第183号 皇室祭祀にみる祖先の崇拝(2019/4/25発行)
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メモリアルアートの大野屋
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冠婚葬祭ナビ『折々しきたり想いやり』2019/4/25
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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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┃ 1◆ 特集
┃ 「 皇室祭祀にみる祖先の崇拝 」
┃
┃ 2◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
┃ 「 新しい「令和」の時代を迎えるにあたり・・・改めて。 」
┃
┃ 3◆ イベント・お知らせ
┃
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メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。
メモリアルアートの大野屋の小林です。
新元号「令和」が発表されました。これまで長く中国古典から引用されてきた元
号。国書からの引用は初めてとのことです。万葉集からの出典であることが明ら
かになったとたんに、書店にあった万葉集関係の書籍が品切れになったといいま
すから、それだけ世間の関心が強いという事ですね。新元号に自分の名前と同じ
文字が入っていたらどうしよう?自慢しちゃう?(#^.^#) などと、ひそかに思っ
ていたのは私だけでしょうか!?
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◆ 特集 「 皇室祭祀にみる祖先の崇拝 」
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新元号の発表以前から、天皇陛下の退位に向けた一連の儀式は「宮中三殿」「伊
勢神宮」「天皇陵」などで行われています。こうした皇室の祭祀は、一般市民の
私たちからは遠くかけ離れたようなイメージを持たれるのではないでしょうか。
明治以降、初の生前退位として、憲法上で初めて国事行為として定められた儀式
など、いま注目されている皇室祭祀の一部をご紹介したいと思います。
■神武天皇陵に親謁(しんえつ)の儀
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3月26日に「神武天皇山陵に親謁の儀」という儀式が執り行われました。親謁とは、
天皇が自ら参拝するという意味で、神武天皇山陵は初代天皇「神武天皇」のお墓
です。場所は奈良県にある、大和三山のひとつで知られる畝傍山(うねびやま)
の北東、橿原(かしはら)神宮の北側に位置しています。
ひとくちにお墓と言っても、私たちが寺院や霊園で目にするような石碑は建って
いません。円丘状になっていて、周囲はおよそ100m。幅およそ16mのお濠に囲
われています。ここで天皇、皇后両陛下は神武天皇に退位のご報告をされました。
宮内庁の管理下にあり、私たちは中に入ること出来ない特別な場所です。
神武天皇が崩御されたと伝わる4月3日には、毎年宮中の皇霊殿(こうれいでん)
で祭典が執り行われており、このことからも初代天皇である神武天皇が厚く敬わ
れていることがうかがえます。(今年は陛下のご病状によりお取り止め。)
■神宮に親謁の儀
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4月18日には天皇、皇后両陛下が三重県伊勢市にある伊勢神宮を参拝され「神宮
に親謁の儀」が執り行われました。皇位の証である三種の神器を携えて、天照大
御神(あまてらすおおみかみ)に退位をご報告するという儀式です。
現在、伊勢神宮の祭主(儀式を行う中心的役割)は、天皇、皇后両陛下のご息女
である黒田清子さんが務めています。
このほか、4月23日には東京都八王子市にある昭和天皇のお墓「武蔵野陵」へも
参拝されています。平成天皇として即位された折にも、神武天皇山稜と前四代の
天皇(孝明・明治・大正・昭和)山稜にて親謁の儀が行われたことが知られてい
ます。
■憲法史上初めて「国事行為」として定められた儀式
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退位と即位にまつわる重要な3つの儀式が、このたび日本国憲法史上で初めて
「国事行為」として定められました。ひとつは4月30日に天皇陛下が退位される
際に執り行われる式典「退位礼正殿の儀」。そして5月1日に執り行われる「剣璽
等承継の儀(けんじとうしょうけいのぎ)」。同じく5月1日の「即位後朝見の儀」
が国事行為にあたり、ご即位を祝う国民の祝日となりました。これによって、今
回のゴールデンウィークが10日間の超大型連休になったのはみなさんご存じの通
りです。平成天皇ご即位の際と同様、今回のご即位も儀式の一部が国内外に向け
てテレビ放送されることが決定し、様子をうかがうことができます。
即位後は、次代の天皇陛下が宮中三殿や神武天皇山稜、昭和天皇以前の四代天皇
山稜、伊勢神宮に即位のご報告をされます。
■祖霊の崇拝 ~ご先祖様を大切に想う気持ち~
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皇室の儀式は多くてとても紹介しきれませんが、数々の儀式から、皇室が祖霊を
大切にしている様子が伺えました。日本には石造の神殿や高くそびえるお墓があ
るわけではありませんが、人生の節目にはお墓参りをしてご先祖様に報告し、命
を授かったことへの感謝の気持ちで手を合わせる...そういうことを大切にする慣
習がありますよね。ご先祖様の誰一人欠けても今の自分は存在しないと思うと、
命のバトンって本当に凄いなぁ...と思います。
春の暖か陽気でお出掛けしやすい季節。この大型連休中は、ご先祖様のお墓参り
に出掛けてはいかがでしょうか?私も手を合わせに行ってきます~。
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◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
「 新しい「令和」の時代を迎えるにあたり・・・改めて。 」
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いよいよ平成も終わり、来月からは新しい元号「令和」が始まります・・・
そして昭和は、さらに遠くなりそうです。
昭和30年代、私は子供で、たまたま東京の下町で暮らしていました。
東京タワーが出来て、東京オリンピックがあり、さらに大阪では万国博覧会が
開催されました。アメリカ館で見た月の石の事は今でも覚えています(ほとん
ど大変な人ごみの記憶ですが)。子供心にも驚くことばかりでしたね。
町なかでは、いつもどこかで道路などの建設工事が行われていました。
アチコチに工事前の広い原っぱがあって、放課後はそこに行けばいつも誰か
友達がいて、暗くなるまで遊べました。メンコやベーゴマ、三角ベースの野球
等々~当時の原っぱは、なんでも出来る子供たちの夢の世界だったと思います。
ひとつの原っぱをめぐり、隣町のグループと戦う事もよくありました。ある時、
固めた土玉を投げ合っていた時に、ルール違反の、中に石を入れた玉が額に当た
り、血だらけになった事があります。母は私を病院に連れていきましたが、投げ
た相手の事は何も聞きませんでした。私も翌日には、また原っぱで土玉を投げ合
っていましたし・・・当時の親は、ドコでもそんな感じでした。
そしてその頃はまだ戦後10数年位だったので、駅やお寺に行くと、いつも白い着
物を着た「傷痍軍人?」の方々がたくさん座っていて、幾ばくかのお金をあげる
人もいましたが、「あれはインチキだよ」と怒る大人もいました。日本が高度成
長とか言われ始めた頃の話です。
私は高校生になって、授業や本などで戦争や空襲の事を詳しく知りましたが、当
時の上野駅の地下道には、まだ戦後の雰囲気が残っていて、少し怖い気持ちも感
じたものです。
思えば、学徒出陣で兵隊になった父も、女学校で女子挺身隊として工場で働いて
いた母も、生前はその頃の話をあまりしませんでした。厳しくつらい時代だった
のだと思います・・・「昭和」という時代は大きな戦争があり、大空襲が東京を
はじめ全国の都市でもありました。そして広島と長崎、沖縄が・・・あります。
当時必死に両親や子を、家族を守ろうと生きた方々に対して、感謝し供養し続け、
忘れずにいる事が本当に大切だと思います。
昭和も、平成も、こうして過ぎ去っていきますが・・・ただ新しい時代において
も、過去の多くのそうした方々の想いの上にあります。
うららかな春に、新しい元号のもと新たな時代がスタートするにあたり、改めて
忘れてはいけないと思うのです。
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◆ イベント・お知らせ
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◇お墓の個別相談会
お墓をお探しの方、都立霊園の申込みを検討されているかた、墓じまいを
お考えの方、お墓に関するあらゆるご相談をお受けします。<参加費無料>
4月26日(金)多磨店 10:00~16:00
4月27日(土)国分寺店 10:00~16:00
4月28日(日)cocobunji WESTセミナールーム 10:00~16:00
5月1日 (水)小金井宮地楽器ホール 10:00~16:00
ご予約を頂いたうえでのご参加がスムーズです。
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◇全優石(一般社団法人 全国優良石材店)お墓なるほど講座&都立霊園相談会
お墓のこと「一人だけ」「家族だけ」で悩む前に...ぜひご参加下さい!
5月 7日(火)ルネこだいらレセプションホール 東京都小平市美園町1-8-5
第一部●講演「最新お墓事情」10:00~ 講師:吉田 剛氏(全優石代表)
第二部●「都立霊園相談会」13:00~16:00
<要予約>お申込み・お問い合わせ先:大野屋テレホンセンター 0120-02-8888
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◇大型連休期間中の大野屋テレホンセンター営業日時間について
大型連休間中はお電話でのお問い合わせ受付時間が以下のようになります。
2019年4月27日(土)~2019年5月6日(月)
9:00~17:30まで
ご不便をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
各種お申込み・お問い合わせ先:大野屋テレホンセンター 0120-02-8888
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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