第243号 「生活に彩りを添える七十二候 part2」(2024/4/25発行)
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特集「生活に彩りを添える七十二候 part2」
(2024/4/25発行)
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メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。メモリアルアートの大野屋の小林です。
今月広島へ旅行に出掛けた折、慰霊碑特集号で触れた原爆死没者慰霊碑をみることができ、黙祷を捧げました。戦争の悲惨さを伝える世界遺産「原爆ドーム」を中心に、平和公園内には多くの外国人旅行客が訪れてツアーガイドの説明に耳を傾けていました。世界の平和を切に願います。
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今月号 もくじ
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特集「生活に彩りを添える七十二候 part2」
スタッフの つぶやきコラム ~ 昭和レトロブーム? ~
お知らせ・イベント
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特集 「生活に彩りを添える七十二候 part2」
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七十二候(しちじゅうにこう)をご存じですか?これは季節を表す方式の一つで、二十四節気(春分、夏至など)をさらに約5日ずつに分けて、1年を72の季節に分割したものです。中国から日本に伝わり、日本の気候や風土に合わせて繰り返しアレンジされて、現存しているのは江戸時代に作られたもの。以前にも当メルマガでご紹介したことがありますが、今回は5月26日から6月26日頃にかけての七十二候を、先取りしてお伝えしたいと思います。
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■紅花栄(べにはなさかう)
5月26日~5月30日頃 紅花(べにばな)は、染料や食用油、化粧品の紅の原料として栽培されているキク科の植物です。この時期、紅花畑の一面に黄色い花が咲き、その色はだんだんとオレンジ色に変化していきます。産地としては山形県が有名で、古くは万葉集にも登場。茎の末端に咲く花を摘み取ることから「末摘花(すえつみはな)」の別名で呼ばれます。いま話題の源氏物語の登場人物の一人にこの名がつけられています。
■麦秋至(むぎのあきいたる)
5月31日~6月4日頃 一見すると「秋!?」と驚くかも知れません。ここでいう秋とは季節の秋ではなく、麦にとっての秋。一般的に米の収穫時期は10月頃ですが、麦の収穫は初夏に行われます。
■蟷螂生(かまきりしょうず)
6月5日~6月9日頃 その名のとおり、カマキリが卵からかえる時期です。子供の頃は外で出くわすとじっとこっちを見ているのが分かって怖かったのですが...カマキリは肉食で、農作物についた虫を食べるため農家にとってありがたい存在です。カマキリ農法で無農薬の野菜や果物を育てる農家もあるそうです。
■腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)
6月10日~6月15日頃 ホタルが飛び始める時期です。ホタルには陸生と水生の2種類がいて、世界的には陸生が多いのだとか。一方、国内で観られるゲンジボタルやヘイケボタルなどは水生ホタル。綺麗な水辺近く、夏の暑さに蒸れて腐りかけたような草むらを好み、成虫の寿命は2週間ほどと言います。「鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす(あれこれ口に出す人より、黙っている人の方が心の中に深い感情を持っているとの意味)」ということわざがありますね。
■梅子黄(うめのみきばむ)
6月16日~6月20日頃 梅の実が黄色く熟す時期です。熟した梅は甘くて柔らかく、梅干を作るのに用いられます。熟す前の青梅は梅干には不向きで、梅酒や甘露煮などに使われています。梅が熟す頃に長い雨が降るので、この時期の雨を「梅雨」と呼ぶようになりました。
■乃東枯(なつかれくさかるる)
6月21日~6月25日頃 ここまでの七十二候は漢字からおおよそのことを想像できましたが、乃東枯はお手上げでした。ここでいう「乃東(なつかれくさ)」はウツボグサという植物の古い呼び名です。ウツボグサは寒い冬至の時期に芽吹き、夏には枯れてしまうという性質を持っています。沖縄以外の全国で見られ、日当たりの良い山地に見ることが出来ます。
いかがでしたか?現代生活を送る私たちにはお目にかりにくいものもありますが、自然に目を向けて季節の移ろいを感じると、心が豊かになるような気がします。通勤路や散歩道など、身近な所からささやかな喜びを見つけてみませんか?
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大野屋テレホンセンターのスタッフが毎月交代でつづる、ゆる~いコラムです
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~ 昭和レトロブーム? ~
暖かな日が続き春まっさかり!撒いた草花の種も芽を出し始めて、これから楽しみです。今回のコラムは私、川島が担当です。
最近、若い人の間で「昭和レトロブーム」が起こっていると聞きました。 昭和の家具や家電から音楽まで、現代では逆に新しい感覚で受け止められているようです。街並みが再現された遊園地も人気があるみたいですね。 なにより合理性がもとめられる今の世の中で、人間臭い雰囲気がかえって新鮮に、そして少し滑稽にも映るのでしょうか。私には懐かしく、いとおしく思えるものばかりです。
その時代に生まれ育った者からすると、楽しかったことももちろん含みますが、それだけでなく辛いことや悔やんだことなど全てが「昭和」に象徴されているようにも思えて、複雑な気持ちになります。 毎晩の様に白黒テレビのチャンネル権を家族で争ったり、薄暗い玄関にあった黒電話で誰にも気づかれぬようドキドキしながら夜そっとダイヤルを回したり...そんな子供のころの微笑ましいできごとがある一方、舗装されていない道路や、エアコン、冷蔵庫、洗濯機のない生活、痛ましい事件事故、そして親しい人たちとの辛い別れも「昭和」という言葉にすべて詰まっています。人々が必死に生きた記憶です。
それがもうレトロと言われる時代になっています。便利で豊かになったからこその余裕でしょうか。私にとってのレトロな印象は大正時代です。大正ロマンと言われ、当時の絵画や文学に興味をそそられました。 時代は変わり、いつか平成も令和もレトロと言われるようになるのでしょう。そして誰もが自分の生きた時代にそれぞれの思いを詰め込んで、いとおしみ、懐かしむのでしょう。
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お知らせ・イベント
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◇人形供養祭(横浜)
法相宗大本山 奈良薬師寺僧侶をお招きし、皆さまが今まで大切にしてきたお人形やぬいぐるみを感謝の気持ちを込めてご供養いたします。
5/12(日) 11:00~12:00 フューネラルリビング横浜
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◇終活セミナー(要予約)
終活とは、自分のお葬式やお墓、相続や遺言などについて計画をたて、残りの人生をよりよいものとするための事前活動といわれております。この機会にぜひ、当社の終活セミナーをご利用ください。
5/18(金) 10:00~11:00 フューネラルリビング小平 テーマ:一日葬・家族葬
◇写真撮影会(要予約)
お葬式の時に故人の写真がなくて...」そんなご心配を解消。大好評の写真撮影会を今年も開催します。
6/15(土)10:00~16:00 フューネラルリビング横浜 6/21(金)10:00~16:00 常光閣(千葉刺中央区)
ご予約は大野屋テレホンセンター 0120-02-8888 まで 365日 年中無休 営業時間 9:00~17:00 セミナー・イベント情報一覧ページからご希望のセミナーを選んでフォームからご予約ください。
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◇お墓のなんでも相談会(要予約)
「お墓を探している」「墓じまいを考えている」「樹木葬のことが知りたい」など、お墓に関する疑問やお悩みを、ぜひこの機会にご相談ください!いずれも開催時刻は10:00~16:00(最終受付15:30)です。
4/28(日) 三茶しゃれなあど[世田谷区民会館別館5階・集会室スワン] 4/29(月祝) 成増アクトホール[5階・第1洋室] 5/10(金) 朝霞市民会館ゆめぱれす[2階・会議室201] 5/12(日) 朝霞市産業文化センター[1階・ギャラリー] 5/16(日) 板橋区立文化会館[3階・第3会議室] 5/20(月) 板橋区立グリーンホール[5階・503号室] 5/25(土) 新座市民会館[2階・第3会議室] 5/25(土) 新百合トゥエンティワンホール[第1会議室] 5/26(日) 清瀬けやきホール[4階・第4会議室]
こちらのお墓の相談会一覧ページからご希望の相談会を選んでフォームからご予約ください。
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◇YouTube大野屋終活ちゃんねる
メモリアルアートの大野屋がお届けする、お墓やお葬式マナーなど、供養事でお困りの方に向けたYouTubeちゃんねるです。
≫YouTube「大野屋ちゃんねる」を今すぐ確認!
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