnoya.co.jp/faq/mem/index.html

バックナンバーはこちらから→
http://www.ohnoya.co.jp/faq/mem/backnumber.html
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※





┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集         「 水引と表書きの基本  」



┃ 2◆ 季節の行事      「 節分 」



┃ 3◆ 仏事Q&A



┃ 4◆ 大野屋からのおしらせ
┃        -より良い社葬のために-
┃                第17回社葬セミナーのご案内


┃ 5◆ 今月のプレゼント
┃      隅々まできれいに 『お仏壇お手入れ用品』を3名様へ
┃       当選者発表『プチギフトキャンドル・ローズ』


┃ 6◆ 編集後記

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





━1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆特 集   「 水 引 と 表 書 き の 基 本 」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

冠婚葬祭や日頃のお付き合いの際に、お金や品物を贈る機会は多いものです。
そのときに欠かせないのが、水引や表書きなど、祝儀・不祝儀袋のマナー。

失礼のないように、かつ、こちらの気持ちを伝える、水引や表書きの特集です。



市販されているものを購入して使う機会が多いですが、ここで水引の知識につい
て知っておきましょう。




そもそも「水引」とは?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


和紙をよってこより状にしたものに、水糊を引いて乾かしたものであることから
「水引」と呼ばれるようになったといわれています。

お金や贈り物の包みを、しっかりと結びとめる目的でかけられたのが、始まりと
され、また神聖・清浄の意味も持つともいわれます。




本数にきまりはあるの?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


奇数が「陽」、偶数が「陰」とする中国の陰陽説の考え方により、慶事では奇数
弔事では偶数のこよりを用いるのがしきたりとされています。ただし現在は特に
こだわらず、慶弔ともに奇数にすることが多く、5本一組のものが多いようです。
本数が多いほど、より丁寧になります。

結婚のお祝いには、10本の水引を使いますが、これは偶数=「陰」ではなく、
5本1組の水引を2重にして、より豪華にするとともに、結婚するふたり、また
両家がひとつになる、縁を結ぶという意味がこめられているといわれています。




色のきまり
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


水引はもとは白のこより2本で結んだといわれます。

しだいに染めたものが使われるようになり、

紅白、金銀、黒白、黄白など組み合わせたものと、
双金、双銀など1色で使うものがあります。

また色を組み合わせる場合、ここでも陰陽説によって

向かって 左側を「陽」 = 白、銀 などの淡い色
右側を「陰」 = 赤、金、黒、黄 などの濃い色

となるように結びます。


つまり 紅白であれば、 左が白  右が赤
黒白であれば、 左が白  右が黒  となります。






結びかた
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


よく知られている通り、水引には大きく分けて「ちょう結び」と「結び切り」の
2種類があります。


◇「ちょう結び」◇

輪がふたつできて喜びが重なる、結び目が簡単にほどけるので、何度繰り返して
もよいお祝い事には「ちょう結び」を使います。
結婚以外のお祝い事のほか、お礼や挨拶に使います。


◇「結び切り」◇

固く結ばれ、引っ張ってもほどけないことから、結婚のお祝いや、二度はあって
ほしくない弔事、災害や病気のお見舞には「結び切り」を使います。



お金を贈るときには、何の目的でいくら包むのかによって袋を選びます。
一般的には中に入れる金額が高くなるほど、袋も豪華なものになっていきます。





水引と表書き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


▼ご祝儀

○ 結婚のお祝いに

紅白や金銀の「結び切り」をつかいます。
表書きは「寿」や「御祝」とします。



○ その他のお祝い事に

出産や入学、新築などの何度あってもうれしいお祝い事には、「ちょう
結び」の水引をつかいます。紅白か、高額を包む場合には金銀の水引を
使います。表書きは「御祝」とすればお祝い事全般に使えます。目的に
合わせて「御出産祝」「御入学祝」等としてもよいでしょう。



▼お付き合い

日常のさまざまなお付き合いのなかで、お礼やご挨拶として贈る場合
には、紅白の「ちょう結び」か、水引がついていない白い封筒を使い
ます。

表書きは、「御礼」「御挨拶」「御中元」など、目的に合わせて書き
ます。


▼お見舞
病気や災害など、不幸な出来事にあった方へのお見舞は、水引のない
白封筒に、「御見舞」の表書きでお渡しします。

発表会などへ出る方への励ましの御見舞の場合には、紅白のちょう結
びを用います。




▼不祝儀

お葬式・ご法要に

お通夜や葬儀・告別式の際には、不幸が二度とないようにと、「結び切
り」を使います。色は黒白や双銀を使いますが、地域によっては黄白を
用いることもあります。

表書きは、宗教によって異なります。

○ 仏式
お葬式      「御霊前」「御香典」「御香料」
ご法要      「御仏前」
(浄土真宗の場合、「御霊前」は使いません。)

○ 神式
お葬式      「御霊前」「御玉串料」
霊祭       「御神前」「御玉串料」


○ キリスト教式
お葬式      「御霊前」「御花料」
追悼ミサ、記念式 「御花料」




【御香典袋の表書き、包み方の特集はこちらです。↓】

http://www.ohnoya.co.jp/faq/qa/reference/omotegaki.html


―――――――――――――――――――――――――――



※大野屋Webサイトの人気ページ「仏事のよくあるご質問」もご覧ください。
↓  ↓  ↓

http://www.ohnoya.co.jp/faq/qa/index.html






━2━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆季節の行事   「 節 分 」   ~ 2月3日
――――――――――――――――――――――――――――――――――――


節分とは、現在は立春の前夜を言うことがほとんどですが、もともとは年4回あ
りました。

というのは立春だけでなく、立夏・立秋・立冬の前夜のことも、節分といいまし
た。つまり節分とは、「季節の分かれ目」のことだったのです。


陰陽道では、季節の替わり目には、陰と陽が対立してわざわいをもたらすと考え
られていました。これを払うために、「鬼やらい」または「追儺(ついな)」と
いう、厄払いの風習が中国から伝わり、日本で宮中の行事となりました。


年4回あった「節分」が、なぜ立春の前夜のことだけを指すようになったかとい
うと、暦が深く関係してきます。
旧暦では立春が1年のはじまりであったので、その前日である節分は「おおみそ
か」にあたります。新年に向けて、悪いもの(鬼)を追い払い、福を招き入れた
いという願いをこめ、立春前の節分が最も重要視されたのでしょう。




現在のようにヒイラギの枝にイワシの頭を刺した「やいかがし」を戸口にさした
り、豆まきをしたりというのは室町時代から始まったといわれています。これが
一般の人々に広まったのは江戸時代になってからで、「福は内、鬼は外」などと
唱えるようになったのもこの頃からといわれています。


なぜ豆を使って鬼を追いはらうのか、というと、豆には悪いものを追い払う霊力
があるからとも、都に出てきた鬼を豆を投げつけて退治したという伝説があるか
らともいわれています。
豆をまいた後には、自分の年齢と同じか、それよりひとつ多い数の豆を食べ、1
年間の無病息災を祈ります。






━3━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 仏事Q&A  「死産の場合のお葬式」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ここでは、実際に寄せられたご質問にお答えします。

┏━┓
┃Q┃
┗━┛義妹が死産でした。
死産の場合、普通のお葬式のようには行わないものだと聞いたことが
ありますが、どのような手順で執り行うものなのでしょうか?

火葬までは決まっていますが、その後はどのように供養をすればよい
のでしょうか?
戒名、お墓、仏壇、その他のことも全くというほど分かりません。
また、お香典はどのようにするのでしょうか?



┏━┓
┃A┃
┗━┛死産・流産の場合には、精神的にも肉体的にも大きなダメージを受け
られたお母様への配慮もあって、大げさな葬儀や告別式を行わないの
が一般的です。

戒名やお墓に関しましては、婚家や実家でご縁のあるお寺様があるよ
うでしたらご相談されると宜しいでしょう。

又、菩提寺等がない場合でも、「水子供養」をされているお寺でのご
供養をお願いするとか、霊園の納骨堂にお預けするなどをお考えにな
ってはいかがでしょうか。妹様の精神的なご負担を考えると、ご遺骨
をいつまでもご自宅に置いておかれないようにすることをお勧めいた
します。

いずれにしましても、赤ちゃんのご供養はもちろんですが、妹様の一
日も早い快復を第一にされることが宜しいかと存じます。




―――――――――――――――――――――――――――

※仏事に関するご質問は、memoria@ohnoya.co.jpまでお気軽にお問いあわせくだ
さい。




━4━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆  大野屋からのおしらせ
-より良い社葬のために-
「第17回社葬セミナーのご案内」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

企業の総務ご担当者様


┏┓ より良い 社葬のために
┗┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


▼  無 料 セ ミ ナ ー を 開 催  ▼
…………………………………………………………………………
http://www.ohnoya.co.jp/funeral/shasou/workshop17/index.html


経営トップの死去という一大危機に備え、企業の総務ご担当者は、どのような準
備を行ったらよいのでしょうか。


毎回、好評をいただいている大野屋社葬セミナー、今回は株式会社トミー様の社
葬を紹介させていただきながら、社葬の基本、準備からアフターフォローまでの
ポイントを詳しく解説します。

また、当日は社葬の事務局として準備から社葬終了後までの運営にご尽力されま
した、株式会社トミー 総務部長 川井治氏に、その貴重な経験談をお話してい
ただきます。この機会に是非ご参加いただければ幸いに存じます

「社葬」とは? 詳しくはこちら↓
http://www.ohnoya.co.jp/funeral/shasou/index.html


プログラム────────────────────────────

□ 第1部   ご存知ですか?社葬の実際
株式会社メモリアルアートの大野屋
社葬チーフディレクター 高橋良郎

■社葬の目的と概要
■施行例とそのポイント
■事前準備の重要性


□ 第2部   事業承継と社葬
税理士法人タクトコンサルティング
代表社員税理士 広田龍介氏

■社葬の資金準備
■事業継承と相続・税制


□ 第3部   社葬を体験して

株式会社トミー 総務部長 川井治氏

─────────────────────────────────


■平成18年2月16日(木)午後2時~4時30分(1時30分受付開始)

新宿センタービル51F「サンスカイルーム」






━5━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 今 月 の プ レ ゼ ン ト

「隅々まできれいに 『お仏壇お手入れ用品』を3名様へ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――


普段から気になっているけれど、なかなかできないお仏壇のお手入れ。
今回はお掃除用のハケとクロスをプレゼントいたします。

コーナーや細かい細工の部分はほこりが溜まりやすいのに、ふだんのお掃除では
なかなかきれいにできません。ハケはそんなお掃除しづらい部分のお手入れに。

また特殊科学繊維のクロスは、水だけで簡単によごれが落とせます。洗えば何度
でも使えて経済的です。

ハケとクロスをセットにして3名の方へプレゼントします。2月末お届けです。
お彼岸前にお仏壇をきれいにしてしまいましょう。




……………………………………………………………

2月20日しめきりです。
当選者は次回「やすらぎ通信」(2/25号)にて発表いたします。


↓ ご応募お待ちしています! ↓



http://www.ohnoya.co.jp/faq/mem/index.html?link=reader





◆┌【 当選者発表! 】─────────────────────┐◆
┌┘                               └┐
│                                 │
│    前号のプレゼント 『プチギフトキャンドル・ローズ』    │
│                                 │
│         ご当選おめでとうございます!          │
│                                 │
│                                 │
│          愛知県名古屋市  徳倉様           │
│          岐阜県土岐市     白川様           │
│          埼玉県さいたま市 大森様           │
│                                 │
│                                 │
│                                 │
│      たくさんのご応募ありがとうございました。       │
└┐                               ┌┘
◆└───────────────────────────────┘◆



━6━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 編 集 後 記
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

今年初めての「やすらぎ通信」です。

「やすらぎ通信」も24号、発行から2周年を迎えます。
ここまで発行し続けられたのも、読者の皆様のご愛顧によるものです。

新年を迎え、また新たな気持ちで、皆様のお役に立てる内容をお送りできるよう
心がけてまいります。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。




※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 監修 小嶋 幸夫
│\/│                  編集 川瀬 由紀
└──┘〒171-0033 東京都豊島区高田3-13-2 高田馬場TSビル
TEL 0120-02-8888
メールマガジンに関するご意見、ご感想、お問い合わせは
m-pr@ohnoya.co.jp
ホームページもご覧ください。http://www.ohnoya.co.jp
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※