第75号 『冠婚葬祭の場面での気の利いたお手伝いとは?』(2010/4/25発行)
┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━
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┃ 1◆ 特集 「 冠婚葬祭の場面での気の利いたお手伝いとは? 」
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┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ! 「 男の料理 」
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┃ 3◆ 今月のプレゼント
┃ 「シンプルで使いやすい!オリジナルエコバッグを20名様に」
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こんにちは。大野屋の川瀬です。
先日、大野屋の家族葬式場・リコルド田園調布にて「遺影撮影会」を開催しまし
た。
プロのメイクアップアーティストによるメイクと、プロカメラマンによる撮影で
ステキな遺影を撮ろうというイベントで、リコルドの会員様や近隣の方が大勢参
加され満席の賑わいでした。
来場するときには自分でのお化粧はベースメイクのみ。皆さんほぼスッピンのた
めか緊張のためか、最初はちょっとうつむきがちな様子。どうなることかと思い
きや、ひとりひとりの雰囲気やお顔の特徴に合わせたメイク方法のアドバイスを
受けながらプロのメイクを受けて気持ちがほぐれ、カメラの前では自然な笑顔が
こぼれていました。
終了後には軽く頬を上気させて「お化粧は10年ぶりよ」と明るく笑う人も多く
こちらまで嬉しくなりました。
受付のスタッフも仕上がった写真を見て来場したばかりの時とは「全然違う!!」
とびっくりする一面も。もちろん綺麗にメイクされていることもあるのですが、
それ以上に内面からの輝きのようなものが感じられるのです。
遺影というと黒い服を着てかしこまっている印象(古い?)でちょっと暗いイメ
ージだったのですが、今回の遺影は全く違いました。
私もお願いして1枚撮ってもらいました。
う~ん、確かにちょっといい気分・・・。自然と背筋がシャキッと伸びるような
感覚です。女性にとってメイクの力ってすごいなぁと実感しました。
写真を撮る機会は旅行のときのスナップくらいで、プロのメイクと撮影というと、
大人になると結婚式くらいしか機会がないですよね。
"遺影"でなくても、そのときの自分をしっかりとアルバムに刻むために、何年
かに一度は、写真館などでちゃんと撮ってもらうのをオススメします!
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◆ 特集 「 冠婚葬祭の場面での気の利いたお手伝いとは? 」
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身近な人の結婚式やお葬式などの場面では、なるべく力になってあげたいもので
す。
ただ、最近は結婚式場や葬儀社が手配を進めてくれることが多いので、あまり出
る幕がない、どこまで手を出していいのか分からないということも多くなってい
ます。
かといって、お客様としてじっとしているのも居心地が悪い・・・そんなときに
気の利いたお手伝いができるようになりたいものですね。
結婚式
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準備期間も長く、万全に準備が済んでいることが多いので、あまりお手伝いがで
きる余地は少ないのですが、それでも新郎新婦よりお声が掛かったら快く引き受
けてあげましょう。
受付は親しい友人や親戚が活躍できる場です。またプロに依頼するケースが多い
ものの、写真係・司会を依頼されることもありますね。二次会は友人主導で主催
していきます。
◆受付
受付テーブルや備品などはすでに式場にて準備済みですが、式場スタッフから手
順を確認するための余裕をもった時間に到着しておきます。受付内はスペースが
広くないので、裾にボリュームが出ないドレスを選びます。
ご祝儀を受け取る際には「お預かりいたします」と言って笑顔で受け取ります。
◆写真係
一生に一度の結婚式を記録する重要な役割ですから、準備は入念に。事前に式次
第や席次表を確認し、できれば会場の下見にも同行させてもらえば安心です。新
郎新婦から、どんなシーンを撮ってほしいのかも聞き取っておきます。
当日は、会場だけでなく控え室でのメイクや仕度の様子や、受付のウェルカムボ
ードなどの小物もぜひ撮影しましょう。また披露宴では招待客の撮り漏れがない
よう各テーブルを回ります。
◆司会
思い出に残る式にするためにも丁寧に打合せをして原稿を作成しましょう。事前
に会場に下見にいき、会場の担当者との打合せをします。様々な年齢層の招待客
がいますから、言葉は落ち着いてゆっくり正確に発音し、明るい雰囲気で話しま
しょう。
◆二次会
二次会は本来友人が主催するものですが、実際にはどこまで幹事が行うのかは新
郎新婦によって違います。会場選びやプラン作りをほとんど新郎新婦で行い当日
の受付や進行のみを友人に依頼するケースから、全てを友人が主導するケースま
で様々です。
幹事を頼まれたら、まずはどこまでしてほしいのかを、本人たちに確認し、希望
を聞きつつ準備を進めましょう。参加人数は当日まで流動的であることが多いの
で、料理や余興なども柔軟に対応できるようにしておきます。
お葬式
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突然のことで遺族の準備がままならなかったり、長く患っていた場合には看病の
ために家の中が片付いていなかったりと、何かと人手が必要です。その中で親戚
や親しい人の手はありがたいものです。
手伝いをする場合には親戚でも勝手に振舞わず、「何かお手伝いさせてください」
と遺族に申し出ます。
◆通夜前のお見舞い
親しい人の訃報を聞きつけて自宅を訪ねるときに、何を持って行ったらいいのか
迷うことがあります。お通夜や告別式に参列するつもりならば、この時点ではお
香典は持参せず、遺族への差し入れが喜ばれます。
大勢の訪問者が見えるのでちょっとつまめるお菓子、遺族の休憩中に軽く食べら
れるおにぎり、サンドイッチなどが気が利いています。服装は普段着で構いませ
んが地味な服装を心がけます。
お茶出しやお掃除などを買って出るつもりなら動きやすい服装にしておきましょ
う。台所を手伝う場合には黒や白のエプロンを持参します。もし無ければ、なる
べく地味なものを選びます。
地域によっては、亡くなった人へのお香典やお供えとは別に「おさみし見舞い」
として菓子折りや少額の現金を包んで遺族に渡すこともあります。
◆家の片付け
最近は斎場でのお葬式が増えていますが、その前に一旦住み慣れた自宅へ帰るこ
とが多く、そこへ大勢の人がお参りに来ます。普段から綺麗にしているつもりで
も、亡くなった方を寝かしお客様がお参りできるようにするとなると、家具の移
動や掃除などの人手も必要です。
◆買出し
お参りの人へ出すお茶やお菓子、遺族が葬儀の時に使う小物(黒のネクタイや靴
下、特に子供は靴や靴下が適切な物がないことも多い)、僧侶や親戚に持ち帰り
いただく手土産など、意外に色々なものが必要になります。
◆通夜や葬儀の受付
通夜や葬儀はほとんどを葬儀社が主導して行いますが、お香典を預かる受付だけ
は親戚が任されることが一般的です。お香典を預かり記帳をしてもらうように案
内する役目ですが、お香典を差し出されたら黙礼か「お預かりいたします」また
は「お供えさせていただきます」と言って受け取ります。
また自宅での葬儀の場合には駐車場への誘導係りが必要になることもあります。
◆僧侶の接待係
親戚の長老格の人が僧侶のお世話係を担当することが多くあります。地域によっ
ては僧侶の送迎が必要なこともあります。
◆誘導係
最寄駅から式場までの誘導係が必要なこともあります。
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しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』 「 男の料理 」
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大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして15年!
シニアコンサルタント・安井 睦華(やすい のぶか)が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
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我が家では孫の受験が無事終了し、何年かぶりにのんびりとした春休みを過ごせ
ると楽しみにしていた矢先、娘が『癌』にかかっている事がわかりました。
両親を看取り、今度は私自身が娘たちの世話になるのだろうと思っていましたの
で、まさかの検査結果は、まさに青天の霹靂、震天動地の告知でした。発見が早
かったので簡単な手術だけで終わることができたのは本当に幸いでした。
今回の事で、『男性でも子供でもせめてご飯と味噌汁くらいは自分で作れるくら
いに躾けて置かなければいけない』という事を実感いたしました。母親の入院を
告げられた中一の孫の第一声が、
『えっ!じゃあ僕のご飯はどうなるの?』
と切実で間の抜けた質問をして家族中の大ひんしゅくを買ったのです。
今の時代、コンビニでもスーパーでも24時間営業してるとは言っても、万一の
事があったら生きていけないのではないかと本気で心配になりました。
まあ、それは兎も角としても、婿の帰宅時間だけはビックリするほど早くなり
(今までは何だったんだと言いたいけれど言わない)家族の強い絆を感じられた
ことは不幸中の幸いでした。
最近は『弁当男子』などと自作のお弁当を会社に持参する男性も増えているそう
ですが、少なくとも私の周りにはそういったブームは実感できません。
会社の男性に聞くと
「やろうと思えばできますよ」
と口をそろえますが、いつ「やろうと思う」のやら、またその実力の程は怪しい
ものです。
しかしインターネット調査会社のマクロミルが実施した調査結果によると、料理
に対する考え方・意識について「料理ができる男はカッコイイ」と回答する人が
多くなっているようです。しかも年代別にみると、男女とも若年層ほど「カッコ
イイ」と思う人が多く、20代では男性78%、女性92%にも上るようです。
案ずるより産むがやすしで、積極的に「やろうと思う」時は意外にすぐ近くまで
来ているのかもしれません。
自分のお弁当を作る男性は「偉い」とは思っても「カッコイイ」とまではなかな
か発想が及びませんが、やはり常識は時代とともに移り変わっているのでしょう。
普段から仏事に関する相談を承っていますが、本来のやり方や意味などを基盤と
はしつつも、それに固執することなく、現代の感覚に沿ったお答えをしたいと心
がけています。こういった常識の変化には敏感になっておきたいものですね。
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◆ 今月のプレゼント
「 シンプルで使いやすい!オリジナルエコバッグを20名様に! 」
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しっかりしたキャンバス地、シンプルな形で使いやすいエコバッグです。
マチ付きで大型の大容量サイズですが、コンパクトにたためますから、かばんに
入れて持ち歩くのもお勧めです。 (タテ38cm、ヨコ47cm、マチ付き)
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紹介されます。
★5/15発行 宗教工芸新聞
『Soul Jewelry』等の展示会の様子が紹介さ
れます。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 監修 小嶋 幸夫
│\/│ 編集 川瀬 由紀
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