第203号 「初詣のニュー・ノーマル」(2020/12/25発行)
■───────────────────────────────────■
メモリアルアートの大野屋
--------------------------------------------------------------------------
冠婚葬祭ナビ『折々しきたり想いやり』2020/12/25
https://www.ohnoya.co.jp
■───────────────────────────────────■
本メールはメモリアルアートの大野屋よりお送りする、お役立ち情報マガジンで
す。弊社のお客様、メールアドレスをご登録頂いた方へ毎月1回配信させていた
だいております。
今後このメールマガジンがご不要でしたら、お手数をお掛けいたしますが、下記
より解除をお願い申し上げます。アドレスのご変更も下記よりお願いいたします。
配信停止はこちらから→
https://www.ohnoya.co.jp/contact/mailmag_kaijo.php
アドレスの変更はこちらから→
https://www.ohnoya.co.jp/contact/mailmag_henko_f.php
バックナンバーはこちらから→
https://www.ohnoya.co.jp/mailmagazine/mail_backnumber/
┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃ 1◆ 特集
┃ 「 初詣のニュー・ノーマル 」
┃
┃ 2◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
┃ 「 ~この一年も誠に有難うございました~ 」
┃
┃ 3◆ お知らせ・イベント
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。
メモリアルアートの大野屋の小林です。
雲ひとつない青空のもと、高尾山に登ってきました。某ガイドの三ツ星認定で有
名な観光スポットですが、時間帯といくつかある登山道の選択によっては、混雑
を避けて静かに過ごすことができます。
高尾山口駅到着は7時半頃。今回選んだ6号路は水行(みずぎょう/すいぎょう)
道場があり、小川のせせらぎが聴こえる清らかな登山道で、少し雪帽子をかぶっ
た富士山や、江の島、三浦半島までをも遠く見渡し、新鮮な空気をたっぷり吸い
こむことができました。山腹にある薬王院では松飾りの取り付け真っ最中。年末
らしい風景でした。
下山してお約束の蕎麦タイム。店内では食事をする時以外はマスク着用で、友人
との会話も控えました。すきっ腹に流し込む自然薯蕎麦のなんと旨いことか...!
次回は是非、つけ天狗そば(大きなキクラゲを天狗の耳たぶに例えた、ピリ辛つ
け汁のそば)を食したいと思います。
━1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 特集「 初詣のニュー・ノーマル 」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
クリスマスが過ぎると街のイルミネーションは正月飾りに早変わり。新年まであ
と数日であることを実感しますね。正月といえば初詣。三が日だけで三百万人を
超える参拝者の訪れる社寺もありますが、新型コロナウイルスは初詣にも大きな
影響を及ぼしています。今回は初詣の起こりや最新の初詣事情をご紹介します。
■「初詣」という言葉はいつから使われているか?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
神社仏閣の参詣は古くから行われていますが、初詣の歴史は意外にも新しく、明
治時代に入ってからのことです。現代に暮らす私たちの初詣は、年始に開運や厄
除けなどのご利益を求めて社寺を参詣すること、と捉えられていることが多いで
しょう。江戸時代以前はどうだったかと言うと、大晦日から元旦にかけて村長や
家長などの代表者が氏神の社(居住地域の神社)に籠って、夜通しで豊作祈願な
どをしていました。このことを年籠りと呼びます。年籠りをする人以外は自宅で
静かに年を越したそうです。
■初詣が広がったきっかけは?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
明治時代以前には「恵方詣り(えほうまいり)」という風習がありました。恵方
とはその年の福をもたらす歳徳神(としとくがみ)のいる方角のことで、古代中
国から伝わってきたものです。年が明けると、住んでいる地域から恵方に当たる
神社を参詣するのが本来の恵方詣りでした。明治時代以降は鉄道が発達し、鉄道
と社寺がタイアップして広告を打ち出すことも増え、厄除けのご利益で有名な寺
院が初めて広告上で「初詣」という言葉を使用したのが初詣という言葉が使われ
るきっかけだと言われています。いつしか恵方詣りの風習は薄れ、人々は恵方に
こだわらず、思い思いのご利益を求めて遠方の社寺へも参詣するようになりまし
た。
■幸先詣(さいさきもうで)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため「分散参拝」の呼びかけを目にし
ます。大晦日から元旦の終夜運転も今回ばかりは取りやめる交通機関が多いよう
です。こういった中で注目されている参拝方法のひとつが「幸先詣」。幸先詣は
福岡県神社庁により発表された新しい参拝の提案です。新年の幸いをひと足先に
いただきましょう、ということで、縁起物などの授与品の取扱期間を12月からに
早め、人々の密集を回避する試みです。こういった試みは全国に広まっているの
で、気になる方は参拝予定の社寺にお問い合わせください。
■出掛けないという選択肢もある
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
万が一感染した場合に重症化リスクが高いのが、高齢の方や持病のある方だと言
われていますね。社寺によっては授与品の取扱期間を2月一杯まで延長するとこ
ろや、授与品を全国発送してくれるところもあります。中にはインターネットを
利用した「オンライン参拝」「オンライン賽銭」を導入しているところも。
参拝する時期は早まっても遅くなってもご利益に違いはありません。思い当たる
方はどうぞご無理をなさらず。かけがえのない命を大切に、出掛けないという選
択肢もご検討ください。令和3年の恵方は「南南東」です。恵方に向かって手を
合わせることも、その昔行われていた恵方詣りの方法のひとつだそうですよ。
今年も大野屋テレホンセンターのメルマガをご覧いただきまして、誠に有難うご
ざいました。新型コロナウイルスに翻弄された一年となり「今年の漢字」は予想
を裏切らず「密」でしたね。しかし感染予防の三密の「密」だけでなく、家族や
職場仲間との結束という意味での「密」も感じられた一年でありました。
来年も新しい生活様式に寄り添った情報をお送りしたいと思います。
皆様どうぞ良い年をお迎えください。
━2━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
「 ~この一年も誠に有難うございました~ 」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今年も残すところ、あとわずかになりました。毎月このコラムを読んで下さった
皆様に、改めて御礼申し上げます。
来年は丑どし。どのような年になるのでしょうか?
とにかくコロナ禍の一日も早い終息を願ってやみません。
いつもなら大晦日に「ゆく年くる年」を見ながら、この一年の「七味・五悦・三
会(しちみ・ごえつ・さんえ)」を考え、指折り数えながら年越しを過ごすので
すが・・・今年は難しそうです。
・七味~この一年で初めて食べた美味しいものを七つ
・五悦~この一年で楽しかったことを五つ
・三会~この一年で心に残る新しい出会いを三つ
これら全てを大晦日にあげることができたら、その一年はとてもいい年だった、
という訳です。江戸の暮らしの本にも書かれている、当時の大晦日の過ごし方で
すが、実際にやってみると結構面白いものです。
もちろん美味しいものも、楽しいことも、新しい出会いも、毎年数えられないほ
どあるわけじゃありませんから、最後はほんの些細なことでも数に入れて帳尻を
合わせたりしています。
ところが今年は新型コロナウイルスのおかげで、食事に出かけることも、古い友
人たちと酒を飲み語らうこともなく、家か職場か墓参り・・・だけで過ごしてい
たようで、思い出そうとしても「七味五悦三会」がなかなかでてきそうにありま
せん。そうした中でも幾つか思い浮かべたものは・・・
「七味」~では、在宅勤務で食べる三食プラスおやつでしょうか。朝から晩まで
家で仕事をしているために、以前は食べる時間もなかった朝食をはじめ、昼食も
しっかり、おやつまで(!)毎回用意してくれます。家の食事は、コンビニ弁当
とは違ってやはり美味しく、体重が増える一方。
「五悦」~では、同僚の結婚式ですね。感染対策を万全にして、今年唯一出かけ
た行事でした。新郎新婦と彼らを囲む人々の笑顔が溢れ、その中に居てとても嬉
しい気持ちで一杯になりました。
「三会」~では、個人的な新しい出会いというものは無いに等しい年でしたが、
職場に新人が2名加わりました。さまざまな研修やトレーニングをしてもらいま
すが、そうした機会は自分にとってもいい刺激になり、心に残る出会いとも言え
そうです。
~大晦日まではもう少し時間があるので、これからじっくり記憶を掘り返し、
除夜の鐘を迎えるつもりです。皆様もどうぞ良い年越しをお過ごしください。
そして来年もまた、よろしくお願い申し上げます~
━3━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ お知らせ・イベント
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇お葬式の個別相談会
将来のお葬式のことで「家族に迷惑をかけたくない」「もしもの時に備えてお
くことで安心して暮らしたい」など、皆様の想いにお応えします。
お気軽にご相談ください。
<各会場、9:30~17:00まで個別相談を承ります(最終受付16:00)>
1月15日(金)メモリアル相談センター小平
1月21日(木)常光閣(千葉市中央区)
1月27日(水)メモリアル相談センター横浜
いずれもご予約は大野屋テレホンセンター0120-02-8888まで、お気軽にご連絡
ください。
◇オンライン相談も受付中です。
離れた場所でも安心してお葬式やお墓のことをご相談を頂ける「大野屋のオンラ
イン相談」のサービスを開始しました。スマートフォンやパソコンからオンライ
ンでご相談頂けます。ご希望のお客様は下記のフォームよりお申込みください。
https://www.ohnoya.co.jp/contact/funeral/reserve_websodan/
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【新型コロナウィルス感染症に対する当社の取り組み】
当社は、お客様と当社社員の安全を第一優先にして、新型コロナウィルス感染防
止に取り組み、地域の葬祭事業を通じた供養のライフラインとしての社会的責任
を果たすため、以下の項目を遵守し営業を継続させていただいております。
1.お客様が利用される店舗、営業車・バスなどでは、常時換気に努め、テーブル
・ドアノブなど複数人が使用される場所を定期的にアルコール消毒液などで衛生
状態を保つ取り組みを行っております。
2.当社社員は、日々数回の検温を行い、体温が37℃以上の者は出勤を認めないな
ど、体調管理を徹底しております。
3.当社社員は、接客の際にもマスクを着用し、手洗いを定期的に行い、ソーシャ
ルディスタンスを保つよう心掛けております。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【年末年始の大野屋テレホンセンター営業時間について】
葬儀のお申込み、緊急のご相談、搬送の手配については大野屋テレホンセンター
にて、年中無休・24時間体制で承っております。(0120-02-8888)
なお、資料請求や仏事相談など、その他のお問い合わせの受付終了時間について
は、運営の効率化を図るため、誠に勝手ながら次の通り変更いたします。
◆12/29(火)以降 受付終了時間【20:00】を【17:00】に変更
受付開始時間は【9:00】で変更ございません。
ご不便をおかけしますが、どうぞご理解、ご了承賜りますよう、よろしくお願い
申し上げます。
各事業所の年末年始の営業時間は以下のリンクからご覧頂けます。
https://www.ohnoya.co.jp/news/202012/017795.shtml
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 編集:小林 寛依
│\/│
└──┘〒163-0638 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 新宿センタービル38階
TEL 0120-02-8888
メールマガジンへのご意見、ご感想、お問い合わせは
m-pr@ohnoya.co.jp
ご相談は
https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php へどうぞ。
ホームページもご覧ください。https://www.ohnoya.co.jp
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※