第246号 「明かりが彩る夏の風物詩」(2024/7/25発行)
特集「明かりが彩る夏の風物詩」 (2024/7/25発行) |
メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。メモリアルアートの大野屋の小林です。 先日大阪に出かけてきました。じつは本場のたこ焼きを食べたことがなかったので、道頓堀のお店を調べておいたのですが、行程が詰まって行けず。乗り換えのため降りた駅で、偶然目に入ったお店に駆け込みました。猛暑日の涼しい店内で、アツアツのたこ焼きと冷たいお茶が最高...!この旅のハイライトになりました。それにしてもどこかで見たことのある商店街だなぁと思ったら、そこは天満駅。何年か前に大阪出張で宿泊したビジネスホテルのすぐ近くでした。ご縁ですね。 |
今月号 もくじ |
特集「明かりが彩る夏の風物詩」 スタッフの お知らせ・イベント |
特集 「明かりが彩る夏の風物詩」
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関東甲信越も梅雨明けしました。暑さは厳しくなるばかりですが、少しでも工夫をして涼しく過ごしたいものですね。さて、皆さまは夏の夜と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?花火大会?ビアガーデン?縁日?盆踊り...?色々ありますね。今号のメルマガは明かりが彩る夏の風物詩をテーマにお送りします。 ■五山送り火(京都) 毎年8月16日に行われる五山送り火は京都の夏の風物詩。山にぽっかりと浮かぶ「大文字」が有名ですよね。ほかにも「妙・法」「船形」「左大文字」「鳥居型」があり、これらを総称して五山送り火と呼びます。午後8時に大文字山から順に点火され、およそ1時間のあいだ巨大な火文字が夜空を彩ります。この明かりにはお盆に返ってきた精霊(先祖の霊)をあの世に見送る意味があるため「送り火」と呼ばれています。5つの送り火のそれぞれが無形民俗文化財に登録されており、町の人々で形成された保存会が点火の儀式や薪の管理を担っています。 ■長崎精霊流し(しょうろうながし) 長崎の精霊流しは毎年8月15日に行われる伝統行事で、この1年に亡くなった人の霊を精霊船で極楽浄土へ送り出す儀式です。この精霊船は遺族や親族による手造り。故人の趣味や嗜好が反映され、その方がいかに慕われていたのかが伝わってくるものですから、毎年ニュース等で見るたび感動してしまいます。昔は海に流していましたが、環境保護の観点から精霊船を曳きながら街を練り歩き、流し場と呼ばれる終着点まで運ぶ形式に変わりました。移動する間は魔除けの意味で爆竹が盛大に鳴らされ、その光景は鐘の音や「ドーイドーイ」のかけ声とともに夜遅くまで続きます。 ■絵ろうそく 絵ろうそくは、ひとつひとつに花が描かれた装飾性の高いろうそくです。産地の多くは北陸地方。雪深く、仏前に備える供花が手に入りにくかったため、ろうそくに絵を描いたのがはじまりだそうです。夏場は供花が傷みやすくて交換が大変、そんな時にも仏前を彩ってくれますし、沢山の絵柄から選ぶことができてお供えものとしても喜ばれます。近ごろでは「和ろうそく」特有の炎の揺らぎが、見ている人の心を落ち着かせる効果があると注目されています。メモリアルアートの大野屋オンラインストアでもお取り扱いしていますので、ご興味のある方はこちらからご覧ください。(手描きの品と、原画の風合いを生かしたプリントの品がございます) ■ほおずき お盆に設える盆棚には「ほおずき」が飾られていることがあります。今でこそ野生のほおずきを見かける機会は少なくなりましたが、昔はもっと身近だったようです。ちょうどお盆の時期に実がなるほおずきは、その形状と真っ赤な色から盆提灯と同じ「精霊を導く」役割があるとして盆棚に飾られるようになりました。 お盆の迎え火・送り火は古き良き慣習ですが、集合住宅に生活している場合などはおがらを焚くことが難しかったりします。「迎え火を焚かないとご先祖様が帰って来られませんか?」と切実なご相談をいただくことも。そのような場合もどうかご安心ください。ほおずきや盆提灯の明かりが道しるべになります。お盆の時期になると仏壇店やスーパーマーケットなどの店頭に和紙や生地で作られたほおずきの飾りが並んでいます。 |
大野屋テレホンセンターのスタッフが毎月交代でつづる、ゆる~いコラムです |
~ 群馬のかるた ~ こんにちは、今回の担当、群馬県出身の関です。先日、群馬県沼田市にある吹割の滝で、川が増水して観光客らが取り残される、というニュースがながれました。全員無事に救出されたとのことで、被害がなくてほっとしたものです。 ぶしつけな話ですが、その時に頭をよぎったのは「滝は吹割片品渓谷」という一節。実はこれ、群馬県人にはお馴染みの「上毛かるた」の「た」の読み札です。 上毛かるたは、群馬県の人物、地理、風物などが幅広く読まれている郷土かるたです。子供たちはこのかるたで群馬県の偉人や観光名所を覚える、といっても過言ではありません。かるた大会も開かれるので、私も例にもれず、幼少期はこのかるたとともに過ごしました。 当時暗記したかるたは年月が経っても忘れるものではなく、今もこうやってニュースなどで地名を見聞きすると、ふと頭の中を読み札がめぐってくるのです。 ちなみに私の地元の札は「よ」の札で、「世のちり洗う四万温泉」です。これは絵札に裸の母子が描かれていて、友達に冷やかされるため誰も取りたがらない、と言われる札です。 もし皆様の周りに群馬出身の方がいましたら、「群馬県はどんなかたち?」と聞いてみてください。まずまちがいなく「鶴舞うかたちの群馬県!」と答えてくれるはずです。 |
お知らせ・イベント
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◇終活セミナー(要予約) 終活とは、自分のお葬式やお墓、相続や遺言などについて計画をたて、残りの人生をよりよいものとするための事前活動といわれております。この機会にぜひ、当社の終活セミナーをご利用ください。 8/5(月) 10:00~11:00 セミナー・イベント情報一覧ページからご希望のセミナーを選んでフォームからご予約ください。 |
◇お墓のなんでも相談会(要予約) 「お墓を探している」「墓じまいを考えている」「樹木葬のことが知りたい」など、お墓に関する疑問やお悩みを、ぜひこの機会にご相談ください!いずれも開催時刻は10:00~16:00(最終受付15:30)です。 7/27(土)28(日) |
◇ソウルジュエリーとお出かけSNSキャンペーン開催中 ソウルジュエリー・ソウルプチポットと一緒に外出した写真と大切な人とのエピソードをInstagramやXでシェアしませんか?応募締切8月31日(土)まで |
◇YouTube大野屋終活ちゃんねる メモリアルアートの大野屋がお届けする、お墓やお葬式マナーなど、供養事でお困りの方に向けたYouTubeちゃんねるです。 ※YouTubeへ遷移します |
最後までご覧いただき、ありがとうございました。 ◆メールマガジンへのご意見、ご感想、お問い合わせは |
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