第250号 「喪中の年末はどう過ごす?」(2024/11/26発行)
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特集「喪中の年末はどう過ごす?」 (2024/11/26発行) |
メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。メモリアルアートの大野屋の小林です。 先日、散歩の途中に道で赤い実をつけた植物を見つけました。クリスマスリースに使われる「セイヨウヒイラギ」とよく似ていますが、こちらは「センリョウ」。正月飾りで見掛ける植物です。冬はこれ以外にもナンテンやマンリョウ、モチノキなど赤い実を見かけます。この赤い色は、鳥に発見され、食べられて、種子を遠くに運んでもらうために進化したのだそうです。
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今月号 もくじ |
特集「喪中の年末はどう過ごす?」 スタッフの お知らせ・イベント |
特集 「喪中の年末はどう過ごす?」
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年末が近付くと、大野屋テレホンセンターには「喪中の過ごし方」についてのご相談が多く寄せられます。喪中の間に避けることや、喪中はがきの準備、お歳暮など...気を付けることが多いのです。今号では喪中に関わるお問い合わせの中でも特に多いことがらをご紹介します。 ■そもそも自分は喪中なのか? 近親者が亡くなった際は、故人の冥福を祈り、一定期間は晴れがましいことや派手な行動を慎みます。これを服喪(ふくも)といいます。そして服喪の期間であることを「喪中」といいます。喪中の期間がどれくらいになるか、昔は故人との関係により法令で決められていましたが後に廃止。現在では両親や配偶者などの近親者が亡くなった場合の喪中期間は、一年間とみている方が多いようです。一方、故人と「義理の関係」だった場合や「同居していなかった」場合にどう考えたらよいかとお問い合わせをいただくことがあります。 例えば、義理の関係とはいえ本当の親子同然のお付き合いをしていた、血を分けた兄弟姉妹でも成人してから連絡を取り合っていなかった、などさまざまなケースがありますが、喪中かどうかは「生前のお付き合いの深さや関係」で判断するのが実際のところです(廃止された法令では義理の関係は喪中ではありませんでした)。 ▶参考:YouTube「大野屋ちゃんねる」 ■喪中の場合、お歳暮はどうなる? お歳暮はお祝いではなく「日頃の感謝の気持ちを表す慣習」のため、喪中に贈ってはいけない訳ではありません。ただし注意しておきたいのは、贈るタイミングとかけ紙です。自分が喪中の場合も、相手が喪中の場合も、贈るのは忌明け(四十九日)後です。紅白の水引や熨斗(のし)の無い「無地の短冊」に「お歳暮」と書かれたものを使います。忌明けがお歳暮の時期(12月20日までが目安)を過ぎる場合には、お正月明けに「寒中見舞い」と書かれた短冊を付けて贈ります。 ■喪中だけど忘年会に行っても良い? 晴れがましい行いや派手な行動を控えるという観点から、四十九日を過ぎるまでは忘年会に参加するのもお誘いするのも避けた方が無難です。また、四十九日を過ぎてからは、少人数の集まりで羽目を外さない程度に参加するのなら差しつかえないと考える方が多いようです。 ▶参考:YouTube「大野屋ちゃんねる」 ■喪中の相手に喪中はがきを出して良い? 答えは「良い」です。喪中はがきの目的は「年賀状のやり取りがある方に対し、喪中のため新年のあいさつを控える旨を知らせる」ことにあります。ですから喪中同士でも出して差し支えありません。近いご相談に「葬儀に来てくれた方にも喪中はがきを出すの?」があるのですが、こちらも「年賀状のやり取りがある相手には、喪中はがきを出す」のが基本です。 ■喪中はがきを出せなかった場合は? 「年末年始に近親者が亡くなり、喪中はがきを出せなかった」というご相談も寄せられます。喪中期間の目安は約1年間なので、例えば2023年の年末~2024年の年始がご命日の場合、2025年は年賀状を出して差しつかえはありません。しかし、新年を祝う気持ちになれない場合や、文面に逝去の旨を記載したい場合は、お正月明けに「寒中見舞い」として出します。
ご判断に迷われる場合は、大野屋テレホンセンターでもご相談を承りますので、どうぞお気軽にご利用ください。 |
大野屋テレホンセンターのスタッフが毎月交代でつづる、ゆる~いコラムです |
~ 地元と近くの「道の駅」 ~ つい数日前まで秋とは思えない暖かさだと思っていたら、これからぐっと冷えてくるとの天気予報です。皆さま体調を崩さぬよう、どうぞご自愛いただければと思います。11月のコラム担当関です。 かねてから行ってみたいと思っていた、群馬県沼田市の近くにある道の駅「川場田園プラザ」へ行ってきました。
豊かな自然と地域の食材を使った食べ物や工芸品、季節のイベントも開催される地元愛に満ち溢れたスポットです。旅行誌「じゃらん」の全国道の駅グランプリでは2022年、2023年と2年連続で1位を、2024年は2位獲得しています。 川場村は私の地元からも程近いところです。口伝えに存在は知ってはいたものの、なかなか行く機会がなかったところ、埼玉に住む伯母も行ってみたいとのこと。ナイスタイミングとばかりに、実家へ帰りがてら伯母と連れだって行ってきました! 広い敷地には観光バスも出入りして、平日でも大賑わいです。いくつもある店舗のうち、あらかじめ狙いをつけていた「ミート工房」の山賊焼きと「カフェ・ド・カンパーニュ」の季節限定スイーツのモンブランカスタードクレープを楽しみに現地へ行ったのですが、どちらもまさかの定休日。調べてみると火曜日定休のお店が割と多く(泣)、何とも悔いが残る結果に...早々にリベンジを誓ったのでした。 しょんぼりと実家に帰ったら、きれいに色づいた紅葉が出迎えてくれました。例年であれば既に盛りを過ぎた時期ですが、今年は進みが遅いそうです。そして来週には雪が予想されているとのこと。タイミングが合えば、緑赤白の滅多にない景色が見られるかもしれませんね。
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お知らせ・イベント
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◇終活セミナー(要予約) 終活とは、自分のお葬式やお墓、相続や遺言などについて計画をたて、残りの人生をよりよいものとするための事前活動といわれております。この機会にぜひ、当社の終活セミナーをご利用ください。 12/4 (日) 10:00~11:00 セミナー・イベント情報一覧ページからご希望のセミナーを選んでフォームからご予約ください。 |
◇お墓のなんでも相談会(要予約) 「お墓を探している」「墓じまいを考えている」「樹木葬のことが知りたい」など、お墓に関する疑問やお悩みを、ぜひこの機会にご相談ください! ▼関東開催---- |
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◇YouTube大野屋終活ちゃんねる メモリアルアートの大野屋がお届けする、お墓やお葬式マナーなど、供養事でお困りの方に向けたYouTubeちゃんねるです。 ※YouTubeへ遷移します |
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