第230号 「お彼岸は何をする日?」(2023/3/25発行)
特集「仏事マナーの疑問解決!年間ご相談最多の『香典の心得』特集」 (2023/3/25発行) |
メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。メモリアルアートの大野屋の小林です。 春の景色を求めて伊豆高原に出掛けてきました。この地域のランドマーク「大室山」は国指定の天然記念物。標高580メートルの非常に整った円錐型のスコリア丘(軽石が蓄積してできた山)で、山頂からは富士山や伊豆諸島を含む広大なパノラマが楽しめます。普段は青々としていますが、私が訪れたのは山焼きの直後。所々に炭の残る珍しい状態でした。枯草の隙間からはもう新しい草が芽吹いていて、自然の力強さを感じました。 大室山 |
今月号 もくじ |
特集「仏事マナーの疑問解決!年間ご相談最多の『香典の心得』特集」 川島ママの お知らせ・イベント |
特集 仏事マナーの疑問解決!年間ご相談最多の『香典の心得』特集
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仏事マナーに迷ったとき、インターネット上で信頼できる情報がなかなか見つからなくて、不安になったことはありませんか?情報量が膨大で、調べれば調べるほど正解が分からなくなって大野屋テレホンセンターに辿り着ついた、というお客様は多くいらっしゃいます。そこで皆様の仏事マナーに対する不安や疑問を少しでも解消すべく、年間のご相談で最も多い「香典」の基本的な心得をご紹介します! ■そもそも香典とは? 香典の「香」はお香のことで、平たく言うと「お香の代わりに供えるお金」です。 ■相互扶助の精神 故人が飢えてあの世への道筋で迷わないよう、通夜の夜は「寝ずの番」をして、線香の煙を絶やさないというしきたりがあります。今でこそ長持ちする線香がありますが、江戸時代はそういったものもなく、たくさんの線香が必要でした。そこで人々は故人の家に線香を持ち寄って、経済的に助けつつ弔意を示したのです。やがて線香の質が向上して価格も下がってくると、線香から香典に代わっていったと考えられています。 ■御霊前・御仏前とは? 香典がお香の代わりであるのに対し、「御霊前」「御仏前」とは何なのでしょうか? ここから、亡くなって間もなく弔問に伺う場合や、通夜、告別式でお金を包む場合は「御霊前」、四十九日以降(当日を含む)にお金を包む場合は「御仏前」と表書きします。遺骨がお墓に埋葬されているかどうかは特に関係ありません。 ■包む金額に相場はあるか? 相場やガイドラインがあれば誰も金額で悩まずに済むのですが...残念ながらありません。金額の検討には、故人との続柄、お付き合いの深さ、それまでの弔事・慶事で包んだり包まれたりした額、地域性、親族間の慣習など、考慮すべき多くの要素があり、導き出される答えが人それぞれ異なるためです。とはいえ、何かしらの目安がないと包む金額が決まりませんよね。次にご紹介するのは、続柄別にした香典額の目安です。 ▼香典額の目安
これは続柄だけの目安ですから、参考にしつつ、先にご紹介したような要素を加えて検討してはいかがでしょうか。なお、四千円や九千円など「死」や「苦」を連想させる金額は避けます。 ■不祝儀袋の種類 日本は宗教の自由が認められていますので、仏教以外のお葬式に参列することもあるでしょう。その宗教特有の表書きもありますが、いずれも葬儀においては「御霊前」を用いて失礼にはなりません。 ▼香典額の目安
・神道、キリスト教の場合は「蓮の花」の印刷や型押しのある袋は用いません。 ■お札(さつ)について 葬儀で包む場合、お札は新札を使わないという慣習があります。事前に準備しておいたようで失礼にあたるという考えからです。かといってあまりに古びたお札を使うのも考えもの。新札を使う場合は一度折り目をつけます。 今回の特集が、御香典で迷われた時の一助になれば幸いです。ご紹介した範囲に収まらないケースもあると思いますので、そのような時は大野屋テレホンセンターまで、どうぞ遠慮なくお尋ねください。 |
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今年は桜の開花が例年よりもだいぶん早かったようです。お彼岸でお寺や霊園にお参りされた方は、満開の見頃にあたったのではないでしょうか。お花見も規制の緩和されたところが増え、ようやく春らしい春を迎えた心持ちです。 コロナ禍の3年間、お墓参りだけでなく、お葬式やご法事も含めて、十分にご供養できなかったと心残りに思っている方は多いはずです。お彼岸でもお盆でも、以前のように願うままに、こうした行事や日々の暮らしが元の姿に戻っていくといいですね。 さて私も、新型コロナの流行が始まった3年前の4月からテレワークが始まり、その1年半後には体重が10キロも増えてしまいました。2時間程の通勤がなくなり、運動不足がそのまま結果として現れたのです。 実は通勤こそないものの、家の事情で買い物や料理などの家事を日々行うようになったのです。洗濯にしろ掃除にしろ、一日中いつも何かをしながら体を動かすようになりました。 さて、すでにご案内さしあげた通り、いよいよこの春4月からさまざまな世代のスタッフが、交代でこのコラムに季節やできごとをつづってまいります。新たな視点で「日々の家事」を取り上げることがあるかもしれません。引続きどうぞよろしくお願い申し上げます。 |
お知らせ・イベント
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◇お墓の相談会(要予約) お墓のなんでも相談会 |
◇終活セミナー(要予約) 終活とは、自分のお葬式やお墓、相続や遺言などについて計画をたて、残りの人生をよりよいものとするための事前活動といわれております。この機会にぜひ、当社の終活セミナーをご利用ください。 4/3(月)10:00~11:00 ご予約は大野屋テレホンセンター 0120-02-8888 まで |
◇YouTube大野屋終活ちゃんねる メモリアルアートの大野屋がお届けする、お墓やお葬式マナーなど、供養事でお困りの方に向けたYouTubeちゃんねるです。 ※YouTubeへ遷移します |
365日年中無休 (受付 9:00~17:00)
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