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第248号 「生活に彩りを添える七十二候 part3」(2024/9/26発行)

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メモリアルアートの大野屋メールマガジン『折々しきたり想いやり』
第248号

特集「生活に彩りを添える七十二候 part3」

(2024/9/26発行)

メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。メモリアルアートの大野屋の小林です。

先日、初めてサラダボウルに挑戦しました。これは単に容器のことではなく、ボウル一杯分のサラダを主食とする食べ方のことです。今回訪れた専門店では十数種類ほどのサラダとドレッシングを選ぶ仕様で、私は季節のおすすめ、シャインマスカット入りのサラダを選びました。ボウルたっぷりの生野菜とフルーツに加えて蒸し鶏が入っておりかなりの満足感、風味豊かなクリームチーズとバルサミコ酢のまろやかな甘みが相まってとても美味しく食べられました。20代位の若い女性客が多くて、以前から入店を迷っていたのですが...思い切って行って良かったです。

サラダボウルサラダボウル

今月号 もくじ


特集「生活に彩りを添える七十二候 part3」

スタッフの
つぶやきコラム

~ 秋の味覚「りんご」 ~

お知らせ・イベント

特集 「生活に彩りを添える七十二候 part3」

七十二候(しちじゅうにこう)をご存じですか?これは季節を表す方式の一つで、二十四節気(春分、夏至など)をさらに約5日ずつに分けて、1年を72の季節に分割したものです。中国から日本に伝わり、日本の気候や風土に合わせて繰り返しアレンジされて、現存しているのは江戸時代に作られたもの。当メルマガでは今回で3回目のご紹介です。9月末から1ヶ月間の七十二候で季節の先取りをしてみたいと思います。

▶part1
▶part2

■蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)

9月28日~10月2日頃。涼しさを感じた虫たちが土中に潜り、冬ごもりの準備をする様子です。「蟄虫」は地中や隠れ場所で冬を越す虫を指し、「坏戸」はその隠れ家や巣穴を閉じるという意味。自然界が冬支度を始める様子を象徴しています。3月5日~3月9日頃を示す「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」と対をなす言葉です。

■水始涸(みずはじめてかるる)

10月3日~10月7日頃。「涸」は「枯れる」の語源にあたる言葉で、空気が乾燥して川や池の水が枯れ始める様子や、稲を収穫するため田んぼの水を抜く様子などを表しています。収穫期の田んぼというと、私は五箇山の相倉合掌造り集落(世界文化遺産)を訪れたときの景色を思い出します。この日はあいにくの曇り空でしたが、三角形の茅葺き屋根と黄金色の稲穂の情景が郷愁を誘いました。

五箇山の集落五箇山の集落

■鴻雁来(こうがんきたる)

10月8日~10月12日頃。渡り鳥である雁(がん)が北から渡ってくる頃を表しています。鴻雁(こうがん)は大きな雁という意味です。この時期、雁たちは寒い北方から温暖な地域へと移動し、V字に編隊を組んで飛ぶ姿が見られます。秋の深まりを感じさせる情景ですね。

雁の群れ雁の群れ

■菊花開(きくのはなひらく)

10月13日~10月17日頃。菊の花が咲き始める頃を表しています。菊は日本の秋を代表する花で、古くから高貴さや長寿の象徴とされ、重陽の節句(菊の節句)では無病息災を願ってお酒に菊を浮かべて飲む慣習があります。「菊まつり」もこの時期の風物詩です。愛好家が大切に育てた普段なかなか見ることのできない菊をたくさん見ることができるので、私も毎年地元で行われる菊まつりに足を運んでいます。

観賞用の菊観賞用の菊

■蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

10月18日から10月22日頃。昔の人はコオロギのことをキリギリスと呼んでいたそうです。コオロギの鳴き声は「リーリーリー」、キリギリスは「ギ――ィッチョン」のように全く違いますから、いつどうして呼び名が入れ替わったのか不思議です。蟋蟀在戸は秋の終わり頃にコオロギが戸口で鳴く様子を表しています。夜が冷え込み始めるこの頃、虫たちの声は秋の静けさを感じさせますね。

■霜始降(しもはじめてふる)

10月23日~10月27日頃。初霜が降りる時期を表しています。気温が低下して朝晩の冷え込みが強まると大気中の水分が地表で凍り、霜となります。霜は草木や作物に影響を与えるため、古くから季節の目安として注目されてきました。ところで霜は空から降ってくる訳ではないのにどうして「降る」なのでしょう?どうやら昔の人々は、目に見えないものの、雨と同じように霜も空から降ってきていると感じていたようです。

霜の降りた葉っぱ霜の降りた葉っぱ

原稿を書いている9月中旬時点では日中の最高気温が35℃近くまで上がる日もあり、子どもの頃はこんなに暑くなかったなぁ...と思ったりもします。温暖化の影響で日本は春と秋のない二季化に進んでいくとの研究データもあり、このまま温暖化が進めば七十二候と実際の気候は離れてゆくのかも知れません。今ある季節の移ろいを大切に、肌で感じていきたいものです。

スタッフのつぶやきコラム

大野屋テレホンセンターのスタッフが毎月交代でつづる、ゆる~いコラムです

~ 秋の味覚「りんご」 ~

暑さ寒さも彼岸までといいますが、なんとかこの酷暑をやりすごし、ようやく秋を迎えるといったところでしょうか。今月のコラム担当、関です。

秋の味覚、食欲の秋なんて言われるように、秋は食べ物がおいしい季節です。さんま、新米、松茸、栗、柿、ぶどう、梨...挙げればキリがありません。

その中でも、私がこの時期になると毎年楽しみにしているのが「群馬名月」と呼ばれるりんごです。11月ごろが収穫時期で、黄色の色味が特徴です。蜜がはいることもあって甘味が強く、この「名月」に出会ってからほかのりんごをほとんど食べなくなりました。

群馬名月群馬名月

流通量が少なく東京ではほとんど見かけないため、季節になると実家から箱で送ってもらっています。たまにスーパーで見かけることがありますが、ほかのりんごよりちょっとお値段が高めなのです。少しずつですが、街中で以前よりも見られるようになったのは、群馬以外での生産が増えてきたからのようです。

昨今は季節の旬にかかわらず、いろいろな食材が一年中楽しめるようになりました。それでもやっぱり、その時期にしか味わえないものはまだまだあります。食が運ぶ幸せとはまさにこれです。
今年の名月の仕上がりが楽しみでなりません。

お知らせ・イベント

◇メモリアルアートの大野屋の「人形供養祭」(要予約)

私どもメモリアルアートの大野屋では年に一度、3つの会場で人形供養祭を開催しています。
直近では11月4日(月・祝)の供養の日に常光閣(千葉市中央区)にて、常光山 本敬寺僧侶にご供養をしていただく貴重な機会です。皆さまが大切にされてきた「雛人形やぬいぐるみなどの人形」を感謝の気持ちを込めてご供養いたします。ご関心のある方はぜひ公式HPよりご確認下さい。

▶詳しくはこちら

◇終活セミナー(要予約)

終活とは、自分のお葬式やお墓、相続や遺言などについて計画をたて、残りの人生をよりよいものとするための事前活動といわれております。この機会にぜひ、当社の終活セミナーをご利用ください。

10/08 (火) 10:00~11:00
フューネラルリビング横浜
10/26 (土) 10:00~11:00
フューネラルリビング小平
2会場ともにテーマ:お葬式の費用

セミナー・イベント情報一覧ページからご希望のセミナーを選んでフォームからご予約ください。
お問い合わせ・ご予約は大野屋テレホンセンター 0120-02-8888 まで
365日 年中無休 営業時間 9:00~17:00

◇お墓のなんでも相談会(要予約)

「お墓を探している」「墓じまいを考えている」「樹木葬のことが知りたい」など、お墓に関する疑問やお悩みを、ぜひこの機会にご相談ください!いずれも開催時刻は10:00~16:00(最終受付15:30 ※荻窪会場を除く)です。

10/1(火)
武蔵野公会堂 3階第4会議室
10/7(月)
立川市市民会館たましんRISURUホール 地下1階サブホール
10/11(金)
千葉市民会館 3階第6会議室

こちらのお墓の相談会一覧ページからご希望の相談会を選んでフォームからご予約ください。

◇ソウルジュエリー公式Xフォロー&リポストキャンペーン

商品券10,000円分・QUOカード1,000円分など、15名様にプレゼント!応募締切10月31日(木)23:59まで

▶詳しくはこちら

◇YouTube大野屋終活ちゃんねる

メモリアルアートの大野屋がお届けする、お墓やお葬式マナーなど、供養事でお困りの方に向けたYouTubeちゃんねるです。

YouTube「大野屋ちゃんねる」

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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