第69号 『喪中はがきの常識・非常識』(2009/10/25発行)
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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃ 1◆ 特集 「 喪中はがきの常識・非常識 」
┃
┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ!「 『爆発』のパワー 」
┃
┃ 3◆ 今月のプレゼント
┃ 「 武田双雲氏の風呂敷(非売品)を20名様に! 」
┃
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◆ 特集 「 喪中はがきの常識・非常識 」
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今年も残すところあと2ヶ月。
この時期多いご相談はなんと言っても『喪中はがき』についてです。
今年親戚や家族に不幸があった方はそろそろ準備を始めなくてはいけません。
今回はそんな知っておきたい喪中はがきの知識を一緒に勉強しましょう!
喪中のときには年賀状のやり取りをしないというのが、喪中のしきたりのひとつ
です。そのために普段年賀状のやり取りをしている相手には「年賀欠礼」の挨拶
状(いわゆる喪中はがき)を出します。
つまり喪中はがきとは、「身内に不幸があったので、年末年始のご挨拶を遠慮さ
せていただきます」というご挨拶状です。
先方が年賀状の用意をする前に届かなくてはいけませんので、できるだけ早めに
遅くとも12月の上旬にはお送りします。
ただし家族や親戚に不幸があったからといって、すぐに喪中はがきとは限りませ
ん。亡くなった人と自分との関係、いつ亡くなったか、生前のお付き合いや関係
の深さを総合的に判断していきます。
喪中はがきは誰もが遭遇する慣習であるにも関わらず、実は具体的には喪中の範
囲や期間が決まっていないのですが、ご存知でしたか?
決まりがあればその通りにすればいいだけなのですが、決まりではないからこそ
判断や常識が問われ難しい場になる、悩ましい慣習なのです。
喪中の期間について
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決まりはありませんが、ひとつの目安はあります。
それは明治時代の法律「太政官布告」(だじょうかんふこく)です。
この法律に定められている喪中の期間は、現在も目安のひとつとして広く使われ
ています。(もちろん現在は廃止(昭和22年)されていますので、ご注意を!)
≪服喪期間一覧≫ (「太政官布告」)
【 故人の続柄 】 【 服喪日数(喪中の期間)】
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□ 父母 13ヶ月
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□ 夫 13ヶ月
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□ 妻 90日
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□ 兄弟姉妹 90日
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□ 祖父母(父方) 150日
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□ 祖父母(母方) 90日
─────────────────────────
※その他の続柄はこちらでご覧ください。
http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/nenmatsunenshi/index.shtml
このように、続柄に応じて喪中とすべき期間が定められているわけです。
実はこの法律によると、妻の父母に不幸があっても、夫は喪中になりません。こ
れはあくまでも明治~昭和の初期のものですから、その時代の感覚ということな
のでしょう。ですからそのまま現在も用いるのは難しいかもしれません。
奥様に、
「オマエの実家に不幸があっても、オレは喪中じゃない」
なんて言ってしまうと逆鱗に触れるかもしれません。どうぞご注意を・・・。
現在は、奥様方のご両親に不幸があった場合、夫婦とも1年間を喪中とする人が
多いでしょう。
喪中はがきを出す範囲
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喪中期間中だとしても、喪中はがきを出すかどうかは、さらに他の要素もからめ
て考えていきます。
それはつまり、
・同居か、別居か
・生前の親交の度合い
・出す相手
を考えて決めるということです。
したがって、喪中期間であっても「遠方に住んでいる祖父母でずっと別居だった」
というような場合には喪中としないこともあります。
逆にほとんどの人が喪中にしない「おじ・おば」などでも、生前とてもかわいが
ってもらって、とてもお正月をお祝いする気持ちになれない、という場合には喪
中はがきを出すこともあります。
▼ほとんどの人が喪中をする
・配偶者や1親等(父母、子供)が亡くなった場合
両親、配偶者、子供が亡くなった場合には、上記の表にこだわらず
ほとんどの人が1年間を喪中として、喪中はがきを出します。
▼喪中にする人と、しない人がいる
・2親等(祖父母、義祖父母、兄弟姉妹、義兄弟姉妹)
判断に迷うのがこのケース。決まりはないので、最終的には自分の判断
になりますが、判断の目安として、
1、同居していたか?別居していたか?
2、生前の親交の度合い
によって考えることが多いようです。
▼ほとんど人が喪中にしない
・3親等以上(曾祖父母、おじおば、いとこ)
ただしとても親しくしていたり、同居していた場合には、喪中とするこ
ともあります。
喪中はがきと年賀状を使い分ける。
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喪中はがきを出すことに決めた場合にも、出す相手によっては年賀状も準備して
使いわけることもできます。
たとえば仕事関係のお付き合いなど、あえて不幸をお知らせするまでもない相手
については年賀状を出しても差し支えありません。
喪中というのはきわめてプライベートなことですので、ビジネスとプライベート
を分けて対応することを考えても良いでしょう。
また喪中はがきを出す場合にも、親戚の場合にはお互いに喪中であったり、ご不
幸をよくご存知であることがほとんどなので、省略することもあります。
喪中はがきを自作する
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最近はパソコンで喪中はがきを作る人も多くなっています。
市販のものはインクの薄い薄墨になっていますが、これも決まりではありません。
自作する場合には普通の黒インクで差し支えありません。
また私製はがきに印刷して切手を貼る場合、弔辞用切手でなくても大丈夫です。
普通切手で地味な柄のものを選びましょう。
官製はがきに印刷する場合も同様に落ち着いたものを選びましょう。
またせっかく自作するなら、相手先に応じて内容を変えて作ればより気持ちのこ
もったものになります。
昔は一枚一枚手書きで書いていたものが、印刷になり、同じ物を全員に送るよう
になっています。そのことにより、伝えきれない内容を添え書きに書いたり、連
名で出すことにより文面がややこしくなったりするわけです。
しかしパソコンで自作するならそういった問題がクリアになります。
手書きと印刷仕上げの中間として、手間を減らしつつも、相手の人のことを想い
ながらオリジナルの喪中はがきが出来る・・・パソコンを使うならぜひ考えてみ
てくださいね。
・文例はこちら
「気持ちの伝わる喪中の挨拶文例集」
http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/nenmatsunenshi/hagaki.shtml
↓ 「喪中」や「喪中はがき」の特集はこちら ↓
http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/nenmatsunenshi/index.shtml
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しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
もちろん匿名で質問できます。
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どんどん更新されています。
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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』
「 『爆発』のパワー 」
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大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして14年!
シニアコンサルタント・安井 睦華(やすい のぶか)が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
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素足から伝わって来るひんやりとした冷たい感触は、一年の中で最も心地よく
『そこまで冬が来てるぞ!やっと寒くなるぞ!』と囁いているようで、なんだか
とっても嬉しくなってしまいます。ところが、この大好きな季節にばかばかしい
失敗を立て続けに起こしてしまい落ち込んでしまいました。
先ずは買ったばかりの定期を失くしてしまった事、バスをよけたとたんにガード
レールの柱に激突した事、そして階段を踏み外し膝をしたたかに打ち、眼鏡をひ
ん曲げてしまった事。
何れも大事には至らず『若くはないんだから少しは自分の性格を考えて、ゆっく
り落着いて行動できないものかしらねー?』なんて家族にも呆れられてしまいま
した。
まさに仰るとおりのせっかちな性格も含め、生まれつきのものもそうでないもの
も年を取るごとに益々磨きのかかるものが多いので、ここらで自分の性格分析を
してみようかと思い至りました。
先ずは「泣き虫」お客様から頂くお電話でもよく泣いてます。
「あわてん坊」信号が点滅し始めてもダッシュで渡りきります。
「怒りん坊」これこそは年とともに押えが利かなくなって、相手かまわず直ぐに
カーッ!としてガミガミと怒りまくります。道を譲っても知らん顔の自転車おば
さんには、挨拶くらいしなさいっ!と怒り、電車の中で騒いでいる学生を憤怒の
形相で睨み付けます。
「楽天家」忘れん坊に限りなく近いもので、要は反省したり悩んだりする事すら
忘れてしまうだけではないかと思います。
「お調子者」失敗や欠点を面白おかしく話すことで周りの人に笑いを提供してい
ます。
こうしてならべてみると、泣き虫・あわてん坊・怒りん坊・楽天家・お調子者の
喜怒哀楽の激しい『意地悪婆さん』なんですが、我が年を省みず何事にも猪突猛
進で一所懸命のつもりです。時代遅れの常識を振りかざしてのおせっかいも、
『古語辞典』程度には役立つ事もあると、周囲の迷惑はもろともせずに楽しくお
仕事をさせて頂いています。
20歳の頃、60歳の父や母を見て、落ち着いたいい意味での「枯れている」感
じがあり、これが60歳というものなのかと思っていましたが、実際に自分がそ
の年齢になってみると「枯れる」どころか、まだまだ欲が出てくるものなのです。
「もっと何かをやりたい!」、「新しいことに挑戦したい!」、『爆発』したい
という気持ちは全く尽きることはありません。
この『爆発』のエネルギーを反対の側面からみると「喜怒哀楽が激しくおっちょ
こちょいの慌て者」ということなんだということにして、これからもまだまだど
んどん『爆発』していきます!!
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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 監修 小嶋 幸夫
│\/│ 編集 川瀬 由紀
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