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第143号 お正月の過ごし方(2015/12/25発行)

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  メモリアルアートの大野屋
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       冠婚葬祭ナビ 『折々しきたり想いやり』2015/12/25

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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集   「  お正月の過ごし方  」
┃      

┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ! 
┃        「  わざわいは口より出でて身をやぶる  」

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メリークリスマス☆ 大野屋の和田です。

いよいよ2015年もあとわずかとなりました!


先日、私は祖父の1周忌法要で北海道へ行きました。

よく、会食前の喪主挨拶や献杯挨拶をどのように組み立てれば良いか相談され
ることがあります。

祖母もその中の一人で、前夜から一生懸命練習をしていました(笑)

よく見受けられるのが、緊張のせいで、「献杯」を「乾杯」と言ってしまう方
です。そんな事、間違えるはずがないと思っていても、普段慣れていない雰囲
気に飲まれて、上がってしまう人も少なくありません。

さて祖母の挨拶はどうなったかといいますと

「"心ばかり"のお料理を用意しました」が「"心づくし"のお料理を~ 」に
なってしまいました。謙遜さが欠けてしまいましたね(笑)

仏事ごとの挨拶は慣れることではないので、逆に緊張して少しくらい間違えて
も気にしないくらいが、ちょうど良いのかもしれないと感じた今日この頃でした。


さて、今年のメールマガジンは今号が最後です。

1年間ご愛読ありがとうございました。

来年は更に皆さんとの距離が近くなるような、役に立てるようなメルマガを発行
していきたいと思います。

「来年はもっとこんなことを書いてほしい、知りたい!」などご要望・質問があ
りましたら、お気軽に以下のメールアドレスまでお問合せ下さい。お待ちしてお
ります。


【問い合わせメールアドレス】 m-pr@ohnoya.co.jp


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◆ 特集  「 お正月の過ごし方 」
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皆さんの家では、お正月に何をして過ごしますか?

箱根駅伝やお笑いの特番を見ながらコタツでぬくぬくと過ごし、気づけば明日か
ら会社だ!なんて方、

はたまた、最近ではDSやWIIなどテレビゲームでお正月を過ごす家庭も多い
のではないでしょうか?

我が家は、小さい頃、お正月のテレビゲーム禁止令により、土手に行き、凧揚げ
をしたり、福笑いやすごろく(和田家では人生ゲームですが)などをして過ごして
いました。

今回は、お正月の「おめでたい」由来なども含め、昔から伝わる日本の伝統的な
遊びを紹介します。

■ お正月はどうして「おめでたい」の?
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私たちは年神様をお迎えするために正月飾りや鏡餅、お節料理を準備しています。

正月とは、新しい年をもたらす「年神様」という神様を迎える行事です。

そもそも「年神」とは何の神様なのでしょうか?

年神(=歳徳神)は田を守り、豊作をもたらす穀物の神であると同時に、亡くなっ
た祖先の霊であると考えられていました。

昔の人は、人間が死ぬと、その魂は山へ行き、山の神になると信じていました。
その神は、春になると里に降りてきて田の神になり、秋の収穫が終わると、山に
帰っていきます。

そして毎年正月には、「年神」として子孫のもとを訪れ、その年の豊作と子孫繁
栄を約束してくれるものとされていたのです。

「めでたい」という言葉も「芽出度い(芽が出る)」から派生したものだといわれ
ています。

また徒然草には、「東国の風俗として、歳の夜には亡き人のくる夜だ」として、
盆と並ぶ、年に二回の魂祭の機会であったとされています。

■ 正月の遊び
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【凧揚げ】
正月の男の子の代表的な遊びで、年の初めに両親が男子の出生を祝い、その無事
な成長を祈る儀礼として行われていたものです。

高くあがるほど子どもが元気に成長するそうです。


【羽つき】

正月の女の子の代表的な遊びで、バトミントンに似ています。
羽つきは、1年の厄をはね、子どもの健やかな成長を願うためと言われ、江戸時
代末には「羽子板」を贈る風習があったようです。

最近では、羽根つきをしている光景を見なくなりましたね。


【独楽回し】
奈良時代に寺や神社の縁日の余興として催されていたものが、次第に子供の遊び
となったそうです。

中国の唐から朝鮮半島の高麗(こま)を経て伝わり、先のとがった貝殻を使って
いたと言われています。


【双六】
さいころを振って駒を進める「双六」は家族全員で楽しめる遊びですが、そのル
ーツは、極楽浄土への道筋を示した「浄土双六」だと言われています。


【福笑い】
目隠しをして顔をつくる「福笑い」
ひょっとこやお多福などの絵が多く「笑う門には福来る」と縁起がいいとされ、
明るく楽しく過ごすことによって、福を呼び込もうとされています。

江戸時代から正月の子供の遊びとなっています。


また【かるた、百人一首】は、授業で大会がある学校が多いため、今でも楽しま
れて?(私は覚えるのが苦でしたが)いますね。

テレビゲームも楽しいですが、この機会に昔懐かしい遊びをお子さんと一緒にし
てみませんか?


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<年末年始の心配事特集>

Q 親戚が年末年始に危ないかも・・・お正月のお葬式ってどうなるの?

A お正月三が日は火葬場がお休みのところが多いため、お葬式は1月4日以降に
  行うことが一般的です。

  またそのほか、注意しておきたいのが、ご親戚への連絡です。年末年始には
  長期の旅行を計画している方も多いので、後になって「死に目に会いたかっ
  た」といわれることがないよう、早めに状況をお知らせしておきましょう。
  お寺様とのお付き合いがある場合には、ご住職様にも事前に状況をお話して
  おきます。
  また最近はお正月でも銀行やお店も営業していることが多いですが、念のた
  めまとまったお金、喪服や小物も前もってチェックしておくと安心です。


どうしよう・・・年末年始のお葬式・法事
http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/nenmatsunenshi/funeral.shtml?utm_source=mm201512&utm_medium=mail&utm_campaign=%E6%AD%A3%E6%9C%88


もしもの時に慌てないためにも、見積りや資料だけでも取っておくと安心ですね。

ご希望の方には、お葬式に必要なことがわかる「もしものときの100項目」を先着
10名様にプレゼント致しますので

大野屋テレホンセンター(0120-02-8888)までお電話ください。


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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』
          「  わざわいは口より出でて身をやぶる  」
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大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして20年!
シニアコンサルタント・安井 睦華(やすい のぶか)が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
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日蓮上人の言葉、
「わざわいは口より出でて身をやぶる、さいわいは心よりいでて我を飾る」
について、先日お寺のご住職様からお話をうかがいました。


「わざわいは口より出でて身をやぶる」

この言葉は昔から「口は災いの元」と言われていることでもあり、常々「一言も
二言も多い安井」の事ですから、不用意な発言で相手を傷つけることも多く、今
更改めて住職様にまで言われなくても骨身に沁みて(?)解っちゃいるのです・
・・。


ところで、「さいわいは心よりいでて我を飾る」とはどういう事??というと、
「さいわいとは他の人の幸せを願う心、他の人の事を思いやる心」なのだそうで
す。

家族や友人だけでなく全ての人に対して、等しく思いやりの心をもって接し、行
動することなのだそうです。

ご住職のお言葉を思い返しながら、勤行していて、ふと
「10億円の宝くじが当たったとしたら」
と考えてしまいました。


恵まれない子供たちのために、ほんの気持ち程度で1億円くらい寄付しようかな?
(いやいや5千万円位でもいいかな・・・。いやいやそれとも・・・)

住職が事務所を立て直したいって仰ってたから5千万円位かな
(いやいや1千万円が分相応かな・・・・いやいやそれとも・・・)

テレホンセンターの皆さんを銀座アスターのディナーに招待して・・・
(いやいやハーゲンダッツのアイスでいいか。今ならナナコのポイント2倍だし・
・・)
と、真剣に(心躍らせて)題目あげるんですが
(退屈だからって・・・住職が聞いたら倒れるでしょう・・・)
たぶん本当に当たったら、きっと誰にも言わずに、独り占めして翌日から会社に
来なくなるかも!?


まあ要は他人の幸せを願うとか、他人の事を思いやるってことは口で言うほど簡
単じゃないってことで、だからこそ努力し実践し続け、いつの間にか徳として備
わって、結果としてその人の身を飾ることになるという事なのでしょうかね。

仏教的には「眼・耳・鼻・舌・身・意」の六根清浄の修行をしたの功徳として、
命が清らかになるという事なのですが、悲しいかなどっぷり凡夫の身ではせめて
短気を起こして周囲の方々に迷惑をかけないようにでもしましょう。

蛇足ですが、10億円当選の夢だけはたっぷり楽しませていただきましたが、結局
は1枚も買っていないというのが「落ち」でした。  

最後になりましたが、メルマガ会員の皆様、一年間本当にありがとうございました。
今年も手前勝手なバカバカしい話にお付き合いいただき、心より感謝しております。

寒さの厳しい折柄、皆様には充分ご自愛いただき、どうぞよいお年をお迎えください
ませ。

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[メディア掲載のおしらせ] 

◎2016年1月1日(金) 12:30~15:00
     ラジオ日本 AM1422kHz 「マット安川のずばり勝負」
                  『くらしの中の仏事』元旦特別編

     弊社代表取締役社長 大澤静可が出演します。
     石材業界の新たな動きや、現代の供養事情に関する考察などをお話し
     します。


◎毎週金曜日(2016年1月1日を除く) 12:30~15:00
     ラジオ日本 AM1422kHz 「マット安川のずばり勝負」
     『川瀬由紀のくらしの中の仏事』(14:20頃~約10分間)


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最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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