第87号 贈る気持ちを伝える『お見舞いの水引・表書き』(2011/04/25発行)
┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━
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┃ 1◆ 特集 「 贈る気持ちを伝える『お見舞いの水引・表書き』 」
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┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ! 「 春一番 」
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┃ 3◆ 今月のプレゼント
┃ 雨の季節にそなえて...レインバッグカバーをプレゼント!
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こんにちは!大野屋の川瀬です。
今回は、よくお問合せをいただく「水引」「表書き」について、特に「お見舞い」
の場面を想定しての特集です。
震災から1ヶ月が経過し、輸送や交通手段も回復してきたところで、被災された
方へ震災見舞いを差し上げることもありますね。そんなときに知っておきたい贈
り方のマナーをチェックしておきましょう。
また4月30日発売の雑誌『ゆうゆう』に、このメルマガでお馴染みの安井のイ
ンタビュー記事が掲載されます!
テーマは「エンディングノートを書く前に考えておきたいこと」。
「おおげさなお葬式はしたくない」「家族葬がいい」「散骨して欲しい」など、
さまざまな声がありますが、実際に今どういうお葬式があるのか、エンディング
ノートに書いておくべき内容は何かを安井がお話しました。
こちらもぜひご覧ください!
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◆ 特集 「 贈る気持ちを伝える『お見舞いの水引・表書き』 」
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病気見舞いや災害見舞いなど、お見舞いを贈る機会には、掛け紙や袋の種類、「の
し」や水引はどう付ければいいのか、とても悩むところです。
特に『表書き』は贈り物の目的や主旨を伝える大切なものですので、昔からの慣
習や地域の風習なども考慮して失礼の無いようにしたいものです。
お見舞いには病気やケガ、地震・火事・風水害などの不幸な出来事を見舞う場合
と、発表会や運動選手の合宿などへ励ましの気持ちで見舞う場合があります。
不幸な出来事へのお見舞いには水引も"のし"もない白い袋を用い、励ますため
のお見舞いにはお祝い事と同じように、紅白の蝶結びの水引で、のしつきの袋を
用います。
お見舞は相手の立場に立って考えないと、かえって迷惑にもなりかねません。
特に病気見舞いや災害見舞いを贈るときには、相手の状況を察して、贈る物、う
かがう時期や時間帯などに配慮し、事前に様子を聞くようにしましょう。
改まった場合には毛筆を使い楷書で表書きを書きますが、最近では筆ペンを使う
方が多くなっています。しかしいくら略式とはいっても、サインペンやボールペ
ンや、草書など崩した書体は避けたほうがよいでしょう。
袋や水引は種類が豊富に揃っていますので、包む金額や用途に合わせたものを選
びましょう。
◆震災見舞い・火事見舞い
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表書き:「災害御見舞」 (地震、火事、台風など災害全般に使えます)
袋・水引・のし:現金は白封筒か半紙に包みます。水引・のしはつけません。
品物なら早めに。現金を差し上げるなら、やや落ち着いてから。
目上の人に現金を贈るのは失礼と言われていますが、災害時にはむしろ現金こそ
一番役立ち喜ばれるはずです。
必要な物資はあれこれ考え込むより、直接聞いてみるのが一番です。
◆病気見舞い
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表書き:「御見舞」
袋・水引・のし:水引・のしが付いていない白封筒か、市販の「御見舞」の袋
を使用します。市販の袋は紅白の水引が付いているものもありますが、病状に
よっては水引のないものが無難でしょう。
お見舞いに伺うタイミングは、病状が落ち着き、回復に向かい始めた頃。
長期の療養の場合のお見舞は患者の家族と相談します。
◆陣中見舞い
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表書き:「陣中御見舞」「祈必勝」
袋・水引・のし:紅白の蝶結びで"のし"をつけます
展覧会やイベント、運動選手の試合などで頑張っている人へ激励や景気づけの意
味を込めて贈るのが陣中見舞いです。
集まる人達が飲食できるものがや現金も喜ばれます。
選挙の際の陣中見舞いは公職選挙法に抵触する場合があります。事前に選挙事務
所に相談をしましょう。
◆楽屋見舞い
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表書き:「御祝」「楽屋御見舞」
袋・水引・のし:紅白の蝶結びで"のし"をつけます
発表会、演劇、コンサートなどの発表会で激励や成功を祈る気持ちをこめて贈り
ます。
◆お返しは?
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■震災見舞い・火事見舞い :基本的にお返しは不要
■病気見舞い :退院・職場復帰後2週間前後で「快気祝」としてお返ししま
す。
入院が長引きそうな場合でとりあえずお返しをしておきたい
時は、「御見舞御礼」または「御礼」として贈ることもあ
ります。
また残念ながら亡くなってしまったという場合にも同様です。
■陣中見舞い :基本的にお返しは不要
■楽屋見舞い :基本的にお返しは不要
お返しの金額は、もらった金額の半額~1/3程度。
震災見舞いや陣中見舞い、楽屋見舞いにはお返しは通常必要ありません。ただ、
何か気持ちを伝えたい...という場合には「御礼」とします。
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*知っておきたい仏事のしきたりに関するQ&Aが満載!
人気ページ「仏事のよくあるご質問」もご覧ください。
↓ ↓ ↓
http://www.ohnoya.co.jp/faq/?utm_source=mail&utm_medium=mail_1
しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
もちろん匿名で質問できます。
お気軽にお問いあわせください。
https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php
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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』
「 春一番 」
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雑誌『ゆうゆう』6月号(4/30発売)に安井のインタビュー記事が掲載され
ます!
テーマは、エンディングノートを書く前に考えておきたいこと「お葬式どうしま
すか?」。
「おおげさな式はしたくない」「家族葬がいい」「散骨して欲しい」など、さま
ざまな声がありますが、実際に今どういうお葬式があるのか、エンディングノー
トに書いておくべき内容は何かを安井がお話しました。
ぜひご覧ください!
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この度の『東日本大震災』により被害を受けられた皆様、並びにご親族や有縁の
皆様には心よりお見舞いを申し上げます。
あの日以来もう一月以上も経っているというのに、未だに大勢の行方不明者が居
られ、また、目に見えない放射能の影に追われて故郷や自宅や職場からの強制避
難を余儀無くされておられるのは本当に心が痛みます。
しかし事ここに至っては、もはや天災だ人災だと責任の押し付け合いをしている
場合ではなく、座礁しぼろぼろに傷ついた『日本丸』が再び元気に出航できるよ
う、心を一つにして修復に取り掛からなければならないのでしょう。
『仏の御計らい』と言うにはあまりにも過酷な試練ですが
『冬は必ず春となる、いまだ昔よりきかず・みず冬の秋とかへれる事を・・・』
とも言われております。どうぞどうぞお元気で一日も早く皆様に本当の春が来る
よう頑張っていただきたいと願っております。
ところで我が大野屋テレホンセンターでは10年ぶりに待望の新入社員が配属され
ました。
京都からやって来る、娘と言うよりむしろ孫(!)に近い歳の、ピッカピカの
1年生を迎えるという事で、何日も前から嫁とり前のような騒ぎをして、新しい
資料や文具をそろえて待ちわびていました。
業務知識や商品知識は勿論の事、まずは社会人としてのルールや心構え、そして
チョッピリの処世術(?)なぞも伝授しなければと各教科担任まで決めて、舅姑
もあきれる程に張り切って久方ぶりの研修準備をしました。
入社以来連日行われている鬼の研修にもめげず、笑顔で頑張っている姿からは、
京女の芯の強さを感じさせられ、ツツジの強さとシャクナゲの艶やかさを合わせ
たような薄紅色の『春一番』の花のような、はんなりとした明るさには、震災以
来の暗く疲れた心に、沢山の元気を貰ってすっかり若返ったような気がします。
駅や街では、就職活動の時のリクルートスーツの面影が初々しい新入社員をあち
こちで見かけます。彼らと共に一歩ずつ前へ着実に進んでいきましょう。
哀しいニュースばかりが目立つ今日この頃ですが、黒く垂れ込めた雲の上には光
り輝くお天道様があるという事を忘れずに、『今、生かされている事の意味』を
しっかりと見つめ直し、遺された者の責任ではないかと改めて思っております。
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◆ 「雨の季節にそなえて...レインバッグカバー」読者プレゼント実施中!
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雨の季節にそなえて、レインバッグカバーをプレゼント!
いつものバッグにかぶせてリボンを結ぶだけ。
使わない時は小さく折りたためるのでいつもバッグに入れておけば急な雨も安心
です。
晴れの日にはエコバッグとしても使えます。
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[ぜひご覧ください]メディア掲載のおしらせ
★雑誌『ゆうゆう』6月号(4/30発売) 安井のインタビュー記事が掲載
されます!
★雑誌『SEVEN HILLS Premium』(4/25発刊)
「プレミアムサービスの新スタイル」という特集の中で、
商品開発者の人物紹介記事に遺骨ペンダント"Soul Jewelry"を開発した
当社社員・上原が登場します。
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お墓の地震対策 資料のご請求を受付中!
メモリアルアートの大野屋は、大切なお墓を守るために、これまで様々な地震対
策に取り組んできました。
阪神・淡路大震災以降、開発した当社オリジナルの墓石施工専用の耐震性接着剤
は、墓石の耐震性試験で震度7にもその有効性が確かめられました。
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『花で送る家族葬』資料のご請求を受付中!
清らかさ、やさしさ、美しさの象徴である「花」。時に人々の想いとなり、願いと
なり、たくさんのメッセージを伝えてきました。
大野屋の『花で送る家族葬』は故人を偲ぶあたたかなご家族の想いを生花一輪一輪
に託します。
http://www.ohnoya.co.jp/funeral/hanakazoku/index.shtml?utm_source=mail&utm_medium=mail_1
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 監修 小嶋 幸夫
│\/│ 編集 川瀬 由紀
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