第217号 「今さら聞けない?お彼岸の常識」(2022/02/20発行)
今さら聞けない?お彼岸の常識 (2022/02/20発行) |
メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。メモリアルアートの大野屋の小林です。 寒さの和らいだ日に、神奈川県にある真言宗智山派の大本山、平間寺(へいけんじ)を参拝してきました。ご存じの通り「川崎大師」の名で親しまれ、疫病退散、無病息災などの護摩祈祷(ごまきとう)が行われています。ドンドンドンドンと刻みよい太鼓の音と燃え盛る炎、読経の声は元気をもらえます。普段より静かな仲見世通りをゆっくり歩き、昼食は唐揚げが名物という風変わりな蕎麦屋さんに入りました。これがアツアツ、カラっとして美味しいのなんの...お行儀悪いですが、黙食のため箸を持つ手をブンブン振ってしまいました。そして帰りしなに名物くずもちを買ったのでした。参拝と旅先の食事は私の活力です! 川崎大師仲見世通りにて撮影 |
今月号 もくじ |
今さら聞けない?お彼岸の常識 川島ママの お知らせ・イベント |
特集 今さら聞けない?
お彼岸の常識 |
2月は東京でも南岸低気圧の影響で雪がちらつく日がありました。けれど暑さ寒さも彼岸まで、もうすぐ暖かくなりますね。さて、今年の春彼岸はどのように過ごされますか? 2022年の春彼岸 春彼岸は毎年3月の春分の日をはさんで前後3日、計7日間の期間です。初日を彼岸の入り、春分の日をお中日といいます。 初めてのお彼岸には何をする? 初めてのお盆である新盆(にいぼん・はつぼん等)があるため、「初めてのお彼岸には何をすれば良いでしょうか?」とお尋ねいただく事があります。実のところお彼岸は初めての場合もそうでない場合も同じで、お墓や仏壇を綺麗に掃除してお参りをします。お寺とご縁のある方は「彼岸会(ひがんえ)」と呼ばれる仏教行事に参列します。 なぜお彼岸にお墓参りをするのか? 仏教では私たちのいる煩悩と迷いの世界「此岸(しがん)」と、仏様のいる悟りの世界「彼岸(ひがん)」という世界観があり、六波羅蜜(ろくはらみつ)と呼ばれる修行により彼岸の境地に辿り着くことができると教えられています。 春分の日の昼夜が同じ時間になることは、此岸と彼岸が近付くことを意味するようになり、さらに古来からある祖先崇拝(そせんすうはい)が結びつくと、お彼岸はご先祖様が祀られているお墓にお参りをする日と捉えられるようになりました。今では国民的慣習になり、宗教を問わずこの時期にお墓参りに出かける方が多くいます。 宗教によるお墓参りの違い お墓では誰もが線香をあげて合掌する...そう思われている方もいるかも知れませんが、実際には宗教による違いがあります。機会が無いとなかなか知ることがありませんね。 お墓参りに行けなくても 感染予防の観点から今年もお墓参りを自粛する方はいらっしゃることでしょう。大野屋テレホンセンターでご相談を承っていると、お墓参りに行けないことについて「バチ当たりだ」「ご先祖様に怒られる」と冗談混じりに話すお客様が結構いらっしゃいます。お墓参りに行けない後ろめたさがそのようなお気持ちにさせるのでしょう。 |
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立春を過ぎ、春がすぐそこまで近づいてきました~梅や桜の花が楽しみですね。3月3日は桃の節句、そして3月18日から24日が春のお彼岸です。 日本人は季節の折々に行事をもうけ、神様や仏様に祈りを捧げてきました。 ところで、昨今ときどき耳にする言葉に「親ガチャ」があります。 確かに子供にとって親の存在は大きく、人生への影響は少なくないでしょう。同時に人生は長く、なにが起きるかわかないものです。そして人の一生は親の影響だけで全て決まるほど単純なものでもありません。 もっとも「毒親」なんて言葉もあり、これも一面の現実で、ちょっといろいろ考えさせられるところですね。あまり面白がって取り上げてもいけないな、とも感じています。 お彼岸が近づくと、親との嫌な思い出どころか、あんなことをしてあげればよかったとか、ありがとうともっと言えばよかったとか、むしろ感謝の思いを改めて感じます。まさに「墓に布団は着せられず(かけられず)」~歳を重ねるごとに身に染みてくる言葉ですね~孝行をしたい時には 親はなしです。 |
お知らせ・イベント
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◇終活セミナー 終活とは? 「お葬式の基本」 「お墓の引越し」 「お葬式の費用と費用準備」 ◇都立霊園なんでも相談会 都立霊園にご当選/都立霊園へお墓の引越しを検討中/お墓のメンテナンスをしたい等のご相談や、永代供養墓、樹木葬のご紹介など、お墓にまつわる事なら何でもご相談にのらせていただきます。参加費無料、お気軽にお申し込み下さい! <多磨店>3月5日(土)、3月6日(日) いずれも開催時間は10:00~16:00、ご希望の時間帯をお聞かせ下さい。 |
365日年中無休 (受付 9:00~17:00)
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◇大野屋老後生活サポート これから訪れるかもしれない「もしも」のときにどうしたらいいのか分からず不安を抱えているご高齢者の方が年々増えています。そこでメモリアルアートの大野屋では、高齢者の生活の不安を解消するために「大野屋の老後生活サポート」を開始しました! ◆子供や親族がいても負担をかけたくないし、お世話になるような関係ではない。 など気になる方はぜひこちらをご覧ください。 |
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