第147号 お墓の地震対策チェックポイント（2016/04/25発行）
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メモリアルアートの大野屋
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冠婚葬祭ナビ 『折々しきたり想いやり』2016/04/25
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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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┃ １◆ 特集
┃
┃ 「 お墓の地震対策チェックポイント 」
┃
┃
┃ ２◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ！
┃ 「 冬は必ず春となります 」
┃
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この度の熊本地震の被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げますとともに、
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
2011年の東日本大震災(東北地方太平洋沖震災)や今回の熊本地震で、万が一に備
えてお墓の強度を確認したいという方が増えてきています。
また、「地震調査委員会」調べによりますと南関東直下でM6.7～7.2の地震が30年
以内に発生する確率が70％、さらに10年以内に発生する確率が30％だそうです。
いつ地震が起きてもおかしくない状況ですね。
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◆ 特集 「 お墓の地震対策チェックポイント 」
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震災時には弊社でご案内している霊園や、寺院およびお客様のお墓の状況を確認
し、把握を行っておりますが、ご自身で確認される方のためにチェックしておく
べきポイントをお伝えします。
※ただし震災時は余震を伴うの可能性があります。現地の確認は落ち着いてから
行ってください。また、確認の際は、倒壊した物やそのおそれがある物には、む
やみに触れず、ケガなど充分にご注意ください。
■ 目地切れに注意！
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石と石の間を接着している目地が切れていないか、石碑だけでなく、外柵（周囲
の柵）や墓誌などもチェックします。
お墓は常に屋外にあり、強い日差しや風雨にさらされています。このため、目地
はどうしても経年変化とともにもろくなり、切れてきます。この目地切れを放置
しておくと、水や汚れが入り込み、接着部に悪い影響を与えたり、場合によって
は地震の揺れに弱くなる可能性があります。
目地切れを見つけたら石材店に相談し補修してもらいましょう。その際、免震効
果の高い目地を使うとさらに安心です。
■ 部分別チェックポイント
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①外柵
３０～４０年以上前に建立されたお墓では「大谷石」（おおやいし）と呼ばれる
石材で外柵を作っていることもあります。大谷石は現在、耐久性の観点から墓石
材としては使用されなくなっております。
もし大谷石を使っている場合には外柵の建替えをお勧めします。
②石碑
ズレ、傾き、ぐらつきがないかを確認します。
ズレの確認にはメジャーを持っていくと分かりやすく便利です。
③塔婆立て
ぐらつきがないかを確認します。
両脇の柱の間にみかげ石（落とし）が入っていると構造が強化され安心です。
④墓誌・灯籠
ぐらつきがないかを確認します。
古い墓誌は彫刻を追加する際に取り外しできることを前提に作っているものも多
く、地震の際にずれやすくなっています。
現在は彫刻を追加する際にも現地にて彫刻が可能ですので、免震効果のある接着
剤にて接着してしまうこともできます。
■ 大野屋の地震対策
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メモリアルアートの大野屋では、長年にわたりお墓の地震対策について研究して
まいりました。
1978年の宮城県沖の地震・1987年の千葉県東方沖地震・1995年阪神淡路大震災を
得て新たに接着剤工法を開発しました。
1996年11月～は全ての墓石に「接着剤工法」を実施し、横揺れ・縦揺れに対応し
ます。
免震接着剤工法が実際の地震の揺れに対してどれほど有効かを検証するための振
動試験も実施しており、振動台で再現された東日本大震災クラスの揺れにも耐え
ることができました。
大野屋による免震施行の実績は５万件以上あり、地震での倒壊はゼロ。
代々の大切なお墓を地震に守ります。
（免震施工の対応エリアは関東・東海・関西地区となります）
お墓の地震対策資料請求はこちらから！
https://www.ohnoya.co.jp/contact/cemetery/maintenance.php?utm_source=mm201604&utm_medium=mail&utm_campaign=zi
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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ！』
「 冬は必ず春となります 」
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大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして21年！
シニアコンサルタント・安井 睦華（やすい のぶか）が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
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この度の『熊本地震』により大きな被害を受けられた皆様、並びにご親族や有縁の
皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
あの日以来もう10日余りも経っているのに未だにお二人の行方不明者が居られ、ま
た避難施設にも入りきれずに狭い車の中で寝起きしている為に亡くなられた方も出
ているという事で本当に辛く哀しい事です。
毎日飲まなければいけないお薬や、赤ちゃんのミルクや離乳食は足りているのでし
ょうか？
トイレを我慢して水分を取らずにいるというお年寄りや、傘が無くてずぶぬれにな
っているサンダル履きの小さい人たちの姿に、心がつぶれる思いです。
いつ終わるのか予測すら立たない大きな余震に怯えつつ、日毎に大きく傾き崩れて
いく我が家の無残な姿を見つめていた老夫婦が
【何もかも無くなっちゃったけど・・・、お蔭さんで取り敢えずは家族が皆無事だ
ったので・・・】
と言いながら、ビニールテントにベットやタンス、ガスコンロにテーブルまで持ち
込んで、
【まるでキャンプのようでしょう・・・】
と寂しげに笑いながらも（心の中ではきっと大声で泣き叫びたいだろうに・・・）
カップうどんを美味しそうに食べている姿に
人間の強さ、逞しさ、美しさを垣間見たような気がしました。
その勇気と、逞しさを信じて、被災した方々が一日も早く【普通の生活】を取り戻
して頂けるよう、私たちも出来る限りのお手伝いをしなくてはいけないと強く強く
思いました。
募金でもいい、ボランティアでもいい、お金に余裕があればふるさと納税だってい
いのです。
テレビを見て、ため息ついてるだけでは何も変わらないのですから、【明日は我が身】
【お互い様】の気持ちで少しでもお手伝いしなくてはいけないと思います。
『仏のみはからい』と言うにはあまりにも過酷な試練ですが
『冬は必ず春となる、いまだ昔よりきかず、みず冬の秋とかへれる事を・・・』
とも言われております。
黒く垂れ込めた雲の上にも光り輝くお天道様があるって事を決して忘れずに、どう
ぞどうぞお元気で一日も早く皆様に本当の春が来るよう頑張っていただきたいと願
っております。
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［メディア掲載のおしらせ］
◎毎週金曜日 12：30～15：00
ラジオ日本 AM1422kHz 「マット安川のずばり勝負」
『メモリアルアートの大野屋のくらしの中の仏事』（14：20頃～約10分間）
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 編集：和田 華奈
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