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第247号 「9月4日は供養の日 ~人はなぜ供養をするの?~」(2024/8/25発行)

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メモリアルアートの大野屋メールマガジン『折々しきたり想いやり』
第247号

特集「9月4日は供養の日 ~人はなぜ供養をするの?~」

(2024/8/25発行)

メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。メモリアルアートの大野屋の小林です。

こうも毎日暑いとお出かけ好きの私も外出を控えざるを得ず、休日は家の中で過ごす日々。そして最近のお気に入り「ところてん」を、冷蔵庫に常備していただいています。タレは三杯酢、青のりと七味唐辛子をかけて食べるのが好みです。全国的にはさまざまな食べ方があるそうですね。黒蜜&きなこ、出汁醤油&おろしショウガなども試してみたいと思っています。

ところてんところてん

今月号 もくじ


特集「9月4日は供養の日 ~人はなぜ供養をするの?~」

スタッフの
つぶやきコラム

~ 三行日記 第2弾 ~

お知らせ・イベント

特集 「9月4日は供養の日 ~人はなぜ供養をするの?~」

供養の日ロゴ供養の日ロゴ

世の中に供養の大切さやあり方を考える機会をつくることを目的とした「供養の日」は、制定されてから今年で8年目を迎えます。9と4で供(9)養(4)と読む語呂合わせから9月の4日、覚えやすいですよね。しかし、そもそも「供養」とはどのようなことを言い、なぜ行うのでしょうか?9月4日の供養の日を機会にご紹介してみたいと思います。

■法要は何のために?

四十九日までの7日毎に行われる法要や、百ヶ日の法要、一周忌以降の法要、祥月命日、お盆、お彼岸...このような法要はなぜ行われるのでしょうか?根本にあるのは「追善供養(ついぜんくよう)」という考え方です。追善供養は、故人に対して香や花、ご飯や果物などを捧げることにより、あの世で裁きを受ける故人の成仏を助けるために行われます。

お寺とお坊さんイラストお寺とお坊さん

■追善(ついぜん)とは?

追善の意味は、生前に足りなかった故人の「善」を、残された者が補うことです。仏教では人が亡くなると戒名がつけられ、引導を渡されその場では成仏したことになりますが、実際にはそれだけでは成仏できないということです。その根底には仏教的な思想に加えて、死という誰にとっても未知の世界に対しての畏れがあります。

■御霊(ごりょう)信仰のこと

平安時代に都から九州に左遷され、非業の死を遂げたという菅原道真の話は有名ですね。
道真の死後は都で伝染病や天災が相次ぎ、道真の祟りとの噂が広まりました。この祟りを鎮めるために、道真の御霊を祀ったところが京都にある北野天満宮です。のちに「北野の天神さま」と親しまれるようになり、学問の神様として今も多くの人々が参拝しています。

北野天満宮イラスト北野天満宮

■日本人の霊魂観(れいこんかん)

このように故人の霊は、亡くなった直後は「荒魂(あらみたま)」と呼ばれ、手厚くもてなさなければ人に災いをもたらすと考えられました。これらは神道的な発想ですが、そこに仏教の影響が加わって、経典や仏の力を得ることで故人の罪をなくすことが出来ると考えられるようになりました。

■功徳が足りないと...?

仏教では功徳を積むことが良い来世を得ることに必要な条件とされてきました。功徳が足りなければ閻魔大王のいる地獄に落ちてしまうというのです。地獄絵図に描かれる世界は想像を絶する恐ろしいもの。誰もが避けたいことでしょう。

閻魔大王イラスト閻魔大王

■生きている間に功徳の貯金

仏教には七分獲一(しちぶんぎゃくいつ)という教えがあります。とても難しい言葉ですね。その中では「追善供養は先祖のためだが、先祖が受け取るのはその7分の1で、残りの7分の6は供養を施した人に返す」と説かれているとのこと。具体的に数値化されているとは驚きですが、法要を行うことは、その功徳がめぐって貯金にもなるとも言えそうです。

いかがでしたか?供養とは仏教特有の考え方らしいのですが、どうやら故人のためであり、自分のためでもあるんだよということです。法要だけでなく、仏壇やお墓の前で手を合わせることも立派な供養になるそうですよ。


一般社団法人供養の日普及推進協会のホームページでは全国の供養祭情報や供養にまつわるコラムが掲載されています。ご関心のある方はぜひご覧ください。

▶一般社団法人供養の日普及推進協会


スタッフのつぶやきコラム

大野屋テレホンセンターのスタッフが毎月交代でつづる、ゆる~いコラムです

~ 三行日記 第2弾 ~

厳しい残暑が続きますね。熱中症にはまだまだ注意してお過ごしください。今回のコラムは川島が担当です。

以前にお伝えしました「三行日記」の続報です。昨年の春からつけ始め、なにがあっても日付と天気だけは毎日書き留めるべしと、できれば夕食のおかずくらいは書くように心がけ、ようやく三日坊主にならずに続いています。たいした目的もなく、なにかの役に立てるわけでもなく始めて、花が咲いたとか雷がひどかったとか、その日気になったことも少しだけ足しています。

続けていて一番いま驚いているのは、普通に使うであろう漢字が書けなくなっていることです。字の姿かたちはぼんやりと思い出せても、部分部分がわからなかったり間違えたり、下手をすると偏とつくりを逆に書いたりしてしまいます。
人生の4分の1にも満たないこの十数年で、家でも会社でもパソコンの変換を使い慣れてしまって、いざペンをとって書こうとしても手がすっかり漢字を忘れてしまっているのです。

日記帳イラスト

日記

それでも最近はこの三行日記のおかげ(?)で、簡単な漢字でも一字一字確認して書くようになり、改めて覚え直しているところです。
それに以前は昨日の夕食のことなど、きれいさっぱり忘れる日々を過ごしていましたが、今はおとといの夕食でもすぐに思い出せます。これも大学ノートに書き留めることで、記憶に定着する習慣がついたようで、得をしている気分です。

これまで一日一日が気づかぬうちに過ぎ去ってしまい、今週は、今月は、この一年は、いったいなにをやっていたのだろうと思うこともしばしばでした。しかし三行だけでも毎日手書きで書き残していると、少しだけ時間を大切にできているような気がしています。

お知らせ・イベント

◇メモリアルアートの大野屋の「人形供養祭」(要予約)

私どもメモリアルアートの大野屋では年に一度、3つの会場で人形供養祭を開催しています。
直近では9月4日(水)の供養の日に、おおのやホール小平(東京都小平市区)にて、奈良県の法相宗大本山奈良薬師寺の僧侶をお招きして供養をしていただく貴重な機会です。皆さまが大切にされてきた「雛人形やぬいぐるみなどの人形」と、「遺影やアルバムなどのお写真」を感謝の気持ちを込めてご供養いたします。ご関心のある方はぜひ公式HPよりご確認下さい。

▶詳しくはこちら

◇終活セミナー(要予約)

終活とは、自分のお葬式やお墓、相続や遺言などについて計画をたて、残りの人生をよりよいものとするための事前活動といわれております。この機会にぜひ、当社の終活セミナーをご利用ください。

9/15(日) 10:00~11:00
フューネラルリビング小平
テーマ:お葬式の流れ

セミナー・イベント情報一覧ページからご希望のセミナーを選んでフォームからご予約ください。
お問い合わせ・ご予約は大野屋テレホンセンター 0120-02-8888 まで
365日 年中無休 営業時間 9:00~17:00

◇お墓のなんでも相談会(要予約)

「お墓を探している」「墓じまいを考えている」「樹木葬のことが知りたい」など、お墓に関する疑問やお悩みを、ぜひこの機会にご相談ください!いずれも開催時刻は10:00~16:00(最終受付15:30 ※荻窪会場を除く)です。

8/30(金)
西東京市保谷こもれびホール 1階会議室
8/30(金)
朝霞市産業文化センター 1階ギャラリー
9/2(月)
調布市文化会館たづくり 10階1002学習室
9/12(木)
荻窪タウンセブン 8階ホールC
(※本会場のみ開催時間は11:30-16:30)
9/16(月・祝)
府中市市民活動センタープラッツ 6階第7会議室B
9/17(火)
cocobunjiプラザWEST5階 リオンホールA
9/22(日)
武蔵野スイングホール スカイルーム第3南棟10階会議室
9/26(木)
三鷹市公会堂さんさん館 1階第8会議室
10/1(火)
武蔵野公会堂 3階第4会議室
10/7(月)
立川市市民会館たましんRISURUホール 地下1階サブホール
10/11(金)
千葉市民会館 3階第6会議室

こちらのお墓の相談会一覧ページからご希望の相談会を選んでフォームからご予約ください。

◇ソウルジュエリーとお出かけSNSキャンペーン開催中

ソウルジュエリー・ソウルプチポットと一緒に外出した写真と大切な人とのエピソードをInstagramやXでシェアしませんか?応募締切8月31日(土)まで

◇YouTube大野屋終活ちゃんねる

メモリアルアートの大野屋がお届けする、お墓やお葬式マナーなど、供養事でお困りの方に向けたYouTubeちゃんねるです。

YouTube「大野屋ちゃんねる」

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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