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第236号 「神無月ってどんな月?」(2023/9/25発行)

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メモリアルアートの大野屋メールマガジン『折々しきたり想いやり』
第236号

特集「神無月ってどんな月?」

(2023/9/25発行)

メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。メモリアルアートの大野屋の小林です。

紅葉シーズンの混雑を避け、一足早く広島県の宮島に出かけてきました。厳島神社が有名ですが、背後に広がる信仰の山、弥山(みせん)からの眺めも素晴らしい!山頂まではロープウェイを2本乗り継ぎ、そこから登山すること約40分。瀬戸内海随一の絶景が広がっていました。風化したむき出しの花崗岩がダイナミックな景観も弥山ならでは。大冒険をして来たような気分になりました。

弥山山頂付近からの眺め弥山山頂付近からの眺め

今月号 もくじ


特集「神無月ってどんな月?」

スタッフの
つぶやきコラム

~昭和の夏の思い出~

お知らせ・イベント

特集 「神無月ってどんな月?」

10月には「神無月(かんなづき)」という別名があります。これは和風月名と呼ばれるもので、例えば6月の水無月(みなづき)や12月の師走(しわす)などがそれに該当します。さて、神無月という言葉にはどのような意味が込められていると思いますか?神の無い月?なんだか不思議ですね。今回はちょっと気になる神無月についてご紹介したいと思います。

神無月

■「無」の意味

12ヶ月ある和風月名の中には2つ「無」の字が使われる月があります。それが水無月と神無月です。無という字は現代では「ない」こと指しますが、昔は「~の」という意味で使われていました。ですから平たく言えば「水の月」「神の月」となる訳です。ただし神無月には諸説あり、「神が居なくなる月」とも言われています。神様はどこへ行くのでしょうか?

■八百万の神(やおよろずのかみ)

日本では古来より森羅万象に神が宿ると考えられてきました。それは日照りや台風や豪雨などの気象状態だったり、海山川や動植物など、あらゆるものです。これら全ての神々のことを八百万の神と呼ぶのです。

■神議り(かみはかり・かむはかり)

神話によれば、毎年10月になると全国の八百万の神が島根県の「出雲大社」に集まり、神議りという会合が行われます。出雲大社に祀られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が中心となり、一年間の出来ごとを報告したり、人々の縁結びや、天候、農作物の出来などを話し合いで決めるそうです。境内には神々の宿所として十九社(じゅうくしゃ)と呼ばれる建物があります。このように神々の集まる出雲大社周辺の地域では、他の地域と異なり、10月のことを「神在月(かみありづき)」と呼ぶのです。

出雲大社の御本殿出雲大社の御本殿

十九社十九社

■留守神(るすがみ)

神々が留守の間は、竈(かまど)を守るオカマサマや荒神(こうじん)などと呼ばれる神様が"留守神"として家や人々を守ってくれるそうです。昔は竈で煮炊きしていたので、火災が起きぬよう、どこの家にも神様のお札が貼られていました。今日では竈を使う家を見かけることもありませんが、お札はしばしば目にします。台所の安全や一家団欒などを守ってくれる身近な神様として、今でも大切にされています。

出雲では、稲佐の浜と呼ばれる海岸で神々を迎える神事を行い、神々の滞在中は神在祭を、そしてお帰りの時はお見送りの神事が行われます。神無月の意味は「神様を祀る月」という説もあり、これも頷ける気がします。

稲佐の浜稲佐の浜

スタッフのつぶやきコラム

大野屋テレホンセンターのスタッフが毎月交代でつづる、ゆる~いコラムです

~昭和の夏の思い出~

秋分の日9月23日を迎え、暦の上では秋になりました。残暑が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?今月はひさびさに川島が担当です。

それにしても...この7、8月の猛暑にはまいってしまいました。37度38度といったあまり経験のない高い気温の日が、何日も続くなんて驚きです。
本当にこの10年ほどで、日本の四季がだいぶ変ってしまったように感じます。

私が子供のころ、昭和30年代の夏は、日中どんなに暑くても、日が暮れ始めるとどこからか少し涼しい風が吹いて、もっと過ごしやすかった気がします。当然ながらエアコンはなく、家の前の路地に縁台を出し、打ち水をして涼んだものです。大人は将棋を指したり世間話に花を咲かせ、子供は冷やしたスイカを食べたりして、ゆったりと夏の夕暮れを過ごしていました。

ジオラマ昭和30年代の自宅をダンボールで再現してみました(川島 作)

夏休みの行事で思い出すのは、小学校の校庭で見た映画です。日暮れの校庭に大きな白い幕が高く張られ、そこにフィルムが投影されるのです。子供の私たちにとって、町の映画館には気軽に行くこともできず、学校で催されるこの映画鑑賞会が大きな楽しみだったのです。

上映されたのは、なんてことのない白黒の教育的な短編モノと子供向けのアニメなどで、内容はほとんど覚えていません。もちろん暑いには暑いのですが、夕方の校庭は風が吹き渡って気持ちよく、なにより~夏の夜を友だちと一緒に映画を見て過ごす~という特別感で、ワクワクとなんとも楽しい時間でした。振り返るとなんとなく今より豊かにすら感じる夏の思い出です。

お知らせ・イベント

◇お墓のなんでも相談会(要予約)

「お墓を探している」「墓じまいを考えている」「樹木葬のことが知りたい」など、お墓に関する疑問やお悩みを、ぜひこの機会にご相談ください!いずれも開催時刻は10:00~16:00(最終受付15:30)です。

9/26(火)ふじみ野市立産業文化センター
10/1(日)・10/2(火)成増アクトホール
10/8(日)調布市文化会館たづくり
10/8(日)プリミエール酒々井
10/12(木)武蔵野スイングホール
10/13(金)武蔵野公会堂
10/14(土)板橋区立文化会館
10/15(日)板橋区立グリーンホール
10/23(月)府中市市民活動センタープラッツ
10/27(金)たましんRISURUホール(東京都立川市)
10/29(日)志木市民会館仮設会議室
10/30(月)朝霞市産業文化センター

こちらのお墓の相談会一覧ページからご希望の相談会を選んでフォームからご予約ください。

◇終活セミナー(要予約)

終活とは、自分のお葬式やお墓、相続や遺言などについて計画をたて、残りの人生をよりよいものとするための事前活動といわれております。この機会にぜひ、当社の終活セミナーをご利用ください。

10/20(金)10:00~11:00
会場:フューネラルリビング横浜
テーマ:お葬式の費用

ご予約は大野屋テレホンセンター 0120-02-8888 まで
365日 年中無休 営業時間 9:00~17:00
セミナー・イベント情報一覧ページからご希望のセミナーを選んでフォームからご予約ください。

◇YouTube大野屋終活ちゃんねる

メモリアルアートの大野屋がお届けする、お墓やお葬式マナーなど、供養事でお困りの方に向けたYouTubeちゃんねるです。

YouTube「大野屋ちゃんねる」

≫YouTube「大野屋ちゃんねる」を今すぐ確認!

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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