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第111号 永代供養墓の選び方&話題の樹木葬(2013/04/25発行)

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  メモリアルアートの大野屋
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       冠婚葬祭ナビ 『折々しきたり想いやり』2013/04/25

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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集
┃        「 永代供養墓の選び方&話題の樹木葬 」

┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ! 
┃           「 男だって泣けばいいさ! 」

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こんにちは!大野屋の川瀬です。


先月発売となりました大野屋テレホンセンターの書籍
「なるほど!それでいいんだ お葬式・法要のQ&Aハンドブック」(主婦と生活社)
をご覧いただいた方より「読みやすかった」「2冊買って結婚した娘にもあげま
した」などのご感想とともに、仏事のご相談をたくさん頂いています!


どうもありがとうございます!!


ピンク色で手軽なサイズに仕上げていただき、若い人にも気軽に読んでもらえた
ら・・・と思っていましたが、実際に「読みました」とお電話いただく方は、ご
年配まで幅広く、大変ありがたいです。

書店で見かけたらぜひお手に取ってもらえたら嬉しいです!

また「大野屋テレホンセンターご相談件数20万件」を記念しての200名様プレゼ
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◆ 特集  「 永代供養墓の選び方&話題の樹木葬 」
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少子化、晩婚化、単身世帯が増えるにしたがって、大野屋テレホンセンターにも
「お墓を継ぐ人がいない」「子供に迷惑をかけたくない」という方から、永代供
養墓や樹木葬についての相談が増えています。


永代供養墓とは、家族や親族に代わって、寺院や霊園が供養、管理をしてくれる
お墓のシステムです。

 ○子供がいない
 ○子供が娘のみ
 ○子供が結婚していない
 ○独身

などお墓の継承に不安がある人には心強い仕組みです。


また最近は充実した設備を備え交通アクセスも便利な納骨堂や、大自然に帰れる
樹木葬など、種類も豊富になってきていることもあり、


 ○子供はいるが負担をかけたくない
 ○自分らしいお墓を自分で選びたい

という理由で、積極的に永代供養墓を選ぶ人も増えてきています。


とはいえ、種類の増加にしたがって、施設の形式や供養の内容・費用などは多様
になってきているので、選ぶときには充分な比較・検討が必要です。


そこで今回は、永代供養墓や樹木葬を選ぶポイントを見てみましょう。

<永代供養墓のチェックポイント>

1、施設の形態
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大きく分けて(1)屋外施設か(2)屋内施設かの2種類に分かれます。

  (1)屋外施設

    全国に数が多く種類が豊富なのが、屋外施設です。

    以下のような施設があります。

     ・納骨堂型・・・屋外に大きめな石材で出来た建物内の棚などにお骨
             を納める施設。

     ・モニュメント型・・・石材で出来たモニュメントで、主に地下にお
             骨を安置する施設。

     ・樹木葬型・・・墓石の代わりに樹木を墓標とする葬送方法。


     ・墓石型 ・・・普通のお墓のまま、一定期間供養をした後は、霊園
             内の決められた施設へ合祀する。合祀後は墓石を撤
             去。


  (2)屋内施設

    雨天でもお参りしやすく、交通アクセスが良い好立地にあることが多い
    のが屋内施設の特長です。

     ・ロッカー型・・・建築物の中で個別に仕切られたロッカータイプの
              棚にお骨が安置されており、マンション形式とも
              いわれます。

     ・可動収納型・・・コンピューター制御により、家ごとの墓碑が参拝
              祭壇に運ばれてお参りができます。

2、遺骨の安置方法
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 お骨の安置方法は施設によりさまざまで、また方法によって費用に大きな差が
 出ます。


 (1)骨壷のまま安置

   骨壷のまま安置する場合も、保管場所や管理上の負担が大きいため、ほと
   んどの施設で期間を区切っています。

   期間が過ぎると他の故人と一緒に埋葬(合祀)されます。

   骨壷安置期間は1年、10年、33回忌までなど施設によりさまざまですが、
   おおむね期間が長いほど費用が高くなる傾向にあります。


   また例外的に永久に個別安置というところもあります。


 (2)合祀

   お骨を他の故人と一緒に埋葬する方法です。

   骨壷安置に比べ、費用が割安となることが多いです。

3、供養の方法
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  合同での供養祭を行う施設が多く、その時期(春・秋のお彼岸やお盆など)
  や回数を確認しましょう。

4、 費用
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  「1人あたりいくら」という費用設定が多いですが、数人で入れる家族型も
   あります。

   管理費はかからず、最初に費用を全額支払うところが多いですが、年会費
   や納骨料、彫刻料が別途必要なところもあるので確認が必要です。

5、 その他
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  お寺の場合、檀家になる必要があるか、戒名をつけていただく必要があるか
  も確認しましょう。

  屋内施設の場合には火災防止のため焼香できる場所が制限されていることも
  あります。

  また名前の彫刻が出来るところ、出来ないところがありますので、これも確
  認が必要です。


  そのほか使用者が参加するイベントなどで使用者同士の交流が盛んな施設も
  あります。

最近注目を集める「樹木葬型」とは
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永代供養への要望と、近年要望が高まっている「亡くなったら自然に帰りたい」
という自然葬への要望のどちらにも応えるのが、「樹木葬型永代供養墓」です。


桜などのシンボルツリーの周囲に遺骨を埋葬するタイプと、個別に1本ずつ樹木
を植えるタイプの2通りがあります。

いずれにしても、お骨壷から出して埋葬するのですが、他人のお骨とは混じらな
いように設計されているところもあり、「他人と一緒にはされたくない」という
人へ配慮がされています。


場所も、都市部にありお参りしやすい都市型と、大自然に抱かれて眠ることがで
きる自然環境の良い場所にある施設とがあり、希望に応じて選べるようになって
きています。


また、最近は家族で入ることができ、跡継ぎがいれば代々継承して「家の墓」と
して使用することもできる、これまでの永代供養を超えた新しい樹木葬もできて
きました。

永代供養墓もどんどん進化しているのですね。

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[こちらもご覧ください]


◆わかりやすい永代供養墓特集
http://www.ohnoya.co.jp/cemetery/eidai.shtml?utm_source=mm201304&utm_medium=mail&utm_campaign=%E6%B0%B8%E4%BB%A3%E4%BE%9B%E9%A4%8A%E5%A2%93


◆樹木葬について

樹木葬 豊かな自然に包まれて眠るかたち
http://www.ohnoya.co.jp/cemetery/jyumokusou.shtml?utm_source=mm201304&utm_medium=mail&utm_campaign=%E6%A8%B9%E6%9C%A8%E8%91%AC


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     しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
     もちろん匿名で質問できます。
     お気軽にお問いあわせください。
      https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php

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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』
               「男だって泣けばいいさ!」
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大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして17年!
シニアコンサルタント・安井 睦華(やすい のぶか)が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
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先日朝日新聞にて耳慣れない「涙活(るいかつ)」なる催しの記事を読みました。

「婚活」「就活」は結婚のため、就職のために、自ら努力しつつ、本人の性格や
能力、家族の状況等を知り尽くした(?)仲人役やコンサルタントのお力を借り
るということも、合理的かつ効率的であると納得できます。

がしかし「涙活」なるものは、ただ泣くためにコンサルタントが提供する様々な
「泣きの材料」(泣ける映画なぞを観たり)を提供しイベントを仕掛けるという
のだから恐れ入ってしまいました。

なんでも
「泣いた後でみんなでおしゃべりするのが、体育祭のようで楽しい」
とか、
「デトックスになります」
とか、要は一人ぼっちでで寂しく泣くのではなく、「涙友(るいとも)」と心ゆ
くまで泣き語らう事でお互いの心が癒されるという参加者の感想に対して、他人
がとやかく言うことではないのだけれど、いまひとつすっきりしないのは私だけ
でしょうか?

しかも記事によると、男性の参加者もいるそうです。

昔から「男たるもの人前ではけして泣くものではありません」と言われて育ち、
どんなに辛く苦しい時でも、悲しく悔しい時にもじっと歯を食いしばって我慢す
るものと相場が決まっていました。

だからこそ思いがけずに流れる男の涙に、我々女性はシビレたのですがねぇ!


ただ「昔から」とはいっても、司馬遼太郎氏の説によれば、平安時代や戦国時代
の男たちは激情的で人前をはばからずに号泣、さらには激情にまかせて人を殺し
自らも腹を切ったとのこと。

そういえば秀吉は嬉しくても悲しくても派手に泣いたし(知人のように言ってま
すがお会いした事はありません)、永遠のアイドル光源氏もホントによく涙を流
していますよね(こちらもお会いしたことはありませんが)。


そう考えると、誰かにセッティングされた場で、泣く材料を与えられて泣くより
も、身を切るような本当の悲しみや苦しみや憤り、湧き上がる感動の涙・・・自
立した男の涙なら、どこでどういう泣き方をしたって、それなりにカッコいいん
ですよね。


確かに昔に比べれば社会の仕組みも人間関係も複雑になっているのでストレスも
多様化しているのでしょうが、
「泣いて泣ききって心がスッキリ」とか「思いっきり泣いて諦めがつく」という
基本的な泣きの効果は変わってはいないはず。


ですから、自分自身の力で心を解放し、周囲の目なんか気にせずに、悲しかった
ら思いっきり号泣し、感動したら遠慮せずに熱い涙を流してみたらどうでしょう?

まぁ、それでもやっぱり、昭和生まれの我々にとっては、哀しくても居酒屋の片
隅で一人静かに酒を飲む高倉健様は別格ですがねぇ!


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[ぜひご覧ください]メディア掲載のおしらせ 


◎雑誌「ねんきん生活」 2013年4月15日発行
  安井がインタビューを受けた記事が掲載されています。


◎雑誌「葬祭流儀(東京多摩版)」5月上旬発行
  大野屋の葬儀事例紹介・スタッフ紹介・手元供養・墓石霊園事情について
  取材を受けました。


◎読売新聞(朝刊家庭面)5月14日
  手元供養・新しい納骨方法・お墓不足などについて取材を受けました。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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