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第131号 年末年始 知っておきたい豆知識(2014/12/26発行)

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  メモリアルアートの大野屋
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       冠婚葬祭ナビ 『折々しきたり想いやり』2014/12/26

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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集   

┃   「 年末年始 知っておきたい豆知識 」
┃      

┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ! 
┃          「 大野屋テレホンセンター成人式 」

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こんにちは!大野屋の川瀬です。


いよいよ2014年最後のメールマガジンになりました。
これまでお付き合いいただき、本当にありがとうございます!

今回は年末年始のイベントやしきたりに、知っておきたい豆知識の特集です。


どうぞよい年をお迎えください!
そしてまた来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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◆ 特集 「 年末年始 知っておきたい豆知識 」
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大掃除、お正月飾り、紅白歌合戦やカウントダウンイベント、おせちにお雑煮。
年末年始はイベントが盛りだくさんです。


忘年会は日本だけのもの?
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年末の恒例行事といえば忘年会。実は、日本独特の慣習といわれています。

年忘れの催しが始まったのは室町時代といわれています。当時は年の暮れに
「連歌」の会を開いたそうですから、今の忘年会とはかなり様相が違うようです。

宴会としての忘年会が定着したのは江戸時代ですが、今と違い家庭で、家族や親
戚が年末に集まり、互いに一年の労をねぎらって無事を祝うものだったそうです。

現在のように、家庭の外でのスタイルになったのは明治時代以降で、年末のボー
ナスの制度が広がるにつれて会社やグループなどで行うようになりました。

忘年会も回数が多いと身体も懐も厳しくなりますが、普段お酒を酌み交わすこと
がない人とも席を一緒にできる貴重な機会でもあります。くれぐれも暴飲暴食に
は注意しながら、楽しみたいですね。

いろいろな種類の「手締め」
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忘年会などの宴会や式典の終わりにつきものの、手締め。

「手締め」は、式典や祭りの時、締めくくりとして、物事の成就や無事に終わっ
たことを祝って、掛け声とともにリズムを合わせて手拍子を行います。

この手締めには、よく知られる「三本締め」や「一本締め」のほか、各地域にそ
れぞれのやり方が伝わっています。

まず、よく知られる「三本締め」は
「いよー パパパン パパパン パパパンパン」
を3回繰り返す形ですね。「江戸締め」とも呼ばれ、浅草の三社祭が発祥と言わ
れています。歌舞伎の襲名披露や酉の市などでも行われ、全国に広がったそうで
す。

この三本締めを省略して、
「パパパン パパパン パパパンパン」
と1回だけにしたものを「一本締め」と言います。

「一本締め」に対し、「一丁締め」はさらに簡略化して「いよー パン」と手を一
回だけ打ち鳴らします。
この「一丁締め」を「一本締め」と勘違いしている人も多いので、手締めを取り仕
切るときには要注意です。


ちなみに、掛け声の「いよー」は「祝おう」が転じたものだそうです。


他にも、大阪には、「大阪締め」という手締めがあります。
「うーちましょ(ひょ)パンパン もひとつせ パンパン 祝うて三度 パパン
パン」
とします。
大阪の生國魂神社が発祥という説があり、天神祭などで行われ、関西地方に広が
りました。

一方、福岡には、「博多手一本」という手締めがあります。
「いよー パンパン もひとつ(しょ) パンパン よーと三度 パパンパン」
とします。博多山笠で行われるのが有名です。

初詣
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お正月には神社や寺院に初詣をし、新たな気持ちで新年を迎えたいものです。

地元の氏神様をお参りするもよし、金運、厄除け、学業成就、縁結びなどのご利
益で有名な神社やお寺を訪ねるのも良いですね。

初詣は、もともとはその年の縁起の良い方角に詣でる「恵方参り」に由来し、元
旦に限られた風習でしたが、現在では7日の松の内までに行けばよいとされてい
ます。

また仕事始めには会社単位、部署単位で、安全や商売繁盛を祈願するためにお参
りをする慣習がある会社も多いのでは?
大野屋テレホンセンターには
「家族や親戚が亡くなったばかりなので、個人的には初詣は控えるが、会社行事
の参拝も欠席したほうがいいでしょうか?」
というご相談をよくいただきます。

確かに喪中期間中は神社への参拝や晴れがましい席への参加は控えるようにする
のが一般的です。
しかし神社によっては50日祭(仏教での49日忌)が過ぎていれば参拝してもよい
というところも多いですし、プライベートではなくむしろ公的な立場での参列で
すので問題はないでしょう。


神社への参拝の仕方をおさらいしておきましょう。

 

参拝の仕方
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◇まずは身を清める

 境内ではまず手水舎(ちょうずや、てみずや)で手と口をすすぎ身を清めます。

  (1)右手にひしゃくを持ち、水を汲み左手を清めます
  (2)続いてひしゃくを持ち替え、右手を清めます
  (3)再び右手に持ち替えて、左手に水を受けて口をすすぎます
  (4)柄杓を傾け、柄の部分に水を流して清めます


◇お参りの作法

 神社でのお参り


   「二拝二拍手一拝」(二礼二拍手一礼)が基本です。

  (1)神前に進み、姿勢を正します
  (2)お賽銭を賽銭箱に入れます
  (3)鈴を鳴らします
  (4)腰を90度に折り、二拝をします
  (5)胸の高さで両手を合わせ、右指先を少し下にずらします
  (6)2回手を打ちます。(二拍手)
  (7)最後にもう1回拝をします


 寺院でのお参りのときは柏手は打たず、静かに合掌してお参りしましょう。

初夢はいつ見る夢?
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「初夢」とは新年の最初に見る夢のことですが、 いつ見る夢かと言うと諸説が
あります。

 ・大晦日から元旦の朝
 ・元旦の夜~2日の朝
 ・1月2日~3日の朝
 ・他にも古くは「節分の夜」など

大晦日から元旦にかけては朝までテレビを見たり、初詣やイベントに出かけたり
で、眠らない人も多いのでは?
元旦の夜や2日の夜も「初夢」なら、いずれかで縁起のよい夢が見られるかもと
期待できますね(笑)

昔から、縁起の良い夢を見ると、「夢見が良い」と言って喜ばれていました。

よく初夢に見るとおめでたい夢として、「一富士、二鷹、三なすび」と言われま
す。
どうしてこの3つが良い夢なのかは、徳川家康が好きだったものだからとか、
"富士は日本一の山"、"鷹は賢く強い鳥"、"なすは事を「成す」"など説が
ありますが、「富士山」「鷹」「なす」は幸せのキーワードのようです。


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喪中はがきを出すのが間に合わなかった場合は?お年玉はあげてもいい?


◎喪中の場合の年末年始の過ごし方Q&A
http://www.ohnoya.co.jp/faq/manner/?utm_source=mm201412&utm_medium=mail&utm_campaign=%E5%B9%B4%E6%9C%ABqa


◎どうしよう・・・年末年始のお葬式・法事
http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/nenmatsunenshi/funeral.shtml?utm_source=mm201412&utm_medium=mail&utm_campaign=%E5%B9%B4%E6%9C%AB


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さまざまな仏事のQ&Aが日々更新されています。

◎仏事Q&A
http://www.ohnoya.co.jp/faq?utm_source=mm201412&utm_medium=mail&utm_campaign=qa

こちらもご覧ください。

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     しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
     もちろん匿名で質問できます。
     お気軽にお問いあわせください。
      https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php


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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』
         「 大野屋テレホンセンター成人式 」
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大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして19年!
シニアコンサルタント・安井 睦華(やすい のぶか)が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
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あと数日で平成27年の幕開けとなります。

平成7年1月に開設した我がテレホンセンターも、いよいよ来年は21年目のスター
トという事になるのですが、大きな節目の年を迎えるに当たって、この20年間で
の様々な出来事が思い出されて感慨も一入のものがあります。

開設当時は30代、40代だった我々も、今では皴と白髪の数が目立つ正真正銘のお
婆ちゃんになり、孫ほど歳の違う若者たちと机をならべ和気あいあいと(かしま
しいと言う方も居られますが)楽しくお仕事を続けられるのも、ひとえにご利用
いただいているお客様の暖かいご支援のお陰と思い、感謝・感謝の気持ちで一杯
です。

開設当初は毎月50件にも満たないお問い合わせ数でしたが、今ではリピーターの
お客様も多く全国から年間25,000件を超えるお電話を頂戴するまでになりました。
時には珍しい地域の風習を教えていただいたりもして、たくさんの勉強もさせて
頂きました。

本当に有難いことです。

テレホンセンターは現在改装工事の真っ最中です。
雑誌やテレビなどの取材も多く、来客の度に資料を持ってうろうろと移動したり
ポスターなどでぼろ隠しをしていたのですが、これからは壁も床も什器もすっか
り新しくなります(婆さんだけは相も変わらず古いままですが・・・)。

これを機にスタッフ一同が設立の目的である「遠くの親類より近くの大野屋」の
志を胸に、次なる25周年・30周年を目指して頑張っていこうと思いますので、ど
うぞ今まで同様(叱咤激励の手を緩めることなく)ご利用いただきますよう宜し
くお願いいたします。

というわけで、今年最後のご挨拶になりますが、一年間安井の手前勝手な繰言に
お付き合いいただき有難うございました。

どうかお元気で新しい年をお迎え頂きますよう、心よりお祈り申し上げます。


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[大野屋からのお知らせ]

◎みんなで考える 仏事あれこれ ~ワンクリック投票~
「節分には豆まきをしますか?」
http://www.ohnoya.co.jp/faq/question/?utm_source=mm201412&utm_medium=mail&utm_campaign=1%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF

先月のテーマ「今年は除夜の鐘を撞きに行きますか?」の投票結果も掲載中です。


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最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋   編集:川瀬 由紀
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