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第168号 厄年は迷信だと思いますか?(発行)

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  メモリアルアートの大野屋
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       冠婚葬祭ナビ 『折々しきたり想いやり』2018/1/25

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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 仏事のお役立ち情報   
┃   「 厄年は迷信だと思いますか? 」
┃      
┃ 2◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
┃   「 数え年はもう消えてしまうのでしょうか? 」

┃ 3◆ お知らせ 

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メモリアルアートの大野屋の和田です。
2018年もお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いします。

今回のテーマは、厄年について。
60歳目前の私の父は、初詣の際、厄払いのご祈祷をしていただきました。還暦
祝いには赤いちゃんちゃんこを着せる予定です。赤には悪いものを寄せ付けな
い意味が込められており、厄年には赤いものを身に着けて魔除けをすると言わ
れているそうです。
ちなみに、川島ママの還暦祝いにはみんなで「赤いスリッパ」を渡しました^^

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◆ 仏事のお役立ち情報 「 厄年は迷信だと思いますか? 」
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厄年とは、中国の陰陽道が起源といわれ、災厄にみまわれることが多いとされる
年齢のことです。この期間は身を慎み、厄落としをする習慣があります。特に男
性の四十二歳は「しに」女性の三十三歳は「散々」と読めることから、大厄とい
われ、その前後の年を含めた3年間は注意が必要とされています。

■ 2018年の厄年早見表
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厄年の人が厄を払うために行う「厄払い」は、神社や寺院に行き、祈祷してもら
います。厄年は「数え年」の年齢で数えますが、神社やお寺の中には数え方が違
う場合もあるので注意!(厄除けで有名な川崎大師は満年齢で数えます)


             男性の厄年

     【 前厄 】   【 本厄 】   【 後厄 】
    ──────────────────────────
     24歳(平成 7年)  25歳(平成 6年)  26歳(平成 5年)  
    ──────────────────────────
     41歳(昭和53年)  42歳(昭和52年)  43歳(昭和51年)
    ──────────────────────────
     60歳(昭和34年)  61歳(昭和33年)  62歳(昭和32年)
    ──────────────────────────

             女性の厄年

     【 前厄 】   【 本厄 】   【 後厄 】
    ──────────────────────────
     18歳(平成13年)  19歳(平成12年)  20歳(平成11年)  
    ──────────────────────────
     32歳(昭和62年)  33歳(昭和61年)  34歳(昭和60年)
    ──────────────────────────
     36歳(昭和58年)  37歳(昭和57年)  38歳(昭和56年)
    ──────────────────────────
     60歳(昭和34年)  61歳(昭和33年)  62歳(昭和32年)
    ──────────────────────────


その他、節分に厄年の人が豆まきをしますが、地域によっては、餅や砂糖・洗剤
などを配り、厄落としをする慣習もあるそうです。

心身ともに変わり目に当たる厄年、迷信と言わずに改めて健康面などには十分気
を付けて過ごしたいですね。


━2━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
      「 数え年はもう消えてしまうのでしょうか? 」
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ブライダル会社出身のシニアコンサルタント・川島 敦郎(かわしま あつろう)
が、日々の憤まんや哀切を語ります。
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正月も明け、鏡開きも済み、もう「大寒」ですね。今年も宜しくお願い致します。

さて、最近は「数え年」という言葉を、日常の暮らしの中で聞かなくなりました
ね。私が中学生の頃に亡くなった明治生まれの祖父は、生前ずっと「数え年」を
使っていました。自分の歳も孫の歳も、満年齢ではなく数え年で話していました。

なかでも記憶に残っているのは、年末年始の過ごし方です。
正月を迎えて「一歳」年をとるため、現代のようにただ新年を祝うだけでなく、
(ある意味)誕生日を迎える事でもあった訳です。その為「新年の抱負」も、一
つ歳を重ねたところでの抱負でもあり、より重みがありました。思えば昔は、お
正月に日本中で一緒に歳をとっていたのですね。

さてそうした中、今も「享年が数え年で、行年が満年齢とネットにありましたが、
墓誌の彫刻はどちらが正しいのでしょうか?」といったご相談を多くいただきま
す。実際に享年や行年、数え年や満年齢について、ネットや雑誌に色々と書かれ
ており、迷われる方も多いようです。

享年も行年も、亡くなられた方の年齢・生きられた年月を表す言葉です。享年は、
「享受」と同様に、有難く受けいただいた年月という意で、行年は、この世に生
きた年月、過ごした人生という意と言われますが、お寺様の中には「修行」の行
と言われる方もいらっしゃいます。

「数え年」は前述のように、生まれた年を一歳として、お正月を迎えるごとにひ
とつづつ年をとると数え方です。対して「満年齢」は、ご存知のように生まれた
年をゼロ歳として、誕生日ごとに年を加える年齢の数え方です。

「数え年」は、明治以前のスタンダードでした。明治以降になって特に行政の場
で、より正確な満年齢を使うことをすすめたようで、今に至ります。
しかし少なくとも昭和30年頃まで、庶民の暮らしの中では数え年が当然のように
使われていたのです。長い間慣れ親しんだものを、急に変える事は出来なかった
のでしょう。明治生まれの祖父も、その一人だったのだと思います。

とはいえ、「数え年」は無くなっていくのでしょうね。そして、お寺様のお話や
戒名などの時にだけ、わずかに残るのでしょうか。
お正月に新しい年を迎え、同時に皆で一歳年を重ねて「おめでとうございます」
とお互いを祝うのも、少し捨てがたい気がします。

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◆ お知らせ
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◇「お墓」の悩み 解決できる相談会◇

日時:2月2日(金)・3日(土) 午前10時~午後4時
場所:高津市民館(高津区溝口)

「お墓を建てたい」「墓じまいしたい」「お墓の掃除で困っている」などお悩み
をなんでも気軽に相談できます。
また、先般募集された川崎市営霊園をはじめ、公営霊園当選後の手続きの流れや
墓石の金額など必要な費用についての相談も承ります。

来場頂いた方には小冊子「神奈川県公営霊園のご案内」を無料で進呈致します。

<お申込み・お問い合わせ先:0120-02-8888>

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋   編集:和田 華奈
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