喪中はがき受け取る方
喪中には年賀状を控える。ごく当たり前に行われている"しきたり" ですが、その期間や範囲など、むずかしいところも少なくありません。仏事に関する電話相談を受け付けている「大野屋テレホンセンター」 にも、毎年、年賀はがきが売り出される頃になると、年賀欠礼に関する問い合わせが集中します。
喪中はがき(年賀欠礼)が届いたら
喪中はがきによって初めて相手の不幸を知った場合には、年賀状にかえて、お悔やみの言葉を添えた寒中見舞いなどを出したいもの。ただし、 すでに弔問をすませているような場合には、喪中はがきを受け取っても、あらためての返信は必要ないでしょう。
喪中見舞い 「亡くなられた事を知っている場合」
喪中見舞い 「亡くなられた事を喪中はがきで初めて知った場合」
あいさつの行き違い
年賀状を出してしまったあとに、先方から喪中はがきが届くことがあります。このような場合には、すぐにお詫びとお悔やみの書状を出すべきでしょう。 行き違いで年賀状を出してしまったこと、お悔やみが遅くなったことの非礼を詫びます。通知を受け取っていたのに、うっかり年賀状を出してしまった場合にも、 知らんぷりはせず、素直にお詫びをしたほうがいいでしょう。
喪中についての相談は
以上、喪中に関連する一般的なしきたりを紹介してきましたが、もちろん、しきたりは法律ではありません。しかし、そこがむずかしいところでも あるわけで、しきたりに従うにしても、しきたりを破るにしても、当人の社会人としての見識を問われることになります。ある意味では、 法律以上にややこしいといってもいいでしょう。「大野屋テレホンセンター」には、メモリアルアートの大野屋が仏事にかかわる幅広いサービスを通して培ってきた膨大な情報が集約されています。年賀欠礼に関する質問や相談にも、原則と現状の両方を 踏まえたアドバイスをさせていただきます。
